Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

千葉ロッテ×横浜

2007-06-29 | 野球


◆日本生命セパ交流戦 千葉ロッテマリーンズ×横浜ベイスターズ 2007年6月25日(月)18時15分◆

この試合は元々開催予定日の22日(金)に行くつもりでしたが、雨天中止による振替の振替で止む無く月曜開催になったものの、ここまで来たら行かない訳に行かないという変な意地が出てしまい、マリンまで行ってきた次第。平日のマリンは人が少ないからのんびり観戦できるとか、TEAM26の来場ポイントが2倍になるとか、色々要素はあったんですが、何だかんだいっても一番大きいのはチケットが1000円だった事か。何とも現金な話になってしまいますが、プライスレスはありがたいです。

試合はなかなか面白かったです。工藤一人見るだけで充分価値のある試合。ベテランらしく変化球を低めにコントロールしながらバッターを抑えていくピッチング内容は見事でした。完投して欲しかったけど、点差が詰まった事でクルーンを見れたからそれはそれでラッキーでした。平日のマリンなので当然の如く、途中からの観戦で、ベイスターズの得点は一つも見れていないのですが、充分楽しめる内容でした。負けるにしてもただでは転ばないマリーンズが、8回裏に福浦・サブローの連続タイムリーで粘るあたりも試合を面白くしてくれました。1000円にしてはお買い得な試合でした。

J2第24節 水戸ホーリーホック×ベガルタ仙台

2007-06-28 | ベガルタ仙台

水曜の笠松、霧がかかって湿度の高いコンディション。客席には2000人程の観衆が入っていましたが、競技場全体に妙な静けさがあり、どちらのサポも応援していない時間は場内が水を打ったように静まり返っていて独特の雰囲気に包まれていました。

水戸が標榜するポゼッションサッカーが色濃く出ていました。セカンドボールを拾ってポゼッションを高め、村松や小椋を中心にテンポの良いパス回しで攻め込みました。内容は良かったです。次に求められるのは内容の良さをいかにして結果に結びつけるか。少なくとも、これまで見てきた水戸×仙台と違う内容の試合であることは確かでした。

逆に仙台は低調なパフォーマンス。それでも数少ないチャンスをモノにする集中力は見事ですが運動量が少なかった。1点取る前のロペスはミスが多くて機能していなかった。点を取った後は気を良くしたのか、前から積極的にプレスをかけていましたけど。

それでも勝ち切れるのは後ろがしっかりしているから。千葉・木谷・ジョニウソンのトライアングルが堅い守りでゴール前を塞いだことが大きい。長丁場を戦い抜く上でこのセンターラインの安定感は非常に重要。また中盤では富田が守備だけでなく攻撃でも良いアクセントになっていて更にはゴールのおまけつきと元気なところを見せてくれました。連戦であることを考慮すればどんなに不恰好でも勝ち点3取れたのは評価できます。

札幌との勝ち点差が9に縮まったという事実、これが最大にして唯一、この試合で仙台が得たもの。まだまだ先は長いです。水戸のサッカーの完成度が更に高まった時、是非またこの対戦が見てみたいものです。

霧の笠松

2007-06-27 | ベガルタ仙台
年に1度は行きたい笠松。ここを逃すと今年は行けなそうなのでグルメを堪能すべく平日の小旅行にゴー。しっかり坦々麺をいただいてきました。去年食べて美味しかったティラミスが見当たらなかったのが残念だったけど、今年も楽しませてもらいました。

試合は負けたけど水戸の方が良いサッカーをやっていた、仙台は序盤の立て続けの2点で良くも悪くも(悪い意味が強いが)落ち着いてしまった。勝っただけと言えばそれもあながち間違いではない、アウェー側スタンドの試合後のリアクションも微妙な感じ。

最近何かと忙しいのに(月曜からマリンに行ったりと)無理に笠松行ったので疲れました、でもカシマの帰りよりは少し早く帰れるから楽は楽です、交通費は倍違うけど。色々な意味でなかなか楽しい日帰りでした。

J1第17節 鹿島アントラーズ×名古屋グランパス

2007-06-26 | 鹿島アントラーズ

少ないチャンスを生かして勝ち点3を獲得。一瞬集中が途切れた隙に取られた1失点はいただけませんが、それ以外はしっかり守って良い守備から攻撃につなげるバランスの良さがありました。これで前半戦は3位で折り返し、序盤のもたつきを考えれば上出来と言えるでしょう。

