万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3930 道の中3654

2021年04月14日 | 万葉短歌

2021-0414-man3930
万葉短歌3930 道の中3654

道の中 国つみ神は 旅行きも
し知らぬ君を 恵みたまはな  大伴坂上郎女

3654     万葉短歌3930 ShuI124 2021-0414-man3930

□みちのなか くにつみかみは たびゆきも
  ししらぬきみを めぐみたまはな
○大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=04-0563歌参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第41首。「更贈越中国歌二首」の第2首。
【訓注】道の中(みちのなか=美知乃奈加)[「越中」]。国つみ神(くにつみかみ=久尓都美可未)[「その地を支配する神.礼を尽くさない限り、よそ者は守護しない・・・」]。旅行き(たびゆき=多妣由伎)。し知らぬ君(ししらぬ=之思良奴伎美)[「<為(し)知らぬ>で、行なった経験がない・・・。家持はこの時二十九歳。地方官勤務ははじめてのこと」]。恵み(めぐみ=米具美)。



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