熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

生漆(きうるし)

2017-08-01 05:05:01 | 文章
8月1日(火)、曇り。

8月に入りました。
今年もあと5ヶ月。
昨日、漆がやっと届きました。
去年の生漆です。


「やっと」というのは、昨年から注文していたモノだからです。
漆屋さんは、そのたびに「今年のが生産地からマダ届かないんです」とのことでした。
この連絡を半年ぐらい前から、何度か頂きました。
その都度、「マダ少し、去年のがありますから、良いですよ」と申し上げていました。

そして10日ほど前、「やっと入荷しました。ソレニシテモ、いつもは秋口に送られてくるんですがね」。
との電話を貰いました。

そして昨日、「生漆が6本届きました」。
丁度、手持ちの生漆がいよいよ無くなる直前のことです。
と、云うことで、昨日、早速使いました。
新しい漆は、早く乾くのです。
これが新しい漆の良いところなんですね。
この結果は、今日、分かります。
お楽しみに。

ところで、生漆はどんなところに使うのかです。
私の場合は拭き漆。箱に使うことが多い。
透き漆に比べ、やや濃い色に仕上がります。
彫り駒の下地に使うこともあります。
そのほか、普通の精製漆に混ぜて、乾きを早くするとかです。

では、また。

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