万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2147 山の辺に1978

2016年06月28日 | 万葉短歌

2016-0628-man2147
万葉短歌2147 山の辺に1978

山の辺に い行くさつ男は 多かれど
山にも野にも さを鹿鳴くも  

1978     万葉短歌2147 ShuE557 2016-0628-man2147

やまのへに いゆくさつをは おほかれど
 やまにものにも さをしかなくも
=未詳。
【編者注】「詠鹿鳴」(2141~2156、16首)の第7首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第152首。
【訓注】山の辺(やまのへ=山辺)。い行くさつ男(いゆくさつを=射去薩雄)[猟師。03-0267山能佐都雄(やまのさつを)、09-1678昔弓雄(むかしさつを)、10-2148薩雄(さつを)]。山にも野にも(やまにものにも=山尓文野尓文)。さを鹿(さをしか=沙小壮鹿)。