万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1142 命をし1037

2013年10月17日 | 万葉短歌

2013-1017-man1142
万葉短歌1142 命をし1037

命をし 幸くよけむと 石走る
垂水の水を むすびて飲みつ  

1037     万葉短歌1142 ShuD103 2013-1017-man1142

いのちをし さきくよけむと いはばしる
  たるみのみづを むすびてのみつ 
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞原文は、「摂津作」(つのくにさく)。全3首の第3首。
【編者注-垂水】多数説は地名(吹田市)とするのに対し、依拠本は普通名詞(滝の水)とする。
【訓注】命をし(いのちをし=命)。幸くよけむと(さきくよけむと=幸久吉)。石走る(いはばしる=石流)。垂水(たるみ)。むすびて(結)。