Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

広島遠征2012春

2012-03-30 | 日々のこと
土曜はビッグアーチ参戦後、市街に戻って広島に行ったら必ず行く店でロングランな宴会。翌日は午後からマツダスタジアムへ。ならば日曜の午前中に何をしていたかというのが今回の遠征テーマ。

答えは新幹線に約30分揺られて福山へ行ってきた。時間の関係で鞆の浦までは足を延ばせなかったのだが、それなりに福山市内を巡ってきた。一般的な観光地巡りも勿論だが裏テーマは当然聖地巡り完結編。大本さん関連の場所とその他諸々を回れば大体完了となる。

着いてすぐに福山駅近辺のスポットを足早に回る。あの広場とかあのダンススタジオとか。日曜とはいえまだ朝の早い時間に来訪したので人気の少ない通りを歩き回った。



それらが済むと今度はごく一般的な観光。福山城と広島県立歴史博物館を見てきた。ここは駅の裏手の徒歩5分の場所にあるため非常に利便性が高い。載せた写真は天守閣から撮影した風景と新幹線のコントラスト。

それでも少しだけ時間が余っていたので福山競馬場にほんの少しだけ立ち寄って1レースだけ買い、その後広島へと戻ったのだった。

オープン戦 広島×ソフトバンク

2012-03-28 | 野球


広島遠征二日目は岡山でも愛媛でもなくマツダでの野球観戦を選択。この球場にずっと行ってみたかったのだが、なかなか機会に恵まれず今回の遠征にオープン戦とはいえようやく組み入れる事が出来た。ただ逆にオープン戦で個人的には良かった。席割がざっくり外野自由だけだったので色々なエリアに入って観戦する事が出来たから。

試合そのものはオープン戦最終戦と言うだけあってメンバーもほぼフルメンバー。ピッチャーも先発ローテ入り確実な選手が投げるとなかなかメンツにも恵まれた。

球場自体はコンコースが広く場内一周できるし、壁や屋根といった隔てるものがないので開放的だった。それがかえって風が吹き込んで寒いというデメリットもあったのだが。やはり野球はお外で見るものぜよ。

変形の席割だから様々な角度から見てみようとウロウロしながら見ていた。ビジター側・ホーム側のパフォーマンスシート、レフトの外野砂被り、レフト上段の数列しかない場所などなど。これが出来るのはオープン戦のおかげなのでありがたかった。

カープうどんも美味かったな。人気のスタグルらしく店員の手際が良すぎてそこにも関心した。

試合もそうだが球場の雰囲気含めて楽しませてもらった。ようやく来る事ができて本当に良かった。大満足の一日だった。

2012J1第3節 広島×鹿島

2012-03-27 | 鹿島アントラーズ
また無得点で惜敗を喫した。それでもアウェーに駆け付けたサポーター達はブーイングもせず罵声の一つも浴びせる事無く前向きに選手たちを鼓舞した。ジョルジーニョに恥をかかせてはいけないとサポーターも選手同様に前を向いて必死でやっている。とにかく今は我慢すべき時なんだと言い聞かせる。

得点は入らなかった。攻撃面では課題が見え隠れする。大迫の調子は良かったと思うが周囲がそのキレにややついて行けていない感じがした。ボールキープした時にチーム全体として縦に遅い。良いタイミングで効果的な縦パスがもっと入ればいいのだが、どうしても横に回して時間をかけて攻めている。その間に相手が守備ブロックを形成するから行き場を失って行き詰まる。チーム内でも特にタテへの推進が遅いアレックス・遠藤の左サイドに意図的にボールが回るよう、相手はそこを空けて守っているようだった。そして実際そこにボールが回ると攻撃が停滞する。

