山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『神奥の山』大江戸定年組7=風野真知雄著

2014-03-07 13:18:53 | 読書

風野真知雄の大江戸定年組シリーズの第7作目『神奥の山』を読んだ。隠居した旧友3人組には相談事がひきもきらない。退屈とは無縁の毎日だが、いまだに解けない謎がある。岡っ引きの鮫蔵は誰に腹を刺されたのか、市中にはびこる信仰集団「げむげむ」の仕業なのか。鮫蔵が生きていると聞いて蘭方医・寿庵に動揺が走る。寿庵はじつは「げむげむ」の教祖様だったのだ。「げむげむ」の問題が解決し、寿庵は自害し鮫蔵もまた旅に出る。旧友3人組の「初秋亭」の近くには彼らの妻たちが「早春工房」という作業場をつくり、3人は顔をしかめる。

ところで巻末に著者が「お気づきの方もおられたでしょうが、この物語に周五郎先生の教えとしてときおり登場した「苦しみながら働け……」うんぬんの文言は、山本周五郎の『青べか物語』の座右の銘として紹介されるストリンドベリイの言葉を引用したものです。なお、『青べか物語』では、このように訳されています。 

苦しみつつ、

なおはたらけ、

安住を求めるな、

この世は巡礼である」

と書いている。『青べか物語』も過去に読んだことがあるが、この文章には気が付かなかった。軽い読み物のつもりで読んできたが、結構深い作品でもある。


今日から議会で、おかずも沢山

2014-03-07 07:22:02 | グルメ

おはようがんした。今日から洋野町の3月定例議会が始まる。町議である妻は議会にもお弁当持参で参加するので、今朝で来たおかずは6品になった。弁当を彩り良くるするにはこれくらい必要らしい。

ニシンの生干し、カボチャの煮物、ホウレンソウの磯部巻、サラダ、切り干し大根の煮物、コロッケとハルマキ。ありゃ7品でした!味噌汁はアサリ。これでつめた弁当がこちら。地元の議員は自宅に戻って食べ、大野の議員ら遠くの議員は食堂などで食べる。以前は、議会でまとめて弁当を取っていたらしいが、その時から妻は弁当持参で議会に行っていた。

さて私は、今日は先日受けたCT検査の結果の報告を県立久慈病院で聞く。大丈夫とは思うが少しドキドキ。その後、久慈市長選挙の対策について相談。昼には家に戻れるかな?今晩のメニューも考えておかないとならない。主夫的な存在なので忙しい。