<春は名のみの風の寒さや>で始まる『早春賦』は女学生のコーラスに似合う。実際は女学生の声で聴く機会は無く、家人が40代の頃に所属していたコーラスぐらいしか知らないのだが、この歌は高い部分が多いので、40歳と18歳に大差ない。大差がなくても、これをセーラー服の合唱で聴けたらいいと思う得るのが『早春賦』なのだ。もうひとつ、この歌の初めの部分のメロディーが森繁久彌さんの『知床旅情』と似ていることだ。<春は名のみの~>と<知床の岬に~>のところだが、これもまた、素人耳でのことである。
<春のうららの隅田川から>、日本のフォスターと言われる滝廉太郎の作曲で、作詞はたしか竹島羽衣ではなかったか。好い詞である。私が好きなのは第3章の<錦織りなす長堤に 暮るれば昇るおぼろ月>のくだりだ。先日、何かのニュースでこの詞の一部には源氏物語からとったものがあると伝えていたが、私にはわかるはずもない。<げに一刻を千金の眺めを何にたとうべき>で充分だ。
歌詞もメロディーも知っているのだが題名を知らない春の歌がある。<ラララ 赤い花束車に積んで 春が来た来た 丘から町へ~>で始まる、女性向きの歌だが、酒にも合う。もっと正確に言うと、酒を呑みながらこれを唄うと、必ず声を合わせてくれる女性がいるというのがいい。特に第3章の詞が好きだ。<ラララ 啼けよチロチロ巣立ちの鳥よ 春が来た来た 森から町へ~ 姉と妹のあの小鳥屋の 店の先にも春の歌>。ぬる燗の日本酒に合う。
<春のうららの隅田川から>、日本のフォスターと言われる滝廉太郎の作曲で、作詞はたしか竹島羽衣ではなかったか。好い詞である。私が好きなのは第3章の<錦織りなす長堤に 暮るれば昇るおぼろ月>のくだりだ。先日、何かのニュースでこの詞の一部には源氏物語からとったものがあると伝えていたが、私にはわかるはずもない。<げに一刻を千金の眺めを何にたとうべき>で充分だ。
歌詞もメロディーも知っているのだが題名を知らない春の歌がある。<ラララ 赤い花束車に積んで 春が来た来た 丘から町へ~>で始まる、女性向きの歌だが、酒にも合う。もっと正確に言うと、酒を呑みながらこれを唄うと、必ず声を合わせてくれる女性がいるというのがいい。特に第3章の詞が好きだ。<ラララ 啼けよチロチロ巣立ちの鳥よ 春が来た来た 森から町へ~ 姉と妹のあの小鳥屋の 店の先にも春の歌>。ぬる燗の日本酒に合う。
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