熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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普通に書く気持ち

2016-08-30 05:32:44 | 文章
8月30日(火)、晴れ模様。

昨日からの雨は止んで、今は晴れ模様に。
気温も低下して、夜涼し。

裏庭では、鈴虫の音。
この間、買ってきた10匹。
裏の草むらに放ちました。
増えるといいな。

ーーーー
昨日の盛り上げ仕事。
夕刻からは「錦旗」。
例によって、手始めは「と金」。


ところで、「快調」はそのまま継続。
「快調」とは、気持ちの良い調子。
書いていて「心良い」のです。

漆を付けた筆先。
使うのは、ホンの0.2ミリか0.3ミリ、あるいは0.5ミリほどでしょうか。
ある時は筆先であり、ある時は筆の腹を使ったり。

思いは、あくまで生きた文字。
で、できるだけ普通に文字を書く。
かすれてはいけないので、漆は何回か継ぎ足してやる。
これを流れるように、そして普通に書く。

それが快いリズム。
筆は途中で止めず、最後まで書く。
普通に書くとは、自然に書くと言うこと。
原則は一筆で、漆が足らないときは、足してやる。
これで生きた文字が書ける。

これに対して、塗り絵のような看板文字。
アウトラインを何度も繰り返すレタリング文字。
これでは、生きた文字にはならないのですね。






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