例えばボランチがボールを取った瞬間に一本でもFWに楔を入れれば良いと思うのだが、そこでまず横パスを選択する。するとボールを欲しがっていたジュニーニョが「どうして出してくれないんだ」というリアクションをする。そこで無理矢理でもいいからジュニにボールを入れて欲しいと思う。川崎時代はとにかくすぐ自分にタテにボールを入れろと要求していたジュニーニョ。それに合わせる中村憲剛が居た。今のチームではそのジュニーニョが欲しいタイミングでボールは入らない。それが嘆かわしい。

審判の判定に苦言は呈したくないが新井場のタックルは正当なボールへのチャレンジだった。おそらく井上主審はプレーを見るポジション取りが悪く足を引っ掛けたように見えたんだろう。試合後にはマッチコミッショナーからも絞られてるだろうし後日VTR検証などで間違いは指摘されているだろうな。

いつものビッグアーチという感じの負け方だった。前半の半ば過ぎに先制されて逃げ切られる。ここに遠征すると毎回毎回同じ試合展開で勝ちを手に出来ず帰ってきている。だからこの会場で早く勝ちたい。そう思って来年も行くだろう。そもそも自分がビッグアーチに行き出す前は結構勝っていたと思うのだがどうにも相性が悪い。

次こそ得点を、勝ち点を、勝利を。強く強く願って戦いたい。最後に笑うための第一歩を!

GO!FES2012に行ってきた

2012-03-21 | 音楽モノ
【3/18 GO!FES 2012@幕張メッセ9-11ホール】

第1回は何かと物議を醸し出し第2回は震災の影響で中止になり2年ぶり第2回の開催となったゴーフェスに参戦してきた。本来なら土曜に行くところなのだろうがカシマに行ったしそれ以外の出演者は微妙だしといったところで、逆に日曜の出演者がロキノン的になかなかオイシイとあって一日だけ行く事にした。

去年サカナのワンマンで行った駅から見て手間側のメッセのホール。1ステージに物販・飲食エリアのみだからそれでもだいぶ広い。しかも客入りがゆったりしていたためどこも空いていて楽に過ごせた。ステージだってその気になれば全部フロントエリアで見られる。それはしないが。欲を言えばCDJのようなリクライニングチェアーがあれば言う事無しだったが。

・DOES

何曲か知ってる曲があったがキャッチーでなかなか良かった。

・チャットモンチー

真昼間からいきなりメインイベント。フロントのえっちゃんサイド3列目くらいに陣取る。

のっけから二人でシンセを弾き語りいきなりの『サラバ青春』 この時期に相応しい選曲だけど聴けると思っていなかっただけに大歓喜。この時点でチケ代の元は取ったと思った。

その後は2人体制後おなじみの新曲ラッシュ。「シャングリラやるかな~」などと言ってた一見さん達には悪いがこれが今のスタイルなのだ。そしてその新曲達の一つ一つに力強いメッセージが込められており、二人の解き放たれた感が良い。

最後はえっちゃんがドラムであっこがベースの『恋愛スピリッツ』
以前の曲でも全く新しいものに聞こえた。そしてそれが終わるとこの日も二人ラブラブに舞台を去って行った。

・吉井和哉

シャカは休憩に回してここからステージ復帰。

この人を初めて見たがやはり大物の貫録・オーラは違う。知っている曲は半分程度なのに自然とステージに引き込まれてしまう。さすがである。

・POLYSICS

昨年のRIJ以来のポリ。今回もまたトイストイスと言いまくりダバダバしてきた。ポリのLIVEは毎回楽しくて安定している。

・エレファントカシマシ

ようやく見れたという感じ。ヒット曲のオンパレードでセトリ的にもありがたい。エレカシの曲を聴いていると明日からも頑張ろうぜという気持ちになれる。気付けばずっと拳を突き上げていたな。

・KREVA

トリを飾るのはドクターK。アンコールに入るまでまさかのノーMCでひたすら曲を繋ぎっぱなしのスタイルだった。それで有無を言わせぬ圧巻の存在感を見せつけるから見事である。トリと呼べるに相応しいアクトだった。また微妙にアレンジを変えるなど進化を止めない姿勢が窺えた。最高のシメのLIVEを見れ大満足で会場を後にした。

