万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2075 人さへや1908

2016年04月18日 | 万葉短歌

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万葉短歌2075 人さへや1908

人さへや 見継がずあらむ 彦星の
妻呼ぶ舟の 近づき行くを  

1908     万葉短歌2075 ShuE493 2016-0418-man2075

ひとさへや みつがずあらむ ひこほしの
 つまよぶふねの ちかづきゆくを
=未詳。
【編者注】「七夕」(しちせき、1996~2093、98首)の第80首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第80首。脚注読下しに、<一には「見つつあるらむ」といふ>。
【訓注】人さへや(ひとさへや=人左倍也)。彦星(ひこほし=牽牛)。妻呼ぶ舟(つまよぶふね=嬬喚舟)。