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熊澤良尊の将棋駒三昧

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豊島龍山が使った字母紙

2011-07-23 07:30:04 | 写真
7月23日(土)、曇り。

このところ涼しい日が続いていています。

お陰さまで、昨日もそう大汗をかくことなく外で仕事が出来ました。
と言うより、涼しいので外で、木地のアレンジ作業を、夕方まで行いました。
今日もそのつもりです。

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豊島龍山が実際に使った字母紙。
30年近く前に、豊島とみさんから譲っていただいた中に、先日の駒の字母紙がありますので、写真をアップしておきます。
左側に見えるのは、数次郎の字母帳です。
下に少し見える赤いのは、駒型の字母。赤いのは朱肉でスタンプ代わりにしてい
た証でもあります。
とみさんから、このような豊島家で使用していた駒づくりの遺品を、段ボール一杯譲っていただきましたが、字母帳だけは豊島家に残したいとのことで、コピーのため一時拝借して、お返ししました。
それらのほんの一部は、「名駒大鑑」に写真で載せておりますが、この字母紙は機会がなかったので今回が初公開です。





同じものが3枚あり、いずれも一部の駒が切り抜いてあります。
紙は、そう薄くはありませんが、謄写版で印刷したものです。
太郎吉か数次郎かも不明で、文字自体もあまりあく抜けはしておりません。
しかし、とにかく豊島龍山が実際に使っていたもので、補充(作り直し)のために一つだけ切り抜いた残りのようです。
その中の1枚には、墨書で「水無瀬大納言兼俊卿筆跡」とありますね。
この文字ですが、数次郎の筆跡に比べ、チョッと違うようなので、父親の太郎吉さんのものではないかと思っています。
そのことを、とみさんから聞いておけば、ハッキリしたのです。
慶之助さんでしたか、数年前に息子さんから電話と手紙を戴いているので、その内に聞いておこうと思います。
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