Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009JFL前期第17節 町田×SAGAWA

2009-06-29 | フットボール全般

野津田は遠かった。SAGAWAサポの『ここは絶対神奈川県だ』の絶叫は間違ってないと思う(笑)

鶴川駅からバスで終点まで乗って、そこからバスを乗り換えて所要時間が行きは約30分、帰りは1時間弱かかった。地元民でもない者がフラッと来るにはハードルが高い。しかしスタジアム自体はしっかりしたメインスタンドが屋根付きであるので雨だけど濡れずに観戦できました。ハード面はある程度整っているのでやっぱりインフラ整備でしょうね。

佐川は怒濤の勢いで首位に立っただけあって町田とはワンランク違った。町田が全力で頑張っているけれどそれに対してまだ余裕を見せながら対応していた感じ。パスを回しながら緩急をつけて攻撃を組み立てていた。終盤までスコアレスでしたから見た目には競っていたように見えますが差はありました。その紙一重の差が実は大きく首位と下位の差です。

町田に勝機が訪れたのは後半30分過ぎ。佐川が攻め疲れしたか、やや足が止まってきたところでチャンスを作りましたがシュートがポストに嫌われるなど決めきれず。町田は単純なアーリークロスや楔を当てるだけの単調なロングパスなどが多く攻撃に創造性が無かった。酒井に絡む中盤の選手が一人いれば面白いと思うのですが人材不足でしょうか。

佐川サポは応援が完全に野球と化していて笑った。野球っぽいのではなくあれはまさに外野席。それと何故か集配のユニフォームの着用率が高かった。あれで下がハーフパンツなら時事ネタ的に完璧だったのに(笑)

帰りに国立でも寄ろうかと思っていましたが、町田は遠いし思わぬ雨で疲れたので回避。新宿でWINSに寄って宝塚の払い戻しをしてから広島のアンテナショップで観光パンフ(8月の遠征用)を物色して帰宅。

2009J2第24節 横浜FC×草津

2009-06-28 | Jリーグ

内容にそこまで差はなかったですが、ミスや流れを掴む部分の差が出た結果。展開次第で結果はどうにでも転がった。

草津の勝因よりも横浜の敗因を列挙した方が話が早い。まずミス絡みでの失点が勿体無かった。草津の鮮やかなカウンターからの先制点はキレイでしたが、そのきっかけとなったショートコーナーでの横浜のボールの失い方はかなりマズい。

もう1つは前半の終盤に流れが向いた時間帯で追い付けなかったのが痛かった。あの時間帯は横浜が良い流れで手数をかけて押し込み、草津がややバタバタしていましたがその時間に生み出したチャンスをモノに出来なかった。

草津はチーム全体の守備意識の浸透が素晴らしい。特に相手ボールに対して前線からのファーストディフェンスが徹底されている。そこでパスコースを切ってボランチが厳しくプレスをかけて奪いに行くという一つの形が出来上がっている。逆に中盤で取れなくてバイタルに侵入された時に危うさを見せていたのが危険と安全の表裏一体を感じさせた。

試合は草津が2点目を決めた時点で事実上決まった。リードが広がった事で無理をする必要がなくなった草津は、まずはラインを下げてしっかり守りながら時折速攻を狙う。一方でスペースを消された横浜の攻撃は完全に手詰まってしまいどうする事も出来ず。一番期待できたのはカズの個人技。キングの衰え知らずなプレーぶりは凄い。

終わってみれば草津の完勝。後藤・都倉の2TOPもなかなか面白い。ホームではあまり勝ててないらしいですがそろそろJ2で頭角を現してきた様子。面白い存在になってきそうです。

傷は深く

2009-06-27 | 鹿島アントラーズ
水曜の敗戦から果てしなく無気力なウィークデーを経てようやく週末。

今回の根は深く未だに完全には立ち直れていないのです。普段は負けても一晩であっさり切り替わるくらい大して引きずらず、そこら辺は典型的なO型気質が味方しているんですが今回ばかりは無理らしい・・・。

今年は本気でACLに懸けていたし、だからこそ人生初の海外遠征も決行しただけにこんなところで終わった事は空しい。それが今でも思うこと。こういう時は立て続けに現場があれば良いんですが残念ながら大分・名古屋といずれも不参加。