自分達のペースで試合を進めた水曜の柏戦に比べると、名古屋の相手に合わせるようなやり方の前に手こづりました。セカンドボールをことごとく名古屋に拾われて苦しかった。名古屋の3トップがワイドに開きサイドバックを引き付けて主導権を取り、サイドからヨンセン目がけて何本もクロスを上げられましたが、最終ラインが粘り強く食い止めました。2列目の藤田もお得意の絶妙な飛び出しを何度も繰り返していましたが、なかなかそこにラストパスが入らなかった。逆にそこにボールが入っていればもっと危険な場面が増えていました。

中盤が攻守に渡って機能していることがチームに好循環を与えています。青木が積極的に攻撃参加したり、本山が後ろに下がって守備をしたりと少し前では考えられなかったような事が今では当たり前となっている。特に最近の青木の活躍ぶりは覚醒した事を感じさせます。もうすぐ中後も復帰するからますます競争が激しくなるでしょう。

他の中位グループがドローなどでもたつく中、ホームでしっかり勝てたのは大きい。今は色々と良い流れがきていて、ピッチとスタンドの距離も徐々に縮まりつつある、だから今の状態は失いたくない、そのままの流れで中断までの残り3試合を終えて欲しいです。

3連勝

2007-06-24 | 鹿島アントラーズ
鹿島 2-1 名古屋

押される時間が長くてヒヤヒヤしたけど何とか凌いで3連勝。終盤、藤田とヨンセンの決定的なヘッドをセーブした時の曽ケ端は神だったけど、あれがゴールラインを割らないのは呪いがかかっているからだろうか、とちょっと思ったわけですがそれは考えすぎか。

日曜の16時は帰りが辛い。バスもかなりの確率で渋滞するし、今日は東関道がまさかの事故渋滞で参りました。カシマが外れた場所にあるとつくづく感じる、それでも勝ったから良かった。長い道中も勝てば気持ちが良いものです。

巨人×千葉ロッテ

2007-06-22 | 野球

遅れ馳せながら火曜日の出来事を。東京ドームでの読売×ロッテを観戦。読売が苦手マリーンズに久々に勝利するというパリーグ派としては余り嬉しくない試合でした。ホームラン攻勢で試合の進みも非常に早かった。意外性のある根元の一発で少し盛り上がってきたところで、またホームランで突き放されマリーンズ敗北。9回に登場の守護神・上原は打ち崩せそうな気配すらない、さすがの貫禄です。

東京ドームは何度訪れても、何ともいえない閉塞感というか包まれている感がある。ドーム特有の感覚なのでしょう。それでも喫煙室が作られて分煙化してくれたのは禁煙家からすると大助かりです。いまだにコンコースと喫煙所が混在している競技場は結構ありますから。特に等々力は改善してもらいたいなあと最近少し思います。

試合が早く終わりすぎたので、慌てて帰る事無く阿部の場内一周まで観てから球場を出たら、終了から約30分程経っていて、水道橋からの電車も混まずに帰れました。平日のど真ん中にもかかわらずノンビリ帰宅した理由は次の日が休みだったから。いまさらですけど水曜は休みを取って日立台に開門前から並んでました。開門前に並ぶなんて去年のナビスコ決勝以来でしたけど、日立台はそれをするだけの価値がある場所だから。実際それだけの価値はありました。

話は横道にそれましたが、何だかんだで交流戦も大詰め。次は月曜の千葉マリンに行こうかと考えております。

J1第16節 柏レイソル×鹿島アントラーズ

2007-06-21 | 鹿島アントラーズ

ゴールが決まると同時に終了の笛が吹かれる、文字通りのサヨナラゴールでの決着。こんな事は滅多に無いのでこの劇的な幕切れのゲームを現場で応援できたのは幸せです。日立台はピッチとスタンドが近いから、選手や監督が大喜びしている姿だとか、ゴール裏がハッピーバースデーを歌ったら、少し照れてる本山の表情などもハッキリ見えてそれがまた嬉しくもあり。

内容としては引き分けではダメ、絶対に勝たなければいけない展開でした。フランサの退場でこちらとしてはかなり楽になりましたが、逆に柏は守る意識が高まり古賀を中心とした守備陣にうまく抑えられました。また後半の半ば過ぎからは攻め疲れして足が止まるようになる。途中から入った興梠・ダニーロが健闘していましたがシュートが入らなくて苦戦しました。負けはないけど勝てないイヤな展開、それを最後で打ち破った。決勝点は佐々木の演出が全て。またまた短い出場時間で貴重な働きをしてくれました。

