熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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大きい悲しみ

2011-03-17 19:34:25 | 文章
3月17日(木)、快晴。

日本全体が大きな悲しみ。
大津波をかろうじて生き延びた人々。
しかし、元の生活には戻れない。
それを心の中に押しとどめて、健気に振る舞う被災地の皆さんの姿には、大きな感動と深い悲しみを覚えます。

あれから6日経って、被災地の全貌は未だ把握し切れてい無い状況下で、ようやく国と各地自治体の手で各地に支援の手が差し延べられつつあるようですが、まだまだ。

一方、原発事故は、行く先も見え無い有様。不安ばかりが募ります。
核反応を押さえる手段は「水」しかありません。
その水を如何に注ぎ入れるか。
日本国中が、否、世界中が祈っています。

ソレニシテモ、
水は「高きから低くにきに流れる」ことは誰でも知っている。
原子炉全体を、地中深く穴を掘ってそこに設置する。
最悪の時には、地上に設けておいたプールの堰を切る。
それだけのことで、炉の安全は保たれる。
ポンプも要らない、動力も要らない。
水は自然のままに流れ落ちる。
これを利用する。
秀吉の備中高松城、水責めの策の如くである。
誰でも考えつきそうなことを、国や電力会社、専門家と呼ばれる人たちは、考えつかなかった。
地下に設置しておれば、まだ救われた。
そうしなかった罪は重い。

そして、全国各地にまだ野放しの原子炉。
2度と事故ってはならない。
即刻、地中に移すべしである。






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