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一家に一人

2010-11-17 20:31:01 | 日記
我が家に残っている古い写真は写真館で撮ったものなどを別にすると、ほとんどが叔父(父の弟で、私と一回り違い)のAが撮影したものであるが、それは当然であって、私が子供の頃、我が家でカメラを持っていたのはAだけだった。そのことに限らずAは何事にも器用で、当時では珍しい運転免許をもった大学生だったりした。これは勝手な想像だが、みなさんのお宅でも、昔は一家に一人のカメラマンがいたのではあるまいか。 たとえば、Bちゃんの七五三も写真はCおじさんに頼まないと・・・といったことがあったのではないか。 昨今は子供から老人までケイタイで摂る時代だから、そういう習慣は消えてしまったのだろうと思うが・・・。  私と家人と長女、次女と2人孫、東京で一人暮らしの私の叔母の計7人分の年賀状を長女が作成する。 私と叔母の分はgね項だけを私が書くが、あとはすべて長女頼みである(少し話が外れるが、10年前まではたしか80枚ぐらいを1週間ほどかけて自筆で書いていたのだから、あの頃は体力があったと、つくづく思う)。 そしてこれも想像だが、年賀状もまた、我が家と同様に、一家に一人の製作者がいる気がするが、違うだろうか。 友人からの賀状を「あ、これは、たしか中学生になる孫のDちゃんが作った図柄だな」と思いながら読むのは愉しいものだ。

後遺症

2010-11-17 00:34:46 | 日記
「食欲はあるの?」と家人の弟に訊かれ、私が頷き、「それはよかった」と義弟が笑顔になった。平凡な会話であるが、少し事情がある。義弟は2年前に食道癌の大手術を受けていて、それ以来、常に胸元が詰まっている感じがするという。つまり、空腹感を味わうということがなく、食事は時間で摂る(正午になったから昼食を、午後7時になったから夕食を、といったように)のだそうだ。私の大動脈流破裂は内臓(心臓)の病気ではなく血管の病だったから、術後10日目ぐらいから普通食の7割ほどを食べる程度の空腹感があった。その点、義弟は辛いだろうが、紙の救いはあって、それが酒だ。 義弟は徹底したワイン党であって、私と違って高級チーズの味もわかるから、素h区よくはなくとも至福の時間はあるわけだ。 「これ(味噌汁、焼肉、煮物など)、味が濃くないか?」と家人に訊いても、いつもと同じだと答えるばかりで、これは家人の味覚が変わったのではないことがわかる。 3主管の入院薄味生活で私の舌が変化したのか。 視力も衰えたのか、春(競馬の皐月賞、日本ダービー)までは老眼鏡だけで読めていた出馬表を見るのに、拡大鏡が必要になった。 それらは、後遺症ではなく、ただの老化なのだろうし、それ以前(それ以上)に私には、シンドい腰痛がある。そして、私にも、義弟同様に、酒が呑めるすばらしい夕方がある。