国民の休日・美保之碕

2010-05-23 01:18:31 |  ’10GW
灯台の敷地を囲う高い壁の外側を、左からぐるり歩いてみました。
海まで急に切れ込んだ灌木の茂る斜面の向こう、崖の下には大きな岩礁が波間に顔を出し、釣り人が小さく動いてます。
何が釣れるのでしょうね。
広々として気持ちいいですが、海はのっぺりとして被写体としては難しい。
面白いものが無いか探しながら歩きますが、変化少なく、敷地の裏手まで来ちゃいました。

おっ。
鳥居がある。
賽銭箱も置かれていますが、なんか変です・・。
んん?鳥居の向こうに何も無い!


なはは、面白いですね。
海を祀っているんだ、きっと。
山を御神体とする神社はよくありますが、海を対象にしてるのを見るのは初めてです。
横に解説板がありました。


なるほど、そうなんだ。
おいしい魚が食べれるよう、お賽銭を投げてお願いしておきました。
そういえば、安芸の宮島も海を祀ってるんでしたっけ。
普通にありましたね。

鳥居の下から灯台を仰ぐ。


小さな敷地なのであっという間に一周。
敷地内に入り、灯台と正面から向かい合います。
背は低く、がっしり寸胴型。
格好よくは無いですが、誠実そうな感じ。
中には入れず、白壁を眺めるのみ。

隣の建物に入ってみると、巨大なガラス細工の工芸品が、デンと据えられてます。


灯台の初代レンズだそう。
当時日本にこのレンズを造る技術はなく、フランス製だって説明書きが。
建物内にはその他、チョロっと灯台関連の展示物やお土産が置いてあり、食堂がありましたが、取り立てて書く事もなし。

遊歩道を歩き、駐車場へ戻りました。


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2 コメント

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お賽銭 (Aちゃん)
2010-05-23 11:42:01
「美味しい魚が食べられますように」のお祈りはえらい!
何か祀っているから鳥居があるとは思いましたが見えない先の島とは....。
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離れ島 (よかばか)
2010-05-26 01:50:27
過年、夏、釣り好きの知人に連れられて、渡し舟で岩礁と言える小さな島に下ろしてもらった事があります。
船で移動するときの気持ちよさはなんとも言えませんでした。
その時は釣りをしたわけでなく、泳いでサザエやアワビなんかを取って、日がな一日を楽しんだのですが。
今回も、眼下に見える島の周りを小さなボートが白い航跡を残し、幾つも走っていました。
ちょっと思い出しました。
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