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8月9日

2020-08-09 21:22:34 | 日記
昨夜どこかのチャンネルでプロ野球でもやっていないかとテレビのリモコンを押していたら、女声合唱団が出て来て、なんと『栄冠は君に輝く』を唄い出した。甲子園の高校野球の入場式などに流れる歌だ。<雲は沸き、光あふれて>で始まるアレだ。作詞は加賀大介さんで、一般公募の中から選ばれたものだ。第3章の<緑濃き棕梠(シュロ)の葉かざす>が好い。月桂樹とか大旗でないのが好い。今年は甲子園大会は無く、選抜大会に選ばれた32チームが1試合ずつ対抗戦を行うのだそうだ。コロナ禍にもいろいろあるが、夏の甲子園が観られないのは、なんとも大きい。私にとっては夏の楽しみどころか、1年の楽しみなのだ。プロ野球にあまり興味を持てなくなって久しい。サッカーの知識は無い。イの1番が高校野球なのだ。コロナは、あれこれを奪う。

街の事情に詳しい重田名人の話によると、鎌倉でも小さい居酒屋がバタバタ倒れているそうだ。そういう店の多くは家賃が払えなくなるのだそうだ。反対を言えば、自分が所有する土地家屋で営業しているところだけが、かろうじて残っていることになる。重田君もそういった古くからの呑み屋でビールジョッキを傾けているようだ。ウィズコロナと言葉にするのは簡単だが、現実は大変だ。もし私がサラリーマンだった頃に同じことがあったらどうだったかと考えてみると、会社全体がストップになったであろうことは確実だ。すなわち失業だ。それに比べれば現在は・・・と考える力は、私には無い。今朝の血圧は127-74。

客の多い家

2020-08-09 21:14:16 | 日記
学生時代、Y君の家がよく麻雀の場となった。学校帰りに日吉の雀荘で打つ。夕暮れになってY君が「今夜、俺ん家(ち)でやらねえか」と言い出し、もちろん誰もが賛成するという形だった。彼の家は杉並区の西田町というところにあって、大きな屋敷だった。お母さんがいつも歓迎してくれた。夕食にすきやきをご馳走になり、麻雀明けの朝にはサンドイッチにコーヒーが用意してあるといった厚遇ぶりだった。よく笑うお母さんだった。

これと同じことがサラリーマン時代にもあった。上司であるO氏の家だった。夏休みの初日、年の暮れには必ずO家が徹マンの舞台となった。O夫人も明るい人だた。夫の部下達を楽しませようという気遣いが、温かく伝わって来た。

来客の多い家は好い家である。そして、そこには必ず明朗で親切な主婦がいるものだ。家庭は主婦で保っているのである。主人という名の父ちゃんなんかどうでもいいのである。

O氏が亡くなったのは15年ほど前だ。その前から続いていた会社の昔の仲間の会にO夫人を招待し、夫人はO氏の遺影を抱いて参加してくださった。種々の雑談の中で夫人が「主人は家では無口でした。ほとんど何もしゃべりませんでした」と話したときは驚いた。会社でのO氏は多弁だった。酒場でも、呑めない酒をよく呑み、よく喋った。それが家では無口だと言う。私が思ったのが大正の男だった。大正生まれは明治を背負って生きているところがある。男子たるものペラペラと喋るな、である。O夫人は、退屈な夫に堪えたのか。だから、大勢の部下達が来るのを喜んだのか。その辺のことまではわからないが、とにかく、O夫人は満点の主婦だった。客の多い家は好い家、を100%証明していた。

美味しい氷

2020-08-09 21:07:50 | 日記
週に一度か二度、昼食にチャーハンを作ってもらう。作るといっても、極めて簡単。冷凍されたものをレンジで温めるだけのことだ。米飯から具に至るまですべて圧縮乾燥されていて、サラサラになっていて、それが熱によってふくらんで柔らかくなるのだが、これが旨い。我が家にあるのは、海老モノと焼豚味の2種類だが、どちらも旨い。ここまで研究されたと思えるほどだ。炒飯の素という調味料的なものは昔からあるが、あれは米飯と具を用意しなければならないが、このレンジで出来る炒飯はそういった手数は全く不要なのだ。

食品の研究開発がここまで進歩したのなら、ぜひと思うのが、氷だ。氷を作る水と言う方が正しいか。私は毎晩ウィスキーの水割りを呑む。当然のことに冷蔵庫の氷を使う。世の中の多くの人も家で呑むときは、酒の種類は胃がっても同じことをすると思う。この家庭用冷蔵庫の氷の味は、酒場の氷の味とは違う。酒場のものの方がはるかに美味だ。酒場の氷と同様なものはスーパーにもある。しかし、それを買って来ると、モッタイナイ事態になる。少し細かい話になるが、たとえば麦茶やジュース類、ココアやカルピスなどの甘い飲料などを冷やして飲むのは家庭用冷蔵庫の氷で充分だ。味も変わらない。つまり、おいしい氷が欲しいのは酒だけなのだ。ジョニ黒1杯の水割りを自宅の氷で呑めば1,000円。酒場の氷ならば1,500円の味になるのである。

食品会社がもしおいしい氷を作るものを開発したら、爆発的に売れて大儲けできることは確実だろう。と、呑ん平は時々考える。

苗字あれこれ

2020-08-09 20:57:14 | 日記
芦屋の小学校年生の時に南里という姓のかわいい顔の同級生がいた(このことは以前に少し書いた)。かわいいというより、美少女という方が正しいと思う。その子には南里(なんり)という名であることがピッタリしている気がしあ。それが、よくある鈴木とか田中では似合わないような気がした。南里姓は多くない。戦後になってホットペッパーズというバンドを率いた南里文雄さんぐらいしか思いつかない。

同じく芦屋の小学校に極楽寺という男の子がいた。私が前に住んでいた鎌倉市笛田の家から徒歩15分のところに同名の寺があって、学問に縁のあるところなのか、正月に行ってみるとたくさんの絵馬が奉納されていて、そのほとんどに、合格祈願の文字があた。この〇〇寺という姓は小野寺さんのようにテラと読むよりジと読む方が重みが出る。たとえば西園寺公望がそうだ。家人の友人に中願寺さんという男子がいたが、名刺の文字だけで恰好がつく。風格がある。

歴代総理の中で目立つのは、前記の西園寺の次に、鳩山さんだろう。これもめったにない苗字だ。たしか北海道には鳩山神社なる社があるようで、由緒ある家柄なのだろう。家人の旧姓は羽根田であって、これも少ない。終戦間もない頃に、獅子文六さんが書いた『自由学校』というユーモア小説があったが、その中に羽根田の叔父なる人物が出て来るが、他には見当たらない。と思っていたら、前回のオリンピックで羽根田卓也君がカヌー競技でメダルを獲得した。家人の親戚ではないようだけれど。