勝ったなりに課題もある。相手に引かれた時は本山や青木にもっとミドルを打って欲しいし、前半のうちに先制していればもっと落ち着いて試合を進めることが出来ました。

それでも内容が良くなってきてチーム力が高まっているのは確か。大岩・岩政と青木のセンターラインの守備は安定感が増している。また前線からのプレスがしっかりかかるようになってきている。特に前半、フランサの退場前も押していたのは鹿島。立ち上がりからどんどんプレスをかけて先手必勝を狙う柏の得意な形を作らせず、逆に柏のやりたい形を鹿島がやれていました。今年柏の試合は4回目の観戦でしたが、今までで一番苦戦した印象をもちました。

今はチームに安定感が生まれ、良い流れが来ているのでこれを途切れさせないように、次からも勝ち続けていきたい。

J1第15節 ジェフ千葉×ヴァンフォーレ甲府

2007-06-20 | Jリーグ

フットボールの魅力を伝えるのに充分な内容のゲームでした。特に甲府のパスサッカーは見ていて楽しい。パスを出して走る、受けて出してまた走る。その繰り返しによって生まれる連動性あるパスワークは本当に美しい。

ただ内容が結果に結び付かないところに今の甲府はジレンマを感じているのでしょう。攻撃では茂原へのマークがキツく左からなかなかチャンスメイクできませんでした。惜しい試合でしたが局面での手痛いミスに泣きました。攻撃に手数をかける分、守備は常に手薄な状態ですがこういう場合にDFに失敗は許されない。千葉の3点のうち2点は増嶋の痛恨のミスによるもの、センターバックとしてやってはいけないミスでした。

積極的な甲府に対し千葉はリスクを避け相手の高いバックラインのウラにロングボールを放り込み、それが上手く合ったのが巻のループ。以前の千葉であれば真っ向勝負を受けて立ったはずですが、それをしなかったところに千葉の苦しい現状と勝ちへの拘りが窺い知れます。

甲府のおもしろいサッカーに一切触れず、ひたすら巻・巻と連呼する当日夜間のスポーツニュースにはいつも通り辟易いたしましたが(確かに巻は2点取ったMOMであるが)、このダイナミックで見ていてワクワクする試合を現場で見れたのは良かった、払った分のチケット代はしっかり元を取れるゲームでした。

J1第15節 大宮アルディージャ×アルビレックス新潟

2007-06-19 | Jリーグ

審判がゲームをコントロール出来ないと試合の魅力が半減する、長田主審のダメなジャッジには不満だらけです。松下の退場は2枚とも必要ないカード。それ以外にも流せばいい場面でいちいち笛を吹いてプレーを止めるシーンも多数。松下は本当に可哀相、新潟の攻撃で重要な役割を担っていただけに、彼が退場して新潟が攻めに出られなくなって試合が一気につまらなくなりました。大宮も一人多いのにいつも通り攻めに対し積極的ではなかったので見ていてイライラしました。おまけにスタンドは招待券のバラ撒き過ぎというのが容易に分かる状態で大宮戦とは思えぬ人の多さで参りました。

のっけから不満タラタラに綴ってしまいましたが実際のところ、結果として観ていて良い気持ちのしない試合になってしまいました。試合が少しずつ動き始めようとした矢先での松下の退場は本当に不可解で残念。それでも10人であることを全く感じさせなかった新潟の粘り強さは素晴しかった。大宮が一人多いアドバンテージを生かせないリスクの低い攻撃に終始していた事もありますが、それでも組織的な守備から反撃を窺う新潟の戦いぶりは勝てそうな気配がありました。

どちらかを応援していたわけではありませんし、大宮には何の罪もありませんがこういう展開になった以上は新潟が勝つか引き分けるかしないと、中立の立場としては釈然としないので最後の方は新潟ガンバレのスタンスで見ていましたが負けてしまって残念です。中立の人間がこう感じるのですから、駒場のアウェー側を出島の立見までビッシリ埋め尽くした新潟サポの方々の悔しさときたら相当なものでしょう。残念の一言で片付けるには余りにも酷です。

観戦日和というかハシゴ日和

2007-06-16 | Jリーグ
昼の暑さと駒場の想定外の人の多さに参った土曜日、等々力→駒場へハシゴしました。昼の試合と夜の試合では満足度が違うわけですが、それは当事者視点か第三者視点かの違いではなく、主審が稚拙すぎたからでしょうね、長田ヒドすぎ。川崎×柏は見応えありました。あの暑さの中であれだけの激戦を演じた両チームにはただただ脱帽です。

J1第14節 横浜Fマリノス×ジェフ千葉

2007-06-12 | Jリーグ

飛田給から一旦渋谷に戻りそこから東横線の菊名経由で新横浜へ。試合中は雨でしたが屋根があるので問題なし。2階の見晴らしの良さと雨に濡れないところくらいは、見づらい日産にも評価できる要素があるものです。