2012J1第2節 鹿島×川崎

2012-03-20 | 鹿島アントラーズ
ホーム開幕戦はまたも雨。2週続けて悪天候の中でのゲームだった。

もう少し我慢しなければならない現実を改めて見せられた試合だった。内容自体は開幕戦と比較してもまずまず上向いている。試合を重ねるたびに良くはなっている。信じて耐えるしかない。ジョルジの選手起用もまずは色々な選手を見て組合せ・配列のベストマッチを探っているような状態だ。小笠原→土居の交代や、最後の交代カードで無難に興梠ではなく岡本を試す大胆さにシーズン初めの試運転状態と冒険が感じられる。

相手の川崎は新外国人のレナトがテクニックがあり厄介な存在だった。ジェシを含めまだどのチームもデータが無く研究されていない状態では、まだまだどのチームも手を焼きそう。ただプレーが左足に限定されていたのでそこら辺を読んでいけば次の対戦では抑えられるかもしれない。それとクローザーで稲本を使われるのは相手からすると非常にキツい。盤石の逃げ切り態勢に入られてしまう。

まだ始まったばかりだから焦れることなくジックリ見守って行きたいと思う。まだまだこれから。

2012J2第2節 町田×福岡

2012-03-14 | Jリーグ
駒沢での町田Jリーグ初ホームゲーム。

昨年はJ1にいたクラブとJFL上がりのクラブ。言うならば留年した大学4年と受験を終えたばかりの新入生といった構図だろうか。ここは先輩が流石の貫録を見せた格好だった。

福岡のチャンスらしいチャンスと言えばゴールになったミドルシュート位なものだろう。対する町田には数多くのチャンスがあった。惜しいシーンがあった。それでもゴールは決められなかった。決定力の差を福岡に見せつけられた。

町田はアルディレス監督になって去年よりも縦に早い攻撃をだいぶ意識しているようだった。中盤を省略して相手ディフェンスの背後に蹴る。それを勝又がスペースで受ける形がよく目に付いた。これはどちらかと言えば一昨年のサッカーに似ている。決して悪くはないと思うが、勿体無いと思うのはこれによって勝又がサイドに開きすぎるための中央で勝負する機会が少ない点。

個人的には今年の新人の中で注目の庄司がいきなり先発で出場していて、しかもプレイスキックでは何度となくチャンスを演出していたのは嬉しかった。彼にはもっと頑張ってもらいたい。

前日のNACK5でのゲームと同様にホームチームのゴールが遠い点にモヤモヤ感を残したまま会場を後にした。

2012J1第1節 大宮×東京

2012-03-13 | Jリーグ
文明の利器・新幹線を使えば距離なんていくらでも埋められるもので、開幕日は14:00からユアスタでの開幕戦を見た後、仙台駅から新幹線はやて号で即座に大宮へ移動し、19:00キックオフのNACK5のゲームに間に合わす事が出来た。まさに新幹線様様である。

さて去年から自分が観戦に訪れると勝利はおろかゴールすら奪えない大宮。その相性の悪さを新シーズンの開幕戦でまたも継続してしまった。そもそも開始30秒で相手のミスから得た東の1対1を権田にセーブされた所から負の連鎖が始まった。その後も良い形でチャンスを作り出すものの決定的なシュートはことごとく権田に阻まれた。先制された後は去年何度も見てきたような反撃できない大宮の姿を目の当たりにした。終盤は息切れして足が止まりボランチからのパスが通らなくなった。

ただ大宮が内容的には決して悪くなかったのも事実。新戦力は確実に機能していたし特に先制されるまでは良いサッカーをしていた。カルリーニョスは守備面は置いておくとしてもパスの供給元としての役割は上出来。左足ならどこでもキックできそうな多彩なバリエーションを感じさせた。

