2016-0717-man2166
万葉短歌2166 妹が手を1997
妹が手を 取石の池の 波の間ゆ
鳥が音異に鳴く 秋過ぎぬらし ○
1997 万葉短歌2166 ShuE574 2016-0717-man2166
□いもがてを とろしのいけの なみのまゆ
とりがねけになく あきすぎぬらし
○=未詳。
【編者注】題詞は「詠鳥」(2166~2167、二首)、その第1首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第171首。
【訓注】取石の池(とろしのいけ=取石池)[大阪府高石市東部の池?]。異に鳴く(けになく=異鳴)。秋過ぎぬ(あきすぎぬ=秋過)。