山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

これで安定した農業が実現できるのか?

2014-03-04 14:51:26 | 政治

今日(3月4日)「水田農業の推進に係る集落座談会」が「しも地区生活館」であったので出席した。説明に来たのは役場農林課、東北農政局の出先、岩手北部共済組合であった。席上、町の農林課の職員が米政策や減反目標の問題など長々説明したが、まことにわかりにくい。質問の時間になったので、私は政府が決定した「経営所得安定策」なるものについて、「ようするに民主党政権で実施した戸別所得補償政策を段階的にやめるということか」と聞くと、東北農政局の人が「その通りです」と答え、1、経営所得安定化策の見直し、2、水田フル活用の見直し、3、新たな米政策のあり方、4、日本型直接支払制度の創設の4つの項目を説明したが、やはりさっぱりわからない。説明したパンフレットの最後にはミニマム・アクセス米の輸入の項目があって77万玄米トンを輸入することが書かれている。米の需要が減っているので他の作物をつくるよう誘導するというのだが、米が余っているのにわざわざミニマム・アクセス米を輸入をしておいて、農家に対する助成は削って行く。減反政策の見直しなどと言っても、もっと米を作ろうということではない。私は、所得補償、価格保証を軸にして誰でも安心して農業ができる政策への根本転換こそが必要だと思う。世界が食糧危機の時代に突入している時、できるだけつくらないようにしようなどという農政は実にばかげている。ただ、こんなことを集落座談会で話しても目を白黒されるだけなので、質問しただけで終わった。農業者の意欲を引き出すような農政を、国、県、町が一体で進めるべきではないだろうか。


『金狐の首』大江戸定年組5=風野真知雄著

2014-03-04 14:41:37 | 読書

風野真知雄の「大江戸定年組」シリーズの5冊目『金狐の首』を読んだ。第1話=大奥の闇、第2話=黄昏の夢、第3話=意地の袋、第4話=人生の鏡、第5話=金狐の首の5つの話しが盛り込まれている。隠居して隠れ家を構え、江戸の町民の相談に乗っている3人組に、大奥から宿下がりしたばかりの女が相談をもちかける。その中身は大変奇妙なもので、隣家の儒者から嫌がらせを受けて困るというもの。執拗な嫌がらせをする儒者は何者か?さらには、女の家を伺う怪しい影。女は大奥の秘密を抱いて宿下がりをしてきたのか?不気味な疑惑に三人組は身を震わせる。


美味しかったヤナギガレイ

2014-03-04 12:36:27 | グルメ

今朝は久慈市長選の問題での相談で、8時30分までに久慈にある共産党事務所に行くので、前日に届いた孫の話だけアップして朝食をとばしてしまった。わが家の朝食に興味をお持ちの方もいるので、改めてアップしておく。

今朝はヤナギガレイ(干物)が各1枚ついた。妻に聞くと町内の某商店で2枚で200円で売っていたとのこと。1枚100円なら私でも買う。これにシュンギクのおひたし、ウドの酢味噌和え、ホソタケの炒め物。味噌汁はナメコと豆腐。ところで、昨日は町山菜栽培研究会の促成栽培の研修があって予約してあったのだが、久慈市長選挙の対応に関して手を取られてしまい、欠席通知をしておいた。今朝食べたウドも促成栽培なのだろう。商品価値という点では時期を早めて出す促成栽培が有利に決まっているが、本当の季節感は天然ものだろう。まもなく雪が解け、4月にはいっせいに花ケ咲き、一番早いフキノトウ(当地ではバッケという)から始まって、様々な山菜が次々に顔を出す、雪国だからこその春がやってくる。その頃には、田んぼや畑で汗を流していることだろう。それにしても待ち遠しい。

今日は午後から水田の耕作に関する町の説明会。わが家は今年約20㌃拡張したので、そのことを報告してこないとならない。その分、共済の掛け金も増えることになる。


カナダから孫の便り

2014-03-04 06:40:56 | 日記

 3月3日の雛祭りにあわせて、カナダから孫の便りが届いた。写真を見るとかなり大きくなり、しっかり遊んでいるようだし、可愛いガールフレンドもいるようだ。もう少しすると2回目の一時帰国で顔を出すという。早く会いたいものだ。私たちも、今年は山での遠出を控え、10月に夫婦でカナダへ旅行しようと思う。妻は出産時に手伝いのためカナダに行ったが、私は行けなかったので、今回ははじめての夫婦での海外旅行をかねてカナダへ行き、短時間でも回れるだけ回ってこようと思っている。