Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

意味分からない

2006-11-30 | 鹿島アントラーズ
其の壱
川淵さん表明、直近の天皇杯覇者がACL(日刊)

そうしたい意向はよく分かる。確かにいずれはそうしなきゃいけないと思う。
でも今議論する事ではない。今季浦和がリーグVの場合はリーグ2位に権利を与える事で、Jリーグ理事会の話がまとまった後に、何を今更言うか。もっと早く言いなさいよ。


其の弐 
パウロ・アウトゥオリ監督との来期契約について(鹿島公式)

まず、最終的に監督が辞めると言ったのか、それともクラブ側が解任の形の決断を下したのか、その辺の経緯がはっきり分かりませんが、いずれにしてもアウトゥオリを断然支持していた自分としては非常に残念な結論です。もし監督が愛想をつかしたとしたら、その程度のチームでしかないという事だし、クラブ側が辞めさせる決断をしたのなら、それは浅はかで意味不明な決断。どっちにしてもチームにとっては痛手だし情けない。徐々にチームが出来上がってきて、さあいよいよこれからだ!という時に監督退任とは本当に残念でなりません。

それにしても、今季ブラジルから来たサンタナ・ガーロ・アウトゥオリ。この三人がどれだけの手腕を発揮するか期待していたんですが、まさか1年後に誰も居なくなるとは・・・。

ベテランへの非情宣告

2006-11-29 | Jリーグ
寂しい季節になってきました。各チームで戦力外の通達が出されています。

まず解せないのはこれ
契約満了選手のお知らせ(仙台公式)

村上に高桑に大柴・・・、何故!? チームを引っ張る事が出来る戦うベテランを切っていいんだろうか。チームの為に身を粉にして走りまくる大柴、サポーターのコールに胸のエンブレムをバンバンと叩いて応える熱いハートを持った高桑、もちろんそれだけではなく豊富な経験とビッグセーブ。自分が見た限りでは、今季序盤も高桑のおかげで勝ち点を拾った試合が何度かあったと思う。彼らを切って得るもの、残るものはどれだけあるんだろうか。サンタナ監督解任報道もありますけど、それでは結局毎年チームを壊して、翌年またゼロから新たなチームを構築する体質は変わらない。まずメスを入れるべきポイントはその体質改善だと思うのですが。自分は第3者ですが何とも理解しがたいフロントの決定だったので、思わず取り上げてしまいました。


そしてこれ
秋田 豊選手の来季契約について(名古屋公式)

こちらは薄々予感はしていました。最近はスピラールがレギュラーだったし、名古屋とは2年契約だったので契約満了の今年はひょっとしたらこうなるかも、と感じていたので。本人は現役続行を希望しているそうで、早く次が見つかるといいですね。絶対ありえないですけど、鹿島に戻ってきたら嬉しい、2年前にクビにしましたけど。でも今の鹿島に最も欠けているものを持っているのが、秋田であり前述した高桑だよなあと思うわけです。彼らが帰ってきたらいいなと、ただの願望ですけどそう思います。

最後に一つ、ミスター・モンテディオこと高橋健二選手と同じ山形の太田選手の現役引退も発表されました。山形一筋の現役生活、お疲れ様でした。

横浜FC昇格内定

2006-11-28 | Jリーグ
初めてのJ1昇格おめでとうございます。まさか横浜が昇格するとはシーズン前は思ってもみませんでしたが、今季の戦いぶりはJ2を勝ち抜くのに相応しい安定感とメンタルの強さがありました。

何度か試合を観た今年の横浜の印象は、とにかく守備が堅くて安定した手堅いチームだったというのが一番強く感じたところ。誰が入っても強固な守備が崩れなかったのが、昇格&優勝の一番の要因だと思います。またカズや山口といった名の知れたベテランに注目が集まりがちですが、菅野や内田などの生きの良い若手の存在も見逃せません。

来年は厳しい戦いになると思いますが、何とか頑張ってほしいと思います。

J1第33節 川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ

2006-11-27 | 鹿島アントラーズ
先日書いた通り、中立の立場で試合を見つめていましたが見応えのある内容でした。どちらかに肩入れして観ても存分に楽しめるゲームだったと思います。鹿的には緊張感のないところで相手に助けられて大勝するよりは、今はこういう試合を積み重ねる方がよっぽど価値がある気がします。

前半は鹿島ペース。外と中をバランスよく使えていた。「やればできるじゃないか」という内容。鹿島の特に良かったところは積極的な守備。中でも本山が憲剛に対して高い位置から激しくチェックをかけたことで、川崎の攻撃力を弱められた。この試合の川崎は勇介が出停で代役が飛弾だったから、右は穴になると読んでましたが確かにその通りだったのと、勇介がいなかったことを差し引いても左サイドでの新井場の積極性が目立ちました。またファビオが上手く新井場に絡んで左からチャンスを演出していました。ただ良い流れで来ていた割りにはシュートが少なかった。それでもリードして折り返せたのは上出来。野沢のループはお見事の一言。

後半始まってすぐの川崎ボールのスローイン、一瞬鹿島が集中を切らしたところで、たった一人スペースを見付け一瞬の隙を逃さなかったのが憲剛。フリーで抜け出すと冷静に流し込んで同点。やはりこの選手のセンスは素晴らしい。ここから徐々に試合の熱が温まってきて好ゲームの流れになってきました。田代の不幸な赤紙で試合が壊れるかと思いましたが、10人になってからの鹿島は一人足りない分を皆がハードワークでカバーし、逆に10人である事を感じさせない試合を見せました。一度追い付いた時は「川崎っぽい試合になってきたぞ」とある意味一人ワクワクしておりました。だって普通強豪なら2-1で終わりですもん。そこが一筋縄ではいかないのが良くも悪くも川崎らしさ。

