いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

あそびを終わらせる瞬間

2007-07-23 14:32:36 | うえだんな
子ども達の遊びを終わらせるのって
本当に難しいなあ、と思うのです。

子ども達は、最初さえうまくきっかけを作ってあげれば
いくらでも、いつまでも遊び続けますよね。
特に、野山や川の中、そしてそれを共有してくれる
友達とかがいれば、いつまでも遊びます。
その姿はとても美しく、できることならいつまでも遊んでいてほしい
とか思うわけです。

でも、夢中になっている子たちが「もういい」というまで
遊ばせてあげられることって、実はけっこう難しいですね。

次の予定もあるし、帰りのバスが来ちゃうし、もう寝なきゃいけないし。

そういう都合と、子ども達の興味を、
どこまで「ちょうどよいところであわせられるか」
というのが、ぼく達の腕の見せ所なんだろうな、
と思うのですが、なかなか難しいですよね…。

いや、この前、子ども達が帰りがけに
「セミの羽化」を見つけたわけですよ。
ビク、ビクと動くセミの姿を、子ども達は
それこそビクビクしながら見ているのですが、
やっぱり「もう時間だから」と言わざるを得ないわけで…。
だからといって、セミの羽化を早めることはできないし、
都合の良い時間にセミが出てきてくれるわけでもないし。

いつまでたっても解決できない、永遠の課題なのかな…。
いや、何とかうまくできないかな?

いろいろ考え続けたいものです。