今日私は、「東日本大震災津波三年のつどいinおおつち」に参加した。朝の9時40分に久慈市役所の集合して貸し切りバスで45号線を一路南下、野田村役場前で野田村からの参加者を乗せて行く。途中、田野畑村の道の駅でトイレ休憩。山田道の駅で昼食休憩をとって、午後1時過ぎに会場の「大槌中央公民館」に着く。中央公民館は高台の城山公園にあって津波の被害からはまぬがれた施設である。オープニングは大槌高校の部ブラスバンド部とコーラスグループ「まざーぐーす」の演奏が行われた。大槌高校のブラスバンド部は楽器を津波で失ったが、NPO法人などの支援で楽器を整備し、昨年の県大会では金賞を取ったという。コーラスグル―プ「まざーぐーす」からはピアニストとソプラノ歌手だけの参加だったが、文化で復興をの願いを感ずることが出来た。
オープニング
主催者あいさつなどに続いて碇川豊大槌町長が講演、「住民が主人公になった復興」を熱く語った。もちろん政治的立場が一致しているわけではないが、大槌町の復興は町民が主人公であるべきとの碇川町長の決意と取り組みを十分理解できた。それに比べ、復興予算を流用し、法人の復興特別税を前倒しして廃止する安倍内閣の異常性を強く感じる「つどい」であった。主催者の皆さんの取り組みに感謝をするとともに、国をあげて「被災者。被災地域が主人公になった復興」のため、全力を尽くすべきだし、それに逆行するような政治をゆるしてはならないと心から思った次第。
現在の大槌町