しかし何もしないわけにもいかないので今日は三ッ沢で明日は町田か日産の予定。現場続きで英気を養ってきます。

2009ACLラウンド16 鹿島×FCソウル

2009-06-25 | 鹿島アントラーズ
負けたら何も残らない。一発勝負だから内容なんてどうでも良くて結果が出なかったら意味がない。

内容的にはまずまず。前半はスローな入りで早々と先制できたことから停滞ムードが高まった。逆に後半に10人になってからはむしろ試合全体を通じて一番内容の良い時間でした。攻守のバランスが取れていてよく守れていた。

何人かの選手が自分を責める事を言っていますが、負けたのは言うまでもなく誰かのせいではなくチーム全体としての敗戦。

国際試合に対する順応性は身に付けないといつまで経っても同じことの繰り返し。例えばこの試合の主審は相手に触ったらファール、倒れたらカードとレベルが低いなりに判定基準だけは明確でした。ならばそれを早く見極めて対処しなければならない。

FCソウルは強豪と呼ぶに相応しいレベルで技術力のある良いチーム。今年見てきた水原や浦項といった他のKリーグクラブは力強さを感じさせるチームでしたが、それに比べると巧さを感じるタイプ。特に印象に残ったのはFKを決めた21番のボランチと10番のCF。

普通は負けたらあれを決めていればとか、あの場面がどうにかなっていればとか、そういう仮定の想像をしますが、今回に限っては全くそういう考えはなく、一切振り返りたくないのが本音。ここ2,3年で最もダメージを受けた試合でした。

しかし引きずってばかりもいられない。来年再びアジアに挑戦するために国内で勝ち続けるしかない。出来ることはそれしかないから。逆境を力に変えて残りの公式戦は全勝する気合いを見せて欲しい。もともと反骨精神の塊のようなチームだからきっと今こそ何かを見せてくれるだろう。

まだ続かなきゃいけないのに

2009-06-24 | 鹿島アントラーズ
空虚な瞬間だった。

FCソウルのキッカーが蹴ったボールがゴールネットに吸い込まれる。

また今年もダメだった。2009アジアチャンピオンズリーグ終戦。

アジア挑戦は今年も早々に終わった。

何も言うことなんて無い。
言えることはただ一つで、こんなところで終わってしまって悔しい。

相手のPK失敗を願い、ありったけの力を込めてタオルをブン回した腕は痛い。

茫然と立ちつくす事しか出来なくてチームコールには参加できなかった。終わったのか。終わってしまったのか。もう悔しくて悔しくて。

完全に脱力

サテライトリーグ FC東京×鹿島

2009-06-22 | 鹿島アントラーズ

周囲に何もない舎人公園。おそらく鹿島戦がなければ一生来る事はなかっただろう。日暮里舎人ライナーが無ければどれだけ隔絶された場所だったんだろうか。

この舎人公園でのサテライト開催は初めてだったようですがお初らしく運営は微妙。無料だから良いようなものを有料試合は開催できないだろう。有料なら来たいと思わない。開放したエリアは芝生含めてほぼ満杯。雨でこれだから晴れたらどうなっていたことやら。キャパシティオーバーになったのでは。

今のサテライトはみんな必死。特にベンチ入り争いの当落線上にいる増田・竜太・田代辺りはそれが強かった。FWは2人とも良く動けていて視察に来ていた監督への良いアピールになったでしょう。竜太はかなりシュートを打っていたから最後に1点取れて良かった。見ていてFWのどちらかに点を取らせてあげたかった。

逆にボランチからDFにかけてはまだまだトップチームを目指すには厳しい段階。センターバックのレギュラー組とのレベルの差に開きがあった。あとは船山にはもう少し頑張ってほしい。後半相手に引かれて手詰まった時に戦況打開できなかったのは低い位置から展開を変えるロングパスが無かったから。ここがトップとの決定的な違い。

東京の方も塩田・茂庭・佐原・赤嶺・鈴木達・金沢となかなか贅沢なメンバー構成。これで無料のサテライトだからお得。グラサンかけた城福も見掛けたがチョイ悪風だった。サテライトの運営方法は色々あるけれど東京の場合は都内各所で開催して裾野を拡げようとしているのを感じた。思えば前はこの試合は夢の島で開催した。

水曜にも試合があるから流して怪我しないようにやるのかと思いきや、前述したように必死。終了間際に追い付いても喜ぶことなくボールを拾い上げて勝ちに行く姿勢が見られた。どんな試合でも勝利を目指す鹿島らしさが見られて悪天候でも観に来た甲斐がありました。

2009J1第14節 鹿島×磐田

2009-06-21 | 鹿島アントラーズ

チーム状況を見ると一番理想的な形の試合でした。1ヶ月も試合感覚が空いていきなりの実戦だからトップフォームにはならない。徐々に上げていく試運転の段階で落ち着いたゲーム運びで主導権を握りながら完封出来た結果に満足。

