幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

基礎工事その4

2010年04月12日 | 新築
ベースに対して垂直につくる[立上がり]とよばれる部分の様子です。

養生期間をおいて、型枠をばらした後この上に土台が敷かれます。

短いボルトと長いボルトが埋め込まれているのがわかります。

短い方は、土台を固定するためのものです。

長い方は、土台を貫通させて基礎と柱を直接固定するためのもので、
抵抗力の大きい筋かいなどが入る耐力壁部分の柱に取り付けられます。

耐力壁には、普通の壁に比べて地震時により大きな力が加わるため
柱が引き抜かれないように直接固定するのです。

左上の部分には2本並んでいますが、建物の角(出隅)になる柱が
たつところで、最も大きな力が作用する部分だからです。

昔に比べると、現在はこのように補強金物を多用して
柱と土台や梁が引き裂かれないようになっています。
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