前半からマリノスのプレッシングがおもしろいように決まっていました。サッカーの内容だけなら3-0でも5-0でもおかしくない展開で、間違いのゴール取り消しやバーに嫌われて逃した得点が決まっていればもっと大差がついていた試合でした。マリノスの良さばかりが目立ちました。

逆に千葉は調子が良くないようでした。イビチャ時代と比べるとチーム全体が小さくまとまった印象。フォーメーションにとらわれない予想外の動きや連動性のある組織的攻撃が見られず、普通のチームが普通にサッカーをしているだけでした。あとはFW陣に全く恐さが無く、点の入りそうな気配がしませんでした。

今年はこれで3回目のマリノス戦ですが、横浜ダービーを除いた2回の試合内容が余りに良すぎたため、自分の中では実際の順位表以上にマリノスに対するプラスイメージが強いです。勝ったり負けたりを繰り返す中で順位も変動していると思うのですが、前回見たのがGWの川崎戦でその次がこの千葉戦ですから、偶然とはいえ内容の良い試合にばかり巡り合っているので、試合の巡り合わせによる面白さを感じます。今月はこの試合の後に千葉を何度か観る予定になっているのですが、どのように変化していくのか、第3者目線ですが今後楽しみです。

J2第20節 東京ヴェルディ×ベガルタ仙台

2007-06-11 | ベガルタ仙台

お互いに勝つならこの形というイメージを持って試合に臨んでいると思いますが、その形を実行できたのがヴェルディ。逆に仙台はやりたいサッカーをやられてしまいました。

仙台は内容的には悪くなく、守備陣は安定していてフッキ・ディエゴをしっかり抑えていました。そんな中でヴェルディ側に流れを手繰り寄せたのがボランチのゼ・ルイス。この人が中盤の底でバランスを取りながら、こぼれ球を拾い続けることで、ゲームの流れは次第にヴェルディへと向かっていきました。ゼ・ルイスに負けたという感じです。同じような存在で言えば仙台ではジョニウソンが奮闘していましたが、彼にかかる負担が大き過ぎた。千葉を一つ前のポジションで使えれば、それが少しは解消されるでしょうが、怪我人などのチーム事情もあるから難しいところです。

後半の仙台の攻撃は迫力があり見応えがありました。後半の内容だけ見れば全く下を向く必要は無い敗戦。むしろ今後へ向けて先行きは明るいと言えます。萬代投入後は前線に基点ができ、関口を右ハーフに配置する事でサイド攻撃が活性化されました。また中島に代わって入った中原も高さ・強さを見せ、ヴェルディの高さあるDF陣を手こずらせました。追撃の1点は豪快なヘディングでした。中原の今後に期待したいです。

この試合でJ2は第20節。まだ20節、先は長いです。札幌がやや抜け出した感がありますが、まだまだどうなるかわかりません。今は紙一重の勝負でヴェルディに負けても仙台はまだ大丈夫。次節以降も福岡・京都と厳しい相手との対戦が続きますが、まずは連敗しない事が大切です。それにしても試合終盤から終了しても鳴り止まなかったアウェーゴール裏の「Ready Go~」の大声援の迫力。あれは凄かった。試合前からどっちのホームゲームか分からない状態ではあったけれども、あの時は完全に逆になっていた。スタンドもピッチも熱い試合でした。

東京ヤクルト×東北楽天

2007-06-10 | 野球

雨が上がったので神宮に行ってきました。良いタイミングで晴れてくれました。

両チームの先発ピッチャーが互いにランナーを出しながらもよく持ち堪えていました。イーグルスとしては7回表に2点差を追い付いた直後に宮出にスリーランを打たれたのは痛かったけど、序盤のチャンスでタイムリーが1本も出なかった事の方がもっと痛かった。最後は粘りを見せただけで残塁の山を築いたのが残念でした。

しかし今年のイーグルスは良い試合をやるから、見ていておもしろいのは確かです。底辺から徐々に成長しているのは試合を見る毎に感じます。レフトスタンドの人数も多かった。昨日の味スタ→東京ドームから3連戦で遠征してきた方々が多いようには感じますが。仙台つながりで言えば昨日のヴェルディ×仙台の終盤のベガルタの猛攻とこの試合の9回表のイーグルスの反撃が、種目は違えど似たような展開だったので重なって見えた。今日はどちらかと言えば楽天寄りの立場で観戦していたので、試合終了後は昨日の味スタのそれと同じような感覚でした。最後まで目の離せない面白い試合だったので、雨で中止にならなくて本当に良かったです。