ボールは支配できるけれども、相手の守備に苦しめられてなかなかチャンスが作れず。そんな中で前半30分過ぎからは足が止まりだした。なのでその時間帯に先制できたことが大きかった。点の取り方も攻守の切り替えの早さからチャンスと見るや一気に手数をかける鹿島らしい形。2TOPが二人揃って野沢のパスに突っ込んできた。

リードした事で後半は無理をする必要がなくなり相手をいなしながら巧く試合を進めました。追加点が取れる気配はしなかったけれど、1点のリードをそのまま最後まで守りきれる雰囲気も同じくらい感じた。たくさん点を取って楽な展開にするのは一番良いけれど、そうならなくても一番重要な勝ち点3獲得を達成出来る強みがある。

磐田は守備的で攻撃に怖さがなかった。厄介者はジウシーニョですが左サイド限定のプレーエリアではあまり怖くなかった。最前線に入ってこられたら嫌だったので2列目での起用で助かった印象。途中出場の中では松浦が嫌だった。チョコチョコと前線を動き回って気の効いた顔の出し方をしてくる。松浦の存在感は去年の12月にヤマハで散々見せられただけに怖かった。

興梠が代表から帰ってきて早々に決勝ゴールを決めたのは良い弾みになる。肋骨を負傷したまま無理矢理招集された代表で治療も満足に受けられなかったとか。それってどうなのよ。そういう事が重なるから各Jクラブサポが代表に愛想尽かすんでしょうが。本当に自クラブが一番ですよ。

すぐ連戦で試合があるから徐々に上げていきたい。水曜は一発勝負だからとにかく勝つのみ。

晴れ女vs晴れ男

2009-06-19 | 音楽モノ

【6/18 PUFFY『Bring it!』レコ発Special! PUFFY斉藤和義~晴れ女vs晴れ男~】

なかなかオイシイ対バンだった。この組み合わせイイ。

トップバッターはせっちゃん。いつものように飄々と表れてサクサクっと曲やってサッと去る。格好良いわ。

MCで『笑っていいともの楽屋は狭くて茨城の田舎のラブホテルみたいだった。ひたちなか辺りの。昔行きましたねえ。』なんてサラッとカミングアウトして笑えた。PUFFYと競演した時は、『amiちゃんの初体験は体育教師、だったらいいなという妄想です。』と会場の客層の男女比などお構いなしのナチュラルなMCが素敵です(笑)

次はPUFFY。レコ発ライブと謳いつつも新曲と昔の曲を半々くらいにバランス良く混ぜたセトリ。構成の組み立て方が上手い。

二人ともせっちゃんがツッコミ入れたようにステージ上をよく動く。アグレッシブというよりは何だか良く動いているんだなあ、という感じ。MCのユルユル具合がまた面白くて自然体。

アンコールは予想通り3人揃ってセッション。楽屋で飲んでいたらしいせっちゃん。確かに赤ら顔でした。『晴れ女』までは想定内として、まさか最後に『歩いて帰ろう』をやるとは思っていなかったから得した気分。最後に良いもの見て大満足で帰りました。

受け身の天才の三沢が

2009-06-16 | 時事ネタ
今でも死んだとは信じられない。破壊王の死にも衝撃を受けましたが今回はリング上での出来事だから衝撃はあれ以上。

自分が最もプロレスを熱く見ていた頃は新日派だったので全日・ノアはどちらかと言えば敵という感覚でしたが三沢の凄さは一プロレスファンとして当然わかっていた。受けの巧さ、あの高山に『あいつはゾンビだ』と言わしめたタフネスさ。いつかは武藤とのシングルマッチが見てみたかったがそれはついに叶わぬ夢物語で終わった。

昨今の不況に地上波撤退と心労も多かったのだろう。今は安らかに眠ってください。それと最後の対戦相手になった斎藤彰俊には今後もプロレスで頑張って欲しいと願うばかりです。

2009J2第21節 東京V×水戸

2009-06-15 | Jリーグ

全体的に見るとスコアレスドローが妥当な内容。水戸の方がチャンスの数は多かったがフィニッシュのツメの甘さを考えるとそんなところ。高崎が一発決めていれば・・・。

水戸は繋ぐところは繋ぎながらしっかり組織されたサッカーを展開。森村・遠藤といった辺りが良い基点になっていた。あとは下田のしつこい守備が相手には嫌だったように思う。2週間前に見た時よりはだいぶ形になっていた。ラストパスからシュートに至るまでの精度が高まればかなり面白い存在になってくるでしょう。荒田復帰後が楽しみだ。

