心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

夏至の飲食

2016-06-21 08:43:12 | 季節の話(二十四節気他)

21日は夏至です。

 

養生などについてはひとつ前のブログを参考にしてください。

今年は節気の日には「飲食」についてを載せています。

 

 

二十四節気養生さまより

饮食调养,有夏时心火当令,心火过旺则克肺金之说(五行的观点),故《金匮要略》有“夏不食心”的说法。根据五行(夏为火)、五成(夏为长)、五脏(属心)、五味(宜苦)的相互关系,味苦之物亦能助心气而制肺气。夏季又是多汗的季节,出汗多,则盐分损失也多,若心肌缺盐,心脏搏动就会出现失常。中医认为此时宜多食酸味,以固表,多食咸味以补心。《素问·臧气法时论》曰:心主夏,“心苦缓,急食酸以收之”,“心欲耎,急食咸以耎之,用咸补之,甘泻之”。就是说藏气好软,故以咸柔软也。从阴阳学角度看,夏月伏阴在内,饮食不可过寒,如《颐身集》所说:“夏季心旺肾衰,虽大热不宜吃冷淘冰雪,蜜水、凉粉、冷粥。饱腹受寒,必起霍乱。”心旺肾衰,即外热内寒之意,因其外热内寒,故冷食不宜多吃,少则犹可,贪多定会寒伤脾胃,令人吐泻。西瓜、绿豆汤、乌梅小豆汤,虽为解渴消暑之佳品,但不宜冰镇食之。按中医学的脏与脏之间的关系讲“肾无心之火则水寒,心无肾之水则火炽。心必得肾水以滋润,肾必得心火以温暖”从中不难看出心、肾之间的重要关系。

    夏季气候炎热,人的消化功能相对较弱,因此,饮食宜清淡不宜肥甘厚味,要多食杂粮以寒其体,不可过食热性食物,以免助热;冷食瓜果当适可而止,不可过食,以免损伤脾胃;厚味肥腻之品宜少勿多,以免化热生风,激发疔疮之疾。

    夏季食谱:

    荷叶茯苓粥:

    [配料] 荷叶1张(鲜、干均可),茯苓50克,粳米或小米100克,白糖适量。

    [做法] 先将荷叶煎汤去渣,把茯苓、洗净的粳米或小米加入药汤中,同煮为粥,出锅前将白糖入锅。

    [功效] 清热解暑,宁心安神,止泻止痢(对心血管疾病、神经衰弱者亦有疗效)。

    

    凉拌莴笋:

    [配料] 鲜莴笋350克,葱、香油、味精、盐、白糖各适量。

    [做法] 莴笋洗净去皮,切成长条小块,盛入盘内加精盐搅拌,腌1小时,滗去水分,加入味精、白糖拌匀。将葱切成葱花撒在莴笋上,锅烧热放入香油,待油热时浇在葱花上,搅拌均匀即可。

    [功效] 利五脏,通经脉。

    

    奶油冬瓜球:

    [配料] 冬瓜500克,炼乳20克,熟火腿10克,精盐、鲜汤、香油、水淀粉、味精各适量。

    [做法] 冬瓜去皮,洗净削成见圆小球,入沸水略煮后,倒入冷水使之冷却。将冬瓜球排放在大碗内,加盐、味精、鲜汤上笼用武火蒸30分钟取出。把冬瓜球复入盆中,汤倒入锅中加炼乳煮沸后,用水淀粉勾芡,冬瓜球入锅内,淋上香油搅拌均匀,最后撒上火腿末出锅即成。

    [功效] 清热解毒,生津除烦,补虚损,益脾胃。

    

    兔肉健脾汤:

