我が家に残っている古い写真は写真館で撮ったものなどを別にすると、ほとんどが叔父(父の弟で、私と一回り違い)のAが撮影したものであるが、それは当然であって、私が子供の頃、我が家でカメラを持っていたのはAだけだった。そのことに限らずAは何事にも器用で、当時では珍しい運転免許をもった大学生だったりした。これは勝手な想像だが、みなさんのお宅でも、昔は一家に一人のカメラマンがいたのではあるまいか。 たとえば、Bちゃんの七五三も写真はCおじさんに頼まないと・・・といったことがあったのではないか。 昨今は子供から老人までケイタイで摂る時代だから、そういう習慣は消えてしまったのだろうと思うが・・・。 私と家人と長女、次女と2人孫、東京で一人暮らしの私の叔母の計7人分の年賀状を長女が作成する。 私と叔母の分はgね項だけを私が書くが、あとはすべて長女頼みである(少し話が外れるが、10年前まではたしか80枚ぐらいを1週間ほどかけて自筆で書いていたのだから、あの頃は体力があったと、つくづく思う)。 そしてこれも想像だが、年賀状もまた、我が家と同様に、一家に一人の製作者がいる気がするが、違うだろうか。 友人からの賀状を「あ、これは、たしか中学生になる孫のDちゃんが作った図柄だな」と思いながら読むのは愉しいものだ。
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