新築工事の家に導入する換気システムは、「全熱交換換気システム」と
言って、熱と湿度を交換するもので、しかも地中の熱を利用するので
とても省エネな換気システムです。
優れものなのです
ただ仕組みがちょっと難しいので私も理解するのにちょっとてこずりました
水蒸気と湿気と湯気…
この違いがわかっているようでわかっていない…
理科が得意だった人にはなんてことないのでしょうが
常務に同じことを2~3度説明してもらって、やっと理解できたように思います
要約してみると。。。
外気を床下に取り入れ(その際、99.8%花粉を除去する高性能花粉フィルター
というのを通すのできれいな空気を取り込めます)、
床下の全熱交換器というのを通り(ここを通る時に熱と湿度を交換します)
床下全体へ給気し、室内給気口より建物全体に空気が流れ、
各部屋の室内排気口から床下へ。ダクトを通って一か所に集められます。
そしてまた全熱交換機を通って熱と湿気を交換し、屋外へ出されます。
床下では、年間を通して温度変化の少ない地中熱を利用するので
エアコンなどの利用が少なくすみます。
床下に設置というのは、ホコリなどは空気より重いので、排気は床の排気口から
行うのがいいということなのです。吹き抜けで天井裏がない場合にもいいですね
簡単に言うとこんな感じですが、多分「交換」というところがわかりにくい
のでは。。。と思います。
どうやら70%を交換できるらしく、たとえば外気温0℃、室内気温20℃
だとしたら、入ってくる時には14℃になる、ということになります。
一回聞いただけではわかりにくいものです
ということで、詳しく知りたい方、図で見たい方はこちらからどうぞ!