一方の東京。ルーカスの一撃はお見事の一言であったし助っ人の働きに相応しいシュートだった。パス回しの巧さは相変わらずであり、個人で言えば権田は勿論の事、高橋の光る働きを見せていた。過密日程もポポ監督の巧みなやり繰りで乗り越えそうな勢いが感じられ今後が楽しみである。依然として1週間と同様に誰がフィニッシャーになるのかという点については疑問符が残ったが。

内容ならば見応えあるゲームだったが大宮のあと一歩ゴールに届かない部分にモヤモヤが残る試合でもあった。

2012J1第1節 仙台×鹿島

2012-03-12 | 鹿島アントラーズ
2012年開幕。ジョルジーニョ新監督の初陣は極めて妥当な黒星スタートとなった。監督が代わりシステムも新しくして模索している段階では、監督が長期政権で戦術の浸透が図れている相手との戦いは厳しかった。

とにかく感じたのはまだまだこれからチームを作り上げていくので、今はまだその第一歩といったところ。しばらくは我慢を強いられるだろう。07年と同じだ。いくら偉大なレジェンドが監督に就任してクラブを再建し始めても最初からそんなに上手くは行かない。

中盤の配列がダイヤモンドになった事でアンカー役の負担と、それを軽減するための残りの中盤3枚の特に守備面での負担と運動量はは多くなった。まだ守備の約束事に追われて攻撃に手が加えられていなかった印象。難しい布陣と言えるけれど、我が軍の中盤の面々は皆個々の能力が高いから慣れれば大丈夫なはずだ。

攻撃面ではいかにシュートまで持っていくかの形が見えてこなかった。FWに良いパスが入らないから孤立気味で2TOPの距離感も良くなかった。本山からのスルーパスが入らなかった。本山の良さが見られなかったのは仙台のボランチの働きもあるわけだが。

それでもジュニーニョの貢献には希望を持てた。とにかく走って守備をしっかりする部分は川崎時代には見られなかった。チームに溶け込み成功を勝ち取りたいという意欲を感じた。そのジュニーニョにもっと良いボールを入れてあげられるようになればチャンスの数は増えるはずだ。

対する仙台。これまで築き上げた下地があるから戦いはブレない。今年も堅守は変わらず。ディフェンスラインとWボランチのブロックは堅い。しかし一方で攻撃面では物足りなさを感じた。敵として見るとボールを持たせている分には怖さはなかった。昨年以上の成果を上げるには昨年からの上積みとして堅守速攻だけでなく、主導権を握って崩していく部分が求められる。だがそれはまだ見られなかった。

今年も無事開幕を迎え新たな一年が始まった。杜の都からスタートした意味は大きい。今年も一年頑張っていこう。

2012 FUJI XEROX SUPER CUP 柏×東京

2012-03-07 | Jリーグ
実に5年ぶりに当事者ではないゼロックス。お気楽なもんで前座試合には全く間に合わずキックオフ直前にゆっくり到着と言う余裕っぷり。グルメ祭りが堪能できないかと思いきや、試合後もオープンしていたためそこで楽しめた。

客観的に見て試合内容はとても面白かった。両者ともに良い内容のサッカーをやっていた。

まず柏。王者の風格のようなものが感じられた。昨年のサッカーからの積み上げだからしっかり底上げしている。無駄が無く勝つための近道をしているといった感じか。東京と比べても一枚上手だった。中盤のブラジル人2枚看板は今年も健在でここがキーだろう。守備面で危うさを見せながらもミドルシュート一発で結果を出してしまうジョルジ・ワグネルの助っ人としての説得力たるや大したものだ。

対する東京。昨年までのサッカーをベースにポポ新監督が色付けをしていた。前半20分までの圧倒的な展開は見事だった。中盤でも本当に良くボールが動く。ところがボールは動かせるのだが最後にシュートを打つのが誰なのか、そこがハッキリしなかった。その点が気になった。

この1試合を見る限りでは今年も柏は上位に絡んできそうな印象。予想関連でも名古屋と二強と目されているようだしそれに偽りはないなと。