すこし前までは減塩対策として薄味がもてはやされていました。しかし
最近では薄味志向は少し影が薄くなって(シャレちゃいます)きたようです。
先日TVを見ていたら、レトルト食品などは、一口目でガツンとインパクトを
与えるために、かなり濃い目に味付けしているそうです。
だからヨットで何日も航海している人は、最初の一日、二日はその類の食物
を口にしたときは美味いと感じるけど、それ以降は水の量を倍近くして薄め
ないと食べられなくなるとか。
そういえば、このごろのラーメンブームでも、かなりコッテリ系が人気を博して
いるようですね。つけ麺など、最たるものですわナ。
昔の肉体労働者ならともかく、現代人が、そんな濃い味の食品ばかり食べ
ていて良いのか?と。フト思う今日この頃です。
濃い味食品を提供する→糖尿病などの成人病が蔓延→病院が儲かる
→病院費の負担が恐いので生命保険に加入する。
食品メーカーから保険業界までの「風が吹けば桶やが儲かる」方式の陰謀が
うず巻いていたりして・・・。
不慣れなグルメレポーターがよく口にする 「ゼンゼン臭みがないですね~」
食物にもそれを提供した相手に対しても、失礼なやっちゃ、ジビエ料理と
違うデ、と一人突っこんでしまう私です。
猪や熊の獣臭さを消すために、味を濃くするのは分かりますが、今の野菜
なんかほとんど土の香りなんてしませんやね。
「風ふけば」計画の他に考えられるとしたら、いったい食品に含まれるナニを
隠匿しようとしているのか?保存料?農薬?オソロシや・・・・。
なんてコトを考えつつ、インスタント焼きそばを食っているワタクシです・・・。