万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0250 玉藻刈る0214

2011年06月14日 | 万葉短歌

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万葉短歌0250 玉藻刈る0214

玉藻刈る 敏馬を過ぎて 夏草の
野島の崎に 船近づきぬ  柿本人麻呂

0214     万葉短歌0250 ShuB053 2011-0614-man0250

□たまもかる みぬめをすぎて なつくさの
 のしまのさきに ふねちかづきぬ
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。
【編者注】第249歌~第256歌には、原文「柿本朝臣人麻呂覊旅歌八首」の題詞がある。そのうち四首に「一本云」の左注があるので、以下一本歌として、依拠本訓を付記する。250一本歌=[第1句同じ]処女(をとめ)を過ぎて夏草の 野島が崎に廬(いほ)りす我れは