万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4051 多祜の崎3761

2021年08月01日 | 万葉短歌

2021-0801-man4051
万葉短歌4051 多祜の崎3761

多祜の崎 木の暗茂に ほととぎす
来鳴き響めば はだ恋ひめやも  大伴家持

3761     万葉短歌4051 ShuI393 2021-0801-man4051

□たこのさき このくれしげに ほととぎす
  きなきとよめば はだこひめやも
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第20首。左注に、「右一首大伴宿祢家持 前件十五首歌者廿五日作之」。下記注。
【訓注】多祜の崎(たこのさき=多胡乃佐伎)[「乎布の浦の東南の崎」。制限漢字のため、代替は<多胡>]。ほととぎす(保登等芸須)。はだ恋ひめやも(はだこひめやも=波太古非米夜母)[「<はだ>ははなはだ」。「こうもひどく恋しがることなどありますまいに」。15-3745波太奈於毛比曽(はだなおもひそ)]。
【編者注-十五首】第4044番歌以下への注だが、8首しかない。7首は、もと4045の後にあったものが欠落したのでは、と依拠本。
【2021年08月01日】2010年11月01開設から 3925日
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