優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

車を買う

2017-02-12 13:32:27 | 日記
今乗っている車は先月に三年目の車検を取ったので問題ないのだが、次男が使っている車が(私のおさがりで)9年目になり二代にわたって付いた傷も気になるところとなり、そろそろ何とかしなければと思っていた。もちろん次男は社会人なので自分で買えばいい話だが、金も無いし休みも無いしでそれどころではないといった様子。
そうしたら夫が、買ってまだ二年も経たない自分の車を次男にやってモデルチェンジした新型の車を買うなどと、とんでもないことを言い出すので、冗談じゃないとその話は却下。でも一応次男に
「お父さんの車フル装備だしお安くしときますよ」
と伝えると即座に
「あの大きな車をころがすのは嫌だ。それにあれはおじさんの乗るイメージの車だし」
と言うことでやはり即却下。
そこで考えた。私が車の運転をあと何年できるか。三月には改正道交法の施行で認知症診断も強化されるようだが、この先認知機能だけでなく俊敏な身体反応も衰えてくるだろうし、そうなったら自分はよくても他人様に迷惑かけることになるし…。などと思いを巡らせて、そうだ今は仕事でも使うから車は必要だ。そして仕事もあと5年くらいはすると思うけどその先の5年延長してまでやるかどうかはわからない。だったら車を買うのもこれが最後になるかもしれない。では私が今使ってる車を次男に払下げして、最後に自分の好きな車を買うことにしよう。そう思って今回は息子たちの意見や夫の意見を聞かず、乗ってみたい車を購入することにした。乗用車タイプではなく乗り降りが楽で荷物が積みやすいやつだ。街乗りならそれで十分だ。そして夫の反対を押し切って、色もツートンにした。特殊な色は3万円しかもツートンカラーはプラス5万円となり、よっぽどあきらめようかと思ったが、昔から一度やってみたいと思っていたので決めた。オプションで付けたいものもあったのでそれなりの値段になったが、それこそ指輪だのブランド物だのには全く興味ないので、車の色に使ったと思えばいいかなと自分で納得した。納車は4月か、もしかしたら5月になるかもとのこと(やはり塗装にも時間がかかるだろうし、しょうがない)

豚に真珠じゃなくてよかったこと

2017-02-10 23:20:23 | 日記
先日、地元の劇団のミュージカルのチケットを貰った。
チケットをくれた友人には
「旦那さんとご一緒にどうぞ」
と言われたのだが端からその気はなく、たまたま妹が遊びに来る日だったので聞いてみたら興味ある、行ってみたいと言う。
そういえば妹は劇団四季の公演を見るために働いていると豪語するくらいミュージカル好きなので、地元の小規模な劇団を観るのもたまにはいいんじゃないかと思って妹を誘って行くことにした。
出演者4人で15役を演ずるというので、それぞれの役の仕種や声色などの使い分けにも興味がそそられたり、町娘の役はドンピシャだけど絶世の美女役はちょっと違うな、などと思いながらまずまず楽しむことができた。
妹は劇団四季の公演をしょっちゅう見に行ってるので、きっとこんな田舎のミュージカルなんかつまらなかったのではと思っていたら、終わったら熱心にアンケートを書いていて、感動したと言っていた。
それはよかった、誘った甲斐があるというものだ。帰りに役者さんたちと写真も撮ってもらって、それは田舎ならではのアットホームさでうれしかった。

チケットをくれた友人は若いとき夫とも同職したことがあるので夫のことは知らないわけではないのだが、
夫は芸術オンチですから!残念!(かなり古いな)
夫にミュージカルのチケットは、豚に真珠、猫に小判、もう一つ、犬に論語ですから!

指輪

2017-02-09 21:11:40 | 日記
グループホームから電話が来て、入所している姑の指輪を預かっているので今度面会に来た時お持ち帰りくださいとのことだった。
先日気が付いたのだが、姑は右手と左手の薬指に指輪をしておりそれぞれ一個ずつだと思っていたら全部で三個だった。
私は職業柄指輪は普段からしないし何よりそういったものに全く興味ないので、一応過去に夫からもらったエンゲージリングと結婚指輪も家の中を探さないとどこにあるかわからなくなっている。なので姑が何十年もそれらの指輪をしていること自体考えられないことだった。
最も姑の場合はエンゲージリングではなく、それを買ってもらえなかったことで舅にずっと不満を言い続け、退職金が出たときに宝石店へ行って自分で買った〇十万円の指輪なのだが。
だいたいその指輪をずーっとつけっぱなしで外したことがないので、認知症になってからはますますそれは自分の体の一部みたいに思ってるらしく指が赤くなろうがかゆくなろうが取ろうとせず、親切心から外してやろうとしたデイの職員のことを泥棒呼ばわりしたこともあった。
それが今回グループホームで指輪を外したというのでびっくりして思わず「よく納得させることができましたね」と言ったらやはり最初のうちは返してくれと何度も言われたそうだ。

〇十万円の指輪。姑が満足して今まで身に着けていたのだからたぶんその価値はあったのだろう。
でも私には不要なものだな。お金の価値は世間が決めるけれど物の価値って自分次第だからな。
貴金属の類は私にとっては何の価値も持たないってことだね。

突然

2017-02-06 18:39:19 | 日記
久しく会ってない友人から、仕事を辞めるとメールが来た。
定年まであと1年あるのだがそれを待たずに今年度でやめることにしたとのことだった。
思えば普段何ということなく生活しているがそれも身体が健康だからこそで、心身のどこかに異常があれば普通の暮らしさえ覚束ないのだなぁとつくづくそう思った。
元々彼女は丈夫な方では無かった。痩せたいと言い続ける私に対し太りたいと言い続ける彼女は、体重もここ何年か前から34キロ以下になり低栄養と言われ栄養剤が処方されていた。
若いころは気が付かないかもしれないが、体の外側の美容や見た目ではなく内側の筋肉や内臓こそに気を配らなければいけないのだなと思う。
美容や見た目では太刀打ちできない私は先日体年齢がー20歳と言われたことでちょっぴりうれしかったので。