    [配料] 兔肉200克,淮山30克,枸杞子15克,党参15克,黄芪15克,大枣30克。

    [做法] 兔肉洗净与其它配料武火同煮,煮沸后改文火继续煎煮2小时,汤、肉同食。

    [功效] 健脾益气。

    此外,西红柿炒鸡蛋,也是夏季时令菜。


日本語

飲食による養生について、夏はかんしゃくを起こしやすく、かんしゃくが度を越して肺の金を克つという説(五行の観点)もある。そのため、『金匱要略』には「夏になると、心を食べない」という言い方がある。五行(夏は火である)、5成(夏は長である)、五臓(心に属する)、5味(苦くなければならない)の相互関係に基づいて、味が苦いものも心の気を助け、肺の気を制することができる。夏季はまた汗が多くなる季節であり、汗が多く出るなら、塩分の損失も多くなり、もし心筋に塩が欠けるならば、心臓の脈拍に異常をきたすことになる。漢方医はこの時になると、酸味を多く食べ、表を固め、すっぱ味のものを多く食べ、心を補わなければならないと見ている。『素問・臓気法時論』は、心は夏を主とし、「心の苦しみをゆるめ、酸味を急いで食べてそれを収め」、「心に欲望があれば、すっぱ味を急いで食べてそれを補い、すっぱ味でそれを補い、甘で下痢をする」と書かれている。つまり臓の気はやわらかいものを好み、ゆえにすっぱ味でそれをやわらかくするということである。陰陽学の角度から見ると、夏の月には伏せる陰が内部にあり、飲食が冷たくすぎてはならず、たとえば『頤身集』は、「夏季になると心が盛んで腎臓が衰え、気候が暑くなるが、冷たい氷と雪、甘い水、涼粉、冷たいかゆを食べるべきでない。腹いっぱいになると体が冷え込み、コレラにかかりやすくなる」としている。心が盛んで腎臓が衰えるというのは、つまり外が熱くて内部が寒いという意味であり、外が熱くて内部が寒いため、冷たいものを多く食べるべきでなく、少なめならよいが、多くむさぼり冷たいために脾臓、胃を傷つけ、吐瀉となる。スイカ、緑豆のスープ、ウメの実入りのアズキのスープは、渇きをいやして暑気を払う上物であるが、氷で冷やして食べてはならない。漢方医学の臓と臓の関係に基づいて「腎臓に心の火がなければ水が冷たく、心には腎臓の水がなければ火が激しい。心はどうしても腎臓の水を得て潤し、腎臓はどうしても心の火を得て暖かくする」としている。その中から心、腎臓の間の重要な関係を容易に見て取ることができる。

 

 夏季は蒸し暑く、人の消化機能が相対的に弱くなり、そのため、飲食はあっさりしたものを取るべきで、脂っこいもの、甘いもの、濃いものを食べるべきでなく、雑穀を多く食べてその体を冷たくし、熱いものを食べすぎてはならず、熱を助長しないようにする。冷たい食品、青果は適当なところでやめ、食べすぎてはならず、脾臓、胃を傷つけないようにする。濃厚な味のもの、脂っこいものは少なめにしなければならず、熱くなって風邪を引き、疔、瘡などの病気を引き起こさないようにする。

 

夏季の献立

 

ハスの葉と茯苓のかゆ

 

[材料] ハスの葉1枚(新鮮なもの、干したもののどちらでもよい)、茯苓50グラム、うるち米あるいはアワ100グラム、白砂糖を適量

[調理法] まずハスの葉を湯の中で煎じてアクを取り除き、茯苓、きれいに洗ったうるち米あるいはアワを薬としての湯の中に入れて、一緒に煮てかゆにし、ナベから取り出す前に白砂糖をナベの中に入れる。

[効能] 熱を下げて暑気を払い、心が安らかになり神経を鎮め、下痢を止める(心臓血管の疾病、神経衰弱の者に対しても効能がある)。

 

チシャのあえ物

 

[材料] 新鮮なチシャ350グラム、ネギ、ゴマ油、味の素、塩、白砂糖それぞれ適量

[調理法] チシャをきれいに洗って皮を取り去り、細長い形の小さな塊に切り、お皿に盛り付けて精製塩をまぶし、1時間塩漬けにし、水気をきってから、味の素、白砂糖を入れてよく混ぜる。ネギをみじん切りにしてチシャの上に散らし、ナベが熱くなればゴマ油を入れ、油が熱くなってからネギのみじん切りの上にかけ、よく混ぜればよい。

[効能] 五臓に役立ち、経脈をすっきりさせる。

 

クリームとトウガンのボール

 

[材料] トウガン500グラム、練りミルク20グラム、熟したハム10グラム、精製塩、新鮮なスープ、ゴマ油、といたカタクリ粉、味の素それぞれ適量

[調理法] トウガンをきれいに洗って皮を剥き、円形の小さなボール状に削り、

お湯の中に入れて少し煮てから、冷たい水を入れて冷やす。トウガンのボールを大きな茶碗の中に並べ、塩、味の素、新鮮なスープを入れてせいろうで強火で30分間蒸してから取り出す。もう1度トウガンのボールをドンブリの中に入れ、スープをナベの中に入れて練りミルクを加えて煮沸させてから、といたカタクリ粉であんかけをし、トウガンのボールをナベの中に入れて、ゴマ油をたらしてよく混ぜ、最後にハムのすりつぶしたものをかけてナベから取り出して出来上がりとなる。

[効能] 熱を下げ、解毒し、唾液の分泌を促して悩みをなくし、虚弱さを補って、脾臓、胃に益する。

 

脾臓を丈夫にするウサギの肉のスープ

 

[材料] ウサギの肉200グラム、淮山30グラム、クコの実15グラム、党参15グラム、黄芪15グラム、ナツメ30グラム。

[調理法] ウサギの肉をきれいに洗り、その他の材料を入れて強火で煮て、煮沸してからとろ火で引き続き2時間煮て、スープ、肉を食べる。

[効能] 脾臓を強くし、気を益する。

そのほか、トマトとタマゴの炒め物は、夏季の料理でもある。



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