熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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作品 文章 写真 販売品

今日の映像

2017-09-18 19:35:52 | 文章
ある方からの電話。
「知り合いの数学の先生の話では、歩兵を円く並べると、18枚で丁度円に成ったそうです。
それなら駒の左右両サイドの角度は80度。それが駒の角度なのだが・・と云っています。
熊澤さんの考えはどうですか?」と聞かれました。

「うーん。駒の正しい角度と云われても、私は全く数字に拘ったことはありませんね。
その人が持っている駒の歩兵18枚でたまたま円になったのでしょう。たまたまということで、
それ以上の理由は無いと思います。角度が何度だとかは、私は全く無頓着ですね。
要は、5角形全体の姿が見た目で美しいかどうかです。
大昔、駒を作り始めた頃は、何枚で円になるかと並べたことはあったと思います。しかし、
何枚だとかの数字にこだわることは、全くの無意味だと思いますよ。まあ、この電話を切ってから、
自分の駒で円く並べてみて、何枚になるか確かめてみようと思いますがね」。

という意味の返事をしました。
で、手元の駒で円くやってみました。
その映像です。


結果は、20枚でした。
と言うことは、この場合、360度÷20=18度。
左右の斜め角度は、底面を基準に、90-18/2=81度。
と言うことになりました。
だがこれは、単なる数字遊びに過ぎないと思います。

「えっ、下にある白い駒ですか」。
「ああこれですか、これは400年前の将棋馬日記に記載されている象牙製の中将棋の推定復元品。
仕事場に展示品として、いつもご覧いただけるように展示している水無瀬兼成さんの駒のレプリカです。
数年前に復原制作しました。慶長年間に、このような象牙製の中将棋が作られて、一組は徳川家康、
もう一組は豊臣秀頼に渡った、と言うことです。勿論2組とも、その所在は今は分かりません。
何せ400年前のことですから、とうの昔に消失してしまった。それに相違ありません」。







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台風は過ぎた

2017-09-18 06:28:38 | 文章
9月18日(月)、曇り。

台風は、北の方へ過ぎ去りました。
でも、昔のように、台風一過とは言いがたく。
しかし、午後からは晴れるらしい。
今日は、台風の後片付けから、です。

木村豊島戦。
ビデオで、もう一度見ました。
もう一度というのは、途中から寝ているのです。
寝る子は育つと云いますが、ね。
どうなんでしょうか。

台風と言えば、解散風。
これも日本列島に吹き荒れそう。

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駒の写真集

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