一方のヴェルディ。土屋・土肥の二人でかなり守れるのでそこの存在感は大きい。攻撃面は今年何度か見た時と同じで大黒だけが危険。展開としては河村がサイドに長いボールを入れてそこからアーリークロスを放る形が主。それを大黒がうまくディフェンスのギャップに入って点で合わせた時が最も得点の予感がした。終盤に投入された河野はドリブルに関してはさすがにJ2レベルで飛び抜けていましたが、プレーエリアがサイド中心で水戸が複数人で囲んでボールを奪いに来たから劇的なスパイスになることはできなかった。

緑の国立は毎度人が少なくて落ち着いているのは良いんですが、5000人しか入らないんだったら駒沢や西ヶ丘あたりでの開催で良いような気がする。それでアウェー席以外の全員にタオマフ配布すれば面白いのに。あとはバックスタンドの無駄な緩衝地帯は絶対いらないと思う。

それでも立地で言えば国立より便利な場所はない。どんより曇り空だったけど何とか雨が降らずに天気が持ちこたえてくれてホッとした。それが一番の収穫かもしれない。

2009J2第21節 福岡×仙台

2009-06-14 | ベガルタ仙台

内容的に悪くはないんだけど相手の戦略にハマったような負け方。ただせめて引き分けには持ち込まないといけない。暑さはあまり言い訳にならない。それが影響したような試合運びではなかったから。条件は相手も同じ。見ているこっちはあまりに蒸し暑くてバテましたが。

前半は潰し合いで動きがなく、後半に入ってから仙台の方がセカンドボールを拾い始めたので後はゴールで仕留めるだけだと見ていたんですがそこに落とし穴がありました。まんまとカウンターを食らうと数的不利になり失点。暑い日なんてだいたいロースコアになるものだし、福岡のやっているサッカーがさほど悪くない事を考えても先制されたのは非常に痛かった。

先制された時点で劣性を挽回するためのオプションをベンチワークに頼れなかった。だってあの控えメンバーは逃げ切りありきのメンツでしょう。千葉・富田と二人のボランチを入れて攻撃的なのは中原一人ではキツい。しかも消去法で中原の1TOPにせざるを得ないのは苦しい。誰だって暑くて走れなくなるんだから動き回れる西山あたりを控えに入れておくべきだったと思う。テグは守備がどうのと言うけれど、最も決定率の高いソアレスを最後までピッチに残さない選択は個人的には解せない。

ボールは支配できていたけれどタテに入れるパスは少なく、また戦況打開のチャレンジパスを狙った時に選手間の距離が離れていてパスが届かずカットされる場面もしばしば。あとは前が空いたらとりあえず打ってみる思い切りの良さが足りなかった。

長いシーズンだから負ける事もあるけれど桜・湘南を追いかける立場ならば今は目の前の勝ち点3を積み重ねて上にプレッシャーをかけていきたい。3位で昇格で良いなんて思いませんよ。何故今年の仙台にここまで必死になるのか、飛行機の中で考えたのですが、それはやっぱり2年連続であと一歩届かず終わった所を見てきたから。3度目はない。今年こそは。

蒸し暑さにバテた

2009-06-13 | 紀行

福岡に日帰りで行ってきました。13:00開始のレベスタ暑すぎ。その時間にしないと仙台が当日中に帰れないからそういう設定なんだろうけどあんなに暑いとは思わなかった。湿度が高くてジメジメしていた。

時間が無いなりに午前は散歩して福岡市博物館へと金印を見に。しっかりした施設でなかなか面白かった。そこからヤフードーム周辺をグルっと回って唐人町まで。

こういう日は冷えたビールが旨いですが美酒とはいかず。しかしフラッと入った中洲の店が何食べても美味いこと美味いこと。酢モツを初めて食べたんですがさっぱりしていて美味しい。これだけは収穫だ。九州行ったらまた使おう。いつになるかわからないけど。

日本新記録~千葉ロッテ×広島~

2009-06-12 | 野球

1イニング15点とか打者2巡なんて見た事ない。

後で知ったんですが日本新記録だそうなので当然と言えば当然か。しかも連続四死球に内野ゴロの送球ミスによるエラーまで重なると珍プレー大賞にしか見えない。野球というより余興。6回裏だけでチケ代の元が取れた。

