降旗康男監督の映画「寒椿」をDVDで鑑賞した1992年の作品。西田敏行が富田岩伍を、南野陽子が牡丹を演じている。原作の『寒椿』は宮尾登美子の小説で、かなり以前に読んだ記憶がある。土佐高地の色街を舞台にした作品である。宮尾登美子の原作の物は人間のドロドロしたものを書いていて、ささっと読めるものではない。映画になった作品も多いが、本作品でも南野陽子が肌をあらわにする部分が有名になっている。まだ100年にもならない昭和の初期には、公然と人身売買が行われ、女性には選挙権がないそんな時代であった。わが岩手の寒村からも多くの女性がそうした場所に売り飛ばされていったのである。安倍内閣が進めようとしている道は、つきつめればそんなところまで歴史を逆戻りさせる要素をはらんでいる。しかし、戦後女性たちは参政権をかちとり、わが家にも女性議員が1名いるが、戦争をできる国にもどすことも含め、歴史を逆に戻すなどということは許されるものではなく、そんなことをたくらむ者がどのような結末を迎えるか、しっかり見届けたいと思う。
おはようがんす。昨日は昼近くまで雪が降り続き、おそらく積雪量は70㌢位行ったろうと思う。トラクターも使って、車の出入り口を確保し、土曜日の習字教室のため家の前の雪の壁を半分だけ取り片づけた。今朝は、妻が「しんぶん赤旗」日曜版を配布するので、いつものように男料理。
今朝は、冷凍庫にあったアジのフライ(もちろん冷凍食品)を揚げ、パスタはバジルソースでつくり、定番のコマツナの辛し和え、温野菜サラダ(レタスとカイワレは生)をつくった。汁物は昨夜の豚汁の残りに豆腐を入れ、少し味を整えたリメイク品。8時過ぎから昼までは今日も除排雪作業。身体のためには適度な運動になってとても良い。