秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

美山探訪その3。美山の藍染め工房。

2007年03月29日 17時47分42秒 | 旅ゆけば
今回訊ねた「ちいさな藍美術館」は重要伝統建造物郡保存地区(長い!)の
「かやぶきの里」の中にあります。
            

染色家の「新道弘之」さんの工房兼展示室で、この地区では一番大きな家です。
昔は小浜藩の役人達がこの村を訪ねると、この家が宿泊所にあてられたそうです。
              

               「一階工房」
  

 

              「二階展示室」
 

 



                    

二階の展示室は新道氏が日本を始め、世界で集めてきた藍のコレクションが
展示されています。屋根裏の萱もいいですね。

制作されているのは綿が主。やっぱり本藍の浴衣、いいなぁ。今年の「郡上踊り」
用に一枚造ってみようか・・・。

日本昔話のような村での一日でした。