いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

たき火

2010-11-14 11:02:20 | うえだんな
たき火は、やっぱりおもしろいですね。
今回のイエティでも、たき火三昧でした。
「ウエダさんは、たき火担当でお願いします」
と役割を振られ、「しょーがねーなー」なんて言いながら、
ものすごく喜んでいる自分がいます。
得意ぶって、たき火の仕方なんか教えちゃったりして。

と、まあ、個人的にはハッピィなのですが、
これ、ずーっとぼくがたき火し続けるわけにもいかないわけで…。
みんなができるようにならないと、いけないのだけれど、
う~む。

「小さなアクティビティとか、ネタが積み上がらないんだよね」
とは、HSY師匠の談。
たき火とか、弓矢とか、小屋掛けとか、あれとかこれとか。
小さな小さな小ネタは、小さい頃にどこかで誰かがやっていたのを
真似して身につけるもので、教えられるものじゃないと思うんだよね。

よく「そんなのどこで覚えたの?」って聞かれますが、
そんなの、覚えてません。気が付いたら、知ってた。
「それ、教えてください」と言われますが、
教えてって言われても…。教わったものじゃないからなあ、
どうやって教えたらいいんだろ?

マニュアル化とか、講習会とか、そういうもんじゃなくて、
「手慰み(てなぐさみ)」、の世界だからなあ。

長電話中に、相手の話がつまんない時に、
電話のコードを指先でくるくるからませているような、
あんな感じ。
あ、でも、そんな電話のコードすら、今世の中から消失してしまった…!!

世の中から、そんな「今の暇な自分をどうにか楽しませる術」が
なくなってきているのか?

そういえば、何かの本で読んだな。

詩人の谷川俊太郎さんに、
誰かが「5歳のころ、なにしてましたか?」って
インタビューしたら
「ぼーっとしてた」ってかえってきたらしい。

ぼーっとしてる子、今いるのかなあ。