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平成28年11月29日(火)14時より、やよい苑1階大食堂において中央小学校の3年生の生徒83名の受け入れを行いました。
中央小学校では毎年、学校教育推進の一環として総合的な学習の時間において、【単元名「大好き、おじいちゃん・おばあちゃん」】が設定されており、「地域のおじいちゃん・おばあちゃんと交流しよう」という目的で来苑されました。
やよい苑入所者様・デイケア利用者様は小学生との交流をとても楽しみにされており、会場では小学生の到着を今か今かと心待ちにされている様子でした。
小学生が到着し、やよい苑1階大食堂へ案内すると利用者様の顔には笑顔が溢れ皆様口を揃えて「かわいいなぁ～」と言われ、少し照れくさそうにしている小学生の姿も印象的でした。
小学生の皆さんは、この日の為に歌や踊りの練習をしてこられ、その披露をして下さいました。
まずは短歌や俳句の発表。
それぞれの生徒さんが松尾芭蕉や与謝蕪村などの日本を代表する俳人の句を詠み、利用者様も知っている句があれば一緒に詠んでおられました。
続いては、「富士山」と「エーデルワイス」と「パフ」の合唱とリコーダー演奏。
小学生の歌声はとても心地よくリコーダーの優しい音色に癒され、懐かしい曲に皆様聴き入っておられました。
次は、「あいうえおばけ」の手遊び。
小学生の皆さんの両手に軍手を装着し、それをおばけに見立て物語に合わせて動きをつける発表では、小学生の動きに合わせて利用者様も真似をしたりと楽しんでおられました。
次は、若者を中心にとても人気のあるグループ、三代目J Soul Brothersの「O.R.I.O.N.」の歌に合わせたダンスの披露。
小学生とはいえ、本家にも負けないキレのある動きと躍動感にはパワーを感じ、利用者様も元気を貰ったのではないでしょうか。
最後には毎年恒例、「茶つみ」の手遊び。
これは、小学生と利用者様がペアとなり茶つみの歌に合わせて手遊びを行うもので、利用者様の中には嬉しさのあまり涙する方もおられました。
楽しい時間もあっという間に終わりを迎え、小学生の皆さんからプレゼントまで貰い終わりの挨拶を持ち終了となりました。
（裏にはメッセージも）
核家族化が進む中、昔に比べると子供達が高齢者の方と触れ合う機会が減っておりますが、こうした機会を通じて私共の施設で子供達と高齢者の方が触れ合う機会が提供できるというのも、今後、超高齢化社会を迎える日本にとっては重要な意味を持つように実感致しました。
利用者様に適切なサービスを提供するのはもちろんですが、地域医療・福祉発展の一端を担っていることも肝に銘じながら、これからも精進して参ります。
最後になりますが、やよい苑利用者様の為にご準備下さいました中央小学校の皆様ありがとうございました。
介護老人保健施設やよい苑ＨＰ
投稿者：企画広報・土井
