万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2722 我妹子が2534

2018年01月24日 | 万葉短歌

2018-0124-man2722
万葉短歌2722 我妹子が2534

我妹子が 笠のかりての 和射見野に
我れは入りぬと 妹に告げこそ  

2534     万葉短歌2722 ShuF354 2018-0124-man2722

わぎもこが かさのかりての わざみのに
  われはいりぬと いもにつげこそ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第104首。男。
【訓注】かりて(借手)。和射見野(わざみの)[岐阜県不破郡関ケ原(せきがはら)町。02-0199(長歌)和射見我原乃 行宮尓(わざみがはらの かりみやに)、10-2348和射美能 嶺徃過而(わざみの みねゆきすぎて)]。