万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌4120 見まく欲り3822

2021年10月02日 | 万葉短歌

2021-1002-man4120
万葉短歌4120 見まく欲り3822

見まく欲り 思ひしなへに かづらかげ
かぐはし君を 相見つるかも  大伴家持

3822     万葉短歌4120 ShuI572 2021-1002-man4120

□みまくほり おもひしなへに かづらかげ
  かぐはしきみを あひみつるかも
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第89首。題詞に、「為向京之時見貴人及相美人(また びじんにあひて)飲宴之日(うたげするひの ために)述懐儲(まけて)作歌二首」、その第1首。次歌左注参照。
【訓注】なへに(奈倍尓)[「<なへ>は二つの動作が併行して行なわれる意」]。かづらかげ(賀都良賀気)[「縵の冠(かぶ)り物」]。かぐはし(香具波之)[「〔ここは貴人についてだが、〕橘についていうことが多い」]。



最新の画像もっと見る