ショットの満足度と試合の勝ち負け

2024-09-29 16:54:49 | テニス
最近のストロークとボレーの調子は一進一退。
可もなく不可もなく、なんとなくこなしている。
ダブルスだから大体半分のボールに関与し、さらにその半分がストロークとボレーに振り分けられる。
だから一つストロークミス、ボレーミスをしても、1ゲーム内に占めるポイントの極一部と言える。
それに比べてサーブはそのゲームの全てのポイントに絡む出だしのショットで、その成否はゲームの行方に大きな影響を与える。
先日、せった試合で自分のサービスゲームを二つブレイクされて負けてしまった。
その後の試合ではサーブの調子が上がり、サービスゲームをキープし試合にも勝つことができた。
やはりサーブは重要なショットなんだなあと、改めて認識。
もう少しサーブについていろいろと考えた方がいいなと思い直した。

自身のサーブのスイングにおける最近注意しているポイントは体軸を立てることと脱力である。
たまにメンバーの誰かが練習中の動画を撮ったのを見せてもらうと、サーブの時の姿勢が歪んでいるのがよく分かる。
ダブルフォルトをすると、次はなんとかサービスボックスに入れようと小手先の修正を繰り返してきた。
極端に縦方向の回転をかけて入れようとしたり、力加減で長さを調整しようとしたり。
でも土台が歪んでいるので飛んでいく方向が定まらず、入ったとしても威力なく簡単に返されてしまう。
なのでまずは姿勢を正すことを意識する。
体軸を真っ直ぐに立て、なにも余計なことはせずにスイングする。

自分ではニュートラルにスイングしようとするのだが、スイングの最後で下に押さえ込もうとする動きになったり、身体が前に倒れ込んでしまったりする。
何がいけなくてそうなるのか分からないので手に負えないが、それでも次に打つ時はもう一度ニュートラルに打つよう心がける。
そうして理想的なフォームを崩さずにスイングできたときの結果をフィードバックする。
オーバーするなら同じスイングスピードで(これが難しい)少し低めを狙い、ネットするなら少し高めを狙う。
ボールを送り出す高さだけ注意すれば良いように修正箇所を単純にするのだ。
そうして安定して打てるようになったらスピンを加えたりスイングスピードを上げていく。
それでバランスが崩れたらまたニュートラルなスイングに戻す。

正しい姿勢で打つといいサーブになるようで、軽く打ってるように見えるのに伸びのあるボールがいくからか、あっ、差し込まれたな、と分かるショットをしてくれる。
そんなサーブが毎回打てるようになりたいね。
このところ一つ一つのショットの満足度を追いかけてきた。
ミスはしつつも、いいショットが打てれば溜飲も下がる。
でも勝ち負けの分かる4ゲーム先取の試合をしたりすると結果が記憶に残る。
両方でよい感触を残して帰途に着きたいものだ。