2016-0905-man2214
万葉短歌2214 夕されば2045
夕されば 雁の越え行く 竜田山
しぐれに競ひ 色づきにけり ○
2045 万葉短歌2214 ShuE609 2016-0905-man2214
□ゆふされば かりのこえゆく たつたやま
しぐれにきそひ いろづきにけり
○=未詳。
【編者注】「詠黄葉」(10-2178~2218、四十一首)の第37首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第219首。
【訓注】夕されば(ゆふされば=夕去者)。雁(かり=鴈)。しぐれ(四具礼)。