3月9日(日)、晴。
本日の映像は「守幸」ではなく、正しくは「兼成卿水無瀬」でした。
とんだ勘違いで、説明が間違っていました。訂正いたします。
久しぶりの彫り駒。
彫り駒は得意でなく、あまり作らないのですが、リクエストの応じました。
同じ文字で、盛り上げも作成中。
こちらの出来上がりは、後ほど。
3月9日(日)、晴。
本日の映像は「守幸」ではなく、正しくは「兼成卿水無瀬」でした。
とんだ勘違いで、説明が間違っていました。訂正いたします。
久しぶりの彫り駒。
彫り駒は得意でなく、あまり作らないのですが、リクエストの応じました。
同じ文字で、盛り上げも作成中。
こちらの出来上がりは、後ほど。
王将や飛角、香車の太い縦線や横線の広い部分は片側に寄せて彫る感じに見えます。
村川秀峰氏の彫りゴマもそうでしたが、そのほうが味がある気もします。
彫埋めや盛上げの彫りは又違うのでしょうか?
他方、熊澤先生の40年近く前の淇洲書は左右均等の文字どおりの薬研彫りで、こちらはこの方が書体にあっている気もします。
簡単にすれば馬鹿になる、使わなければ退化する、
とも言えましょう。
私も薩摩つげの孔雀杢セットを2組買って、10年前に王将の孔雀杢を4枚製材していたので、
買った王将4枚を飛車角にした、すごい孔雀杢の1組と残った普通の孔雀杢1組を眺めて、彫らないほうが良いのではとか、熊澤先生にお願いしたほうが良いのではとか、それとも孔雀杢を生かす超細字の彫りゴマ新書体を開発しようか、考えてはニヤニヤしています。
まあ、退化の一種でしょうね。
ご自分で、駒にされるのも良いのでしょうが、下手に何もしなかった方が、価値が高かったということも十分考えられますね。
立派な駒にということなら、信頼できる人に任せるのが最善手だと思います。
現状では木地のままが良いのです。
今考えているのは、
銘駒大鑑の坂田好み塩見吉之助作?
の中村眉山書と言われる筋彫りの駒です。
筋彫りなら杢を損なうことが少ないかなとか。
いや、三田玉枝を極細字にすればもっと良いか?
はたまた邪道で、孔雀杢を邪魔しない左下に一字彫りか?
取りあえず、コマの大きさを整え研磨しようかなと思います。(杢を優先した結果、もとの王が飛車角、飛車角が金、金が銀、銀が桂馬で、香車は香車なので、銀(桂馬)の底を0.7mmほど削る必要があります。)