726チケットを買って到着した時には既に5点差。半ば勝敗が決した状況。もっともビールを飲みながら見るのには一番ちょうど良い内容。あそこまでの状態になると試合展開なんてもうどうでもよくなりますから。とりあえずサマナラだけは行きたかったんでカレー食べて満足。野球見に行ったというよりも面白いことに参加した感じ。

あの展開でも帰らず最後まで応援し続けたレフトスタンドの広島ファンには頭が下がる。9回の密集して声出しはいいもの見せてもらいました。

W杯アジア最終予選 日本×カタール

2009-06-11 | フットボール全般

内容に期待をするならば期待外れの試合。連戦の疲労蓄積なのでしょう。全体的に運動量が少なかった。一つの山場を乗り越えて中3日ではフワッと抜けたような試合になるのも仕方ないと言えば仕方ない気もします。

動きの量が少なくて連動性のある攻撃があまり見られなかった。篤人も先制点につながったクロスは良かったが上がるタイミングが遅い場面がしばしば。俊輔が中央で持った時にまだ後ろにいてパスの出し所がないケースなど目についた。また俊輔の相当なお疲れ具合はオフなしで横浜に復帰するだろうという事を考えると今後が心配。

課題としてチーム全体の底上げが求められる点が浮き彫りになったのは良かった。ボランチのレギュラーが二人揃って抜けるとかなりのダウン。またサイドバックには本職を置くべき。左タッチライン沿いまで行くとボールは一旦停滞した。

終盤は1点を奪いにいくシミュレーションとしては絶好の場面でした。そこで闘莉王まで上げたのに俺が俺がのアピール合戦になってしまい非常に勿体無い時間の使い方。おかげで終盤に興梠が消えてつまらなかった。金髪の俺王様はまだ良いとして、欧州組ブランドを引っ提げた松井の個人プレーにかなり萎えた。ドリブル仕掛けるのは良いんですけど状況を見てシンプルにやるべき所はそうすべき。

レフェリーは相変わらずのアジアクオリティできちんとジャッジ出来ないから相手が無法地帯の如く削りに来る。憲剛を真後ろから削りにいってカードなしだった時だけはさすがに本気でムッとした。

代表ブランドも復活傾向にあるのか、客入りも上々でよく入っていた。もっとも普段のJと客層が違いすぎて無駄に色々な事を感じるわけですが。そういう方々が多数来場されるから6万人も入るわけですね。人は入るが昔の予選のような熱さや殺伐さは無くなった。それが日本という国の本来の姿なのかもしれないけれど。

興梠の1対1は決めて欲しかったけれど別に構わない。代表で決めるくらいならチームで決めてもらった方がありがたいから。何だかんだ言ってもやっぱり自分の所が一番楽しいし一番大事。我が軍は戦い方の引き出しが多いのをショートパスで手詰まった代表を見てつくづく思った。早く中断期間が終わって欲しい。

ミドリのワンマン

2009-06-09 | 音楽モノ
【6/6 「ミドリ、ワンマン、2009春。」追加公演 ライブ!!@日比谷野外音楽堂】

土曜日、武蔵野での試合観戦後に新宿に立ち寄って安田記念の前売りを買ってから丸ノ内線で霞ヶ関へ。向かう先は日比谷野音。雨も上がって野外ライブには絶好のコンディション。

着いた時には前座が始まっていてDJムメことメロン記念日の村田めぐみさんのプレー中。かかってる音をのんびり聞くのは結構好き。途中で『チョコレイト・ディスコ』→『edge』というなかなか嬉しいコンボを流していただいて勝手にアガる。しっかり自分達の曲も流していてビークルとのコラボ曲はなかなか良さげ。

次に前説で猫ひろし登場。ひたすら下ネタで冷ややかな雰囲気に。あれは爆笑より苦笑いでも仕方ないか。

そしていよいよ本番。色々事前に予備知識は得ていましたが後藤まり子は激しい。3曲目でいきなりデストローイの絶叫がきて『ゆきこさん』 この生デストロイが聴きたかった。

椅子があって途中まではやや大人しめだったがまり子が客席乱入した辺りから一変。乱入の際に近くに来てまた戻ろうとした客に『戻らんでエエよ』と。更には『もっと前来たらええやん。パンクのライブ来たんやろ。』と煽れば前に集合状態。

もみくちゃにならない程度の前方の程よい場所まで移動してあとはそこで参戦。適度に体を揺らして楽しんだ。アンコールなしで終了。その後にもうクリトリックリスの出番があったのですがメインが終わったためそこで退散。野外の雰囲気は良い。雨が降らなくて良かった。