8月18日(日)、晴れ。
札幌のKさんから「中将棋駒の布盤」についてのコメントをいただきました。
分かりやすいように、こちらにも貼りつけさせていただきます。
布盤と駒 (札幌K)2013-08-17 18:39:12こんばんは
対局用に 二回りほど大きな布盤を用意しました
http://plaza.rakuten.co.jp/voyager74656/diary/201308170000/
http://plaza.rakuten.co.jp/voyager74656/diary/201308170001/
この大きさだと私の指でも 周りの駒を散らさずに済みそうです
先生に用意していただいた布盤は詰中将棋の問題を並べるのに使っています
考えている時間が長いのであまり駒を動かさないし、小さい机の上で解答するのに 丁度よい大きさです
もう少し慣れてくれば 密集した駒の間でも上手に指せるようになりそうです
それより 駒の動きになれる方が大切ですね
少し解説しておきますと、
「中将棋駒」は、(普通の将棋駒よりひと回り小さい)レギュラーサイズです。
当方から駒と榧の中将棋盤と一緒にお届けした布盤は、大小2種類。
大は、碁盤に近いサイズですが、僅かに小さい。
小は、更にこれより2センチほど小さい、ギリギリのコンパクトサイズ。
Kさんのブログには実際にその布盤を使っている様子がアップされています。
ところで問題は、駒を持ちあげようとすると、隣の駒に指が触れて「チョッと指しにくい」との感想です。
で、Kさんは少し大きいゆとりサイズの布盤を作り、実戦ではこれを使っているとのこと。
ただ、「慣れてくると立て込んでいても、上手く駒を扱えるようになるのかもしれない・・」。
ともおっしゃっています。
それに対して、当方の返事もアップしておきます。
少し大きめの布盤も制作して、実戦で試しておられる様子を拝見。同慶の至りです。
ところで、中将棋駒の扱い方ですが、もう一つの方法もあるように思います。
これも試していただければ、どうでしょうか。
具体的には、親指と中指(あるいは人差し指)の2本を使う訳ですが、
まず中指で駒の頂点付近を(やや向うに)押すと、気持ち、駒尻を浮かせることが出来ます。
そうして浮いた駒尻の角に親指を添えると、周りの駒に触ることなく持ちあげることが出来ると思います。
いかがでしょうか。この方法を一度試してください。
実は、古将棋の場合、今の将棋とは指し方とか指先での駒の扱い方が少し違うと思うのです。
「水無瀬駒」はじめ、古い将棋駒(特に古い中将棋駒)には、そのヒントがあるという見方です。
駒が立て込んだ将棋は、それなりの最適な駒の大きさや形、厚みがあり、それに向いた指し方があるという考え。
中将棋駒も、とにかく実戦で扱いやすいことが基本。
駒はこれに沿ったものでなければならないと思っています。
これは以前「大局将棋駒」の折にも同じことを考えて、駒の大きさや形、厚みなどを試行錯誤しました。
盤上の駒の扱い方法に関しては、特に駒の厚みの角度。
つまり、頭と尻の厚みの格差はどれくらいが良いのか。
これが駒の操作に関係してきます。
Kさんに試して貰いたいのは、この格差を利用した駒操作です。
対して「布盤」ですが、
同時にお届けした榧の中将棋盤とは違って、差し支えない範囲でコンパクトにするのが良いという考えです。
最初は紙に描いた大小の盤で試しながら、最初はギリギリ小さな寸法に決めて試作品を作ってみました。
ただ、あくまでこの寸法は小生用で、一般的にはもう少しゆとりがある方が良かろうと、数センチ大きくしたものも作ってみました。Kさんにお届けした大小は、この二つ。
ということで、布盤ご愛用のKさんには、使用しての忌憚ないご意見をお願いしているところです。
Kさん、よろしくお願い致します。
札幌のKさんから「中将棋駒の布盤」についてのコメントをいただきました。
分かりやすいように、こちらにも貼りつけさせていただきます。
布盤と駒 (札幌K)2013-08-17 18:39:12こんばんは
対局用に 二回りほど大きな布盤を用意しました
http://plaza.rakuten.co.jp/voyager74656/diary/201308170000/
http://plaza.rakuten.co.jp/voyager74656/diary/201308170001/
この大きさだと私の指でも 周りの駒を散らさずに済みそうです
先生に用意していただいた布盤は詰中将棋の問題を並べるのに使っています
考えている時間が長いのであまり駒を動かさないし、小さい机の上で解答するのに 丁度よい大きさです
もう少し慣れてくれば 密集した駒の間でも上手に指せるようになりそうです
それより 駒の動きになれる方が大切ですね
少し解説しておきますと、
「中将棋駒」は、(普通の将棋駒よりひと回り小さい)レギュラーサイズです。
当方から駒と榧の中将棋盤と一緒にお届けした布盤は、大小2種類。
大は、碁盤に近いサイズですが、僅かに小さい。
小は、更にこれより2センチほど小さい、ギリギリのコンパクトサイズ。
Kさんのブログには実際にその布盤を使っている様子がアップされています。
ところで問題は、駒を持ちあげようとすると、隣の駒に指が触れて「チョッと指しにくい」との感想です。
で、Kさんは少し大きいゆとりサイズの布盤を作り、実戦ではこれを使っているとのこと。
ただ、「慣れてくると立て込んでいても、上手く駒を扱えるようになるのかもしれない・・」。
ともおっしゃっています。
それに対して、当方の返事もアップしておきます。
少し大きめの布盤も制作して、実戦で試しておられる様子を拝見。同慶の至りです。
ところで、中将棋駒の扱い方ですが、もう一つの方法もあるように思います。
これも試していただければ、どうでしょうか。
具体的には、親指と中指(あるいは人差し指)の2本を使う訳ですが、
まず中指で駒の頂点付近を(やや向うに)押すと、気持ち、駒尻を浮かせることが出来ます。
そうして浮いた駒尻の角に親指を添えると、周りの駒に触ることなく持ちあげることが出来ると思います。
いかがでしょうか。この方法を一度試してください。
実は、古将棋の場合、今の将棋とは指し方とか指先での駒の扱い方が少し違うと思うのです。
「水無瀬駒」はじめ、古い将棋駒(特に古い中将棋駒)には、そのヒントがあるという見方です。
駒が立て込んだ将棋は、それなりの最適な駒の大きさや形、厚みがあり、それに向いた指し方があるという考え。
中将棋駒も、とにかく実戦で扱いやすいことが基本。
駒はこれに沿ったものでなければならないと思っています。
これは以前「大局将棋駒」の折にも同じことを考えて、駒の大きさや形、厚みなどを試行錯誤しました。
盤上の駒の扱い方法に関しては、特に駒の厚みの角度。
つまり、頭と尻の厚みの格差はどれくらいが良いのか。
これが駒の操作に関係してきます。
Kさんに試して貰いたいのは、この格差を利用した駒操作です。
対して「布盤」ですが、
同時にお届けした榧の中将棋盤とは違って、差し支えない範囲でコンパクトにするのが良いという考えです。
最初は紙に描いた大小の盤で試しながら、最初はギリギリ小さな寸法に決めて試作品を作ってみました。
ただ、あくまでこの寸法は小生用で、一般的にはもう少しゆとりがある方が良かろうと、数センチ大きくしたものも作ってみました。Kさんにお届けした大小は、この二つ。
ということで、布盤ご愛用のKさんには、使用しての忌憚ないご意見をお願いしているところです。
Kさん、よろしくお願い致します。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726