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電話

2016-10-22 10:15:47 | 日記
前の家ではナンバーを電話帳に載せていたので、よく受話器が鳴った。家人はデズーキーであるので、私が出ることが多かった。ほとんどがセールスだった。生命保険であり、自動車保険であり、畳店であったり、旅行ガイドだったりした。受話器をとらなければいいのだが、株をやっているので、急な用事があるかもしれないので、そうもいかなかった。今の家は静かである。家人はフラダンスや体操の友人が多いから、よく喋っているが、受話器をもって寝室へ行く。寝室なら長話ができる。休日の娘はスマホで話す。大声である。大声で笑う。仕事がうまくいっているのだろうと思う。仲良しの友達が多いのだろうと思う。私にかかって来るのは、たいていが証券会社からだ。担当社員も課長も声で用件がわかる。利益確定のウリを奨めてくるときはトーンが上がる。中年男がソプラノになる。

ふと誰彼のことを思い出して電話してみようかと考える。それが面倒になってやめてしまう。家人や娘は友人達の番号がケイタイやスマホに入っているのだろうが、私は古い番号ノートが頼りである。それを探すのがまず面倒である。結果として、ま、この次でいいやとなる。結果としてご無沙汰となる。ゴブサタが続く。


昨日は久しぶりに、東京に住む妹に電話した。妹の電話番号は暗記している。暗記しやすい数字なのだ。局番も単純であり、ナンバーは我が家と並び数字が1つしか違わない。妹の声は元気だった。以前から書いているが、人の健康度は声でわかる。話し方も若々しい。近々に何か楽しい予定がありそうな感じを受ける。電話を切ってから、姪(妹の娘)や、その子供のことを聞き忘れたことに気づいた。私は日本酒を呑むときは姪の焼いた器を使っている。この前、冷酒のときに使ったが、本格的な季節はこれからだ。