山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

東日本大震災三年のつどいに参加

2014-03-02 21:06:43 | 社会

今日私は、「東日本大震災津波三年のつどいinおおつち」に参加した。朝の9時40分に久慈市役所の集合して貸し切りバスで45号線を一路南下、野田村役場前で野田村からの参加者を乗せて行く。途中、田野畑村の道の駅でトイレ休憩。山田道の駅で昼食休憩をとって、午後1時過ぎに会場の「大槌中央公民館」に着く。中央公民館は高台の城山公園にあって津波の被害からはまぬがれた施設である。オープニングは大槌高校の部ブラスバンド部とコーラスグループ「まざーぐーす」の演奏が行われた。大槌高校のブラスバンド部は楽器を津波で失ったが、NPO法人などの支援で楽器を整備し、昨年の県大会では金賞を取ったという。コーラスグル―プ「まざーぐーす」からはピアニストとソプラノ歌手だけの参加だったが、文化で復興をの願いを感ずることが出来た。

オープニング

 

 

主催者あいさつなどに続いて碇川豊大槌町長が講演、「住民が主人公になった復興」を熱く語った。もちろん政治的立場が一致しているわけではないが、大槌町の復興は町民が主人公であるべきとの碇川町長の決意と取り組みを十分理解できた。それに比べ、復興予算を流用し、法人の復興特別税を前倒しして廃止する安倍内閣の異常性を強く感じる「つどい」であった。主催者の皆さんの取り組みに感謝をするとともに、国をあげて「被災者。被災地域が主人公になった復興」のため、全力を尽くすべきだし、それに逆行するような政治をゆるしてはならないと心から思った次第。

現在の大槌町


映画『学校』=山田洋次監督作品

2014-03-02 07:51:58 | レビュー/感想

山田洋次監督の映画『学校』をDVDで視聴した。同作品は1993年11月公開。制作は松竹・日本テレビ放送網・住友商事で、松竹創業100周年記念作品である。

幅広い年代の生徒が集まる夜間中学校を舞台に、挫折や苦境から立ち上がる人々を描いた作品で。在日コリアンのオモニ、中年になるまで文字が読めなかったイノさん(田中久邦衛)など。主演の黒井先生を西田敏行が好演している。2日朝のNHKで、83歳で高校を卒業した女性が、英語の勉強をしたいために夜間中学校に通った話をしていたが、すべての人に学ぶ権利を保障するうえで、夜間中学校の果たしている役割は大変大きなものだと思う。


今日は大槌へ弁当を持って

2014-03-02 07:37:57 | グルメ

おはようがんした。3月に入って寒さのぶり返しがあるとはいえ、あれだけ降った雪も急速に下がっている。平均すれば積雪量は50㌢以下という感じ。ただ、屋根から落ちた雪や下した雪がたまっているところは、背の高さよりもあり、これがあるとまるで冷蔵庫の中にいるようだ。昨日も、台所前の雪の山と半日格闘した。午後はやめてDVD鑑賞をした。もう、生活するうえで直接障害になるわけではないので、やれる位やって適度の休憩をとる。大雪とその除排雪のおかげで、15日以降で体重が2㌔減った。やはり適度な運動は必用であることを痛感。

今朝は、タラのフライをメインにした朝食。私はこれから、久慈市に向かい久慈市役所前で貸し切りバスに乗って大槌町へ向かう。大槌では「東日本大震災津波三年のつどいinおおつち」が午後1時30分から開催されるので、これに参加する予定である。ご存知のように、大槌町はあの時の津波で町役場が被災し、当時の町長以下たくさんの犠牲者となった町である。「つどい」では碇川豊大槌町長が『3.11から3年、本格的復興の年に』と題して記念講演をされる。バス代と参加費は実行委員会が負担するが、弁当は自前なので、妻におにぎりを作ってもらった。片道2時間30分はかかるバスの旅。帰宅は夜9時頃になるだろう。では、行ってきます。