Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

第21回高円宮杯ラウンド16 FC東京U-18×青森山田

2010-09-22 | フットボール全般

あまり力差はなかったが紙一重の差。東京が山田の穴をしっかり突いた。山田の失点はDFのミスとカウンターから。勿体無い。

山田はWボランチがともに高い位置取りで攻撃時に二人で参加する傾向にある。その高い位置のボランチに対してDFラインは低い。だからDFラインとボランチの間のギャップを狙われていた。2点目はその典型でボランチが2人揃って上がっていたところで逆襲を食らった。その時ディフェンスがバランスを崩してラインが乱れた。ここをまんまと狙われた。

先制される前まで青森山田が押していたし後半も山田ペースだっただけに細かなミスとウィークポイントが痛い。しかし山田は攻めている割に今一つ物足りなかった。前線の個性が弱かったからだろうか。FWの決定的なシュートシーンよりも中盤の惜しいシュートが思い出されるからそういうことだろう。

東京はバランスのとれた安定感ある戦いだった。そこまで圧倒的な強さは感じなかったけれど手堅くコツコツとタスクをこなす好チームという印象。あとはサポがよく来場してる。最後のシャーッはトップでなかなかやれない分、ユースでやって憂さ晴らししてるのかなあとか疾しいことも考えてみたり(笑)

柴崎については高3になって初めて見たが技術レベルが高くこの年代ではもはや別格だなと。プレーの落ち着きぶりや立ち振る舞いは高校レベル以上。そして彼についてはもはや40番の後継者足りえるのか、その点に注目してしまうのだがその観点から見るとまだ物足りない。フィジカルコンタクトだとか守備面がもっと見たい。これだけ論じるんだからそれだけ期待してるという事だ。次は正月に見れるだろうから更に化けた姿が見たい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。