万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0888 常知らぬ0816

2013年03月06日 | 万葉短歌

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万葉短歌0888 常知らぬ0816

常知らぬ 道の長手を くれくれと
いかにか行かむ 糧はなしに  山上憶良

0816     万葉短歌0888 ShuC179 2013-0306-man0888

つねしらぬ みちのながてを くれくれと
  いかにかゆかむ かりてはなしに
山上憶良(やまのうへの おくら)=第887歌、第63歌参照。
【編者注】「熊凝のためにその志を述ぶる歌に敬和する六首」の第三首。脚注に「一云 可例比波奈斯尓」(かれひ[干飯]はなしに)。
【訓注】[真名仮名略対応]道(みち=道)。くれくれと(久礼々々等)。いかにか(伊可尓可)。糧(かりて=可利弖)。