gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

呼び名

2019-08-04 10:55:49 | 日記
石原良純さん、長嶋一茂さんがテレビで活躍しているようだ。この2人は、ヨシズミさん、カズシゲさんとみんなから呼ばれている。司会者だって、イシハラさん・ナガシマさんと言うことはない。なぜだろうか。お二人には、それぞれ高名な父親がいるからだというのが家人の説である。つまり、石原さんとは慎太郎氏、長嶋さんは茂雄さんを連想させてしまうというか、姓は父親用であるというのだが、これもなるほどと思う。茂雄氏をシゲオさん、一茂さんを長嶋さんと呼ぶのは、どこか違う気がする。

私の名はタケヒロであるが、タケヒロさんと呼ばれたことは少ない。思い浮かべてみても、家人の両親、叔父の奥さんだった人と、その弟たち、2人の従姉妹など10人もいない。呼び名で広まったのはヤボで、これは小学5年から高校1年までの茨城時代のものだが、近所の小さい子にはヤボちゃん、町の商店のオバサンにはヤボさんと言われるまでに広がった。

呼び名というものは、その人によく似合っていることで決まるのだと思う。そのことは女性を考えてみればよくわかる。仮にタマ子という名の女性がいたとすると、その人は一生タマちゃんと呼ばれ続ける。そして、子供から少しオトナになる頃に、顔つきも体型も、どこかタマちゃんになって来る。それが似合って来る。お婆ちゃんになってもタマ婆ちゃんになる。といったことが多いと思う。私にはヤボが似合った。野暮の反対は粋である。私には粋なんていうものは1グラムもない。

コメントを投稿