万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1088 あしひきの0983

2013年08月23日 | 万葉短歌

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万葉短歌1088 あしひきの0983

あしひきの 山川の瀬の 鳴るなへに
弓月が岳に 雲立ちわたる  柿本人麻呂

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あしひきの やまがはのせの なるなへに
  ゆつきがたけに くもたちわたる
柿本人麻呂=第30歌参照。
【編者注】題詞原文は「詠雲」。左注読下しに、「右の二首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。」と。
【訓注】あしひきの(足引之)。山川(やまがは=山河)。鳴るなへ(なるなへ=響苗)。弓月が岳(ゆつきがたけ=弓月高)。雲立ちわたる(くもたちわたる=雲立渡)。