幕切れは劇的。これまで散々ロスタイムに泣いてきたチームが、最後の最後でロスタイムのラストワンプレーに笑った。これがあと何試合か早かったら・・・とちょっとだけ思ったけど、最後にまた一つ階段を上ったのかもしれません。こういういわゆる『等々力劇場』を演じるところが 川崎の面白さでしょう。

シーズンも終わり間際ですけど、鹿島は監督がやろうとしているサッカーを、ようやく選手が体現して来た気がします。それと最近何回も言い続けてますけど、強豪相手に良い試合できるのはわかったんで、それを安定していつも継続してください。個人的には来週は磐田相手だから内容を期待できるけど、再来週の名古屋あたりが結構危ういんじゃないかと読んでますので。。でも今の状態を保てれば天皇杯は期待が持てそうです。

最後に岡田ジャスティスについて。一言言いたいのは我々観客はサッカーの試合観るために、選手のプレーを見るために金払ってスタジアムに足を運んでるんです。誰もあんたのゲームクラッシュ・メイクドラマは見たくありません。審判によって試合が試合で無くなってしまうことが一番嫌なんです。

純粋に楽しめました

2006-11-26 | 鹿島アントラーズ
等々力から帰宅。今日は寒かった。

試合は攻守の切り替えが早くて良い試合、見ていて面白かったので楽しめました。願わくば最後まで11対11で見たかった。特にこの試合は自分にとっては楽しみにしているカードだけに。だからジャスティス主審の意味不明レッドで試合が壊れかけたのが残念でした。それは自分が鹿サポだからではなく、一サッカーファンの立場としてガッカリしました。でも10人になった後も、その事を感じさせない戦いを見せてくれた鹿島の選手達は素晴しかった。もっと早くこういう熱い戦いをして欲しかった。何だかんだ言っても消化試合には変わりないから。

今季最後の等々力でしたが、実は今日は初めてアウェー側で観戦しました。ある意味新鮮でしたが、想像以上に隔離されてるなあと思いました。あと川崎のビジュアルをベストポジションで見れたのは良かったです。

今日は試合よりもセレモニーが印象に残ったような気がします。BGMでプリンセスプリンセスの「M」は反則ですよ(苦笑) 相変わらず泣かせる演出が上手い。ヤスへの花束贈呈が周平だったのもナイス! 鬼木が涙で声を詰まらせながらスピーチしたのは胸打たれた。そして最後に鹿島のゴール裏に来て、拡声器でメッセージを伝えてくれたのが嬉しかったです。引退した3選手、本当にお疲れ様でした。

U-21 日本×韓国

2006-11-22 | フットボール全般
あまり寒くなくこの時期のナイターにしては有り難い環境でした。背景に新宿の高層ビル群のネオンを見ながら観戦する国立のナイターゲームが好きな自分としては、気候に苦しめられなくて本当に助かった。

内容的には面白い試合でした。韓国が守備的にきたこともあり、日本は積極的でした。梶山や増田を中心とした中盤での細かいパス回しと、効果的なサイドチェンジを巧みに組み合わせた攻撃が存分に展開されていました。ただ組み立てまでは良いのにフィニッシュは精度を欠いていた、デカいFWは大ブレーキで全く期待が持てず。もっとも全般的に今の彼に期待するものはないですけど。少しはポストプレーで貢献していましたが。

増田のノビノビとしたプレーはどこから引き出されてるんだろう。普段の状態が嘘みたい。やっぱりボランチより2列目が生きるのか。でもそろそろボランチをモノにして欲しいと思う身としては、代表で2列目に入るとあれだけやれるのはある意味複雑。だいたい鹿島の時に、あんな正確なロングパスやトリッキーなヒールなんて見たこと無い。何か一つ好プレーするたびに、「そんなプレーが出来たのか(爆)」と驚いておりました(笑) だから逆に韓国の先制点の時に、ただ突っ立てるだけでボールホルダーにチェックに行かなかった時はある意味ホッとしたりもして(苦笑) プレーの質で言ったら『増田自身+(フェルナンド+野沢)×2』ぐらいの活躍でした。(例えが鹿島限定ネタでスンマセン)
 
この試合のMOMは間違いなく水野でしょうね。完全に右サイドを制圧していた。ボールを止める・蹴るといった基本がしっかり出来ているしボールコントロールが安定して、クロスの精度はピカイチ。それと相手を抜ききる前にクロスを上げられるところがサイドプレイヤーとして素晴しい。同点弾の場面では二人を相手にして、中へ正確なボールを上げましたがあれはお見事。90%水野のゴールと言っていいでしょう。

結果が伴えば最高でしたが内容だけで言えば今後に繋がる収穫のある一戦でした。この世代はチームでもギュラーを確保している選手が多いだけに今後も楽しみ。来年以降も期待しています。

世界バレー 日本×中国@さいたまSA

2006-11-20 | スポーツ
浦和美園から新都心に移動し17時半頃に会場に到着。バレーは客層が若い、それと女子が多い。これをまず感じました。チアスティックは入口で配っていると思っていたんですが、どうやら世界バレーの場合は売店で購入するらしい。過去の傾向から言って日米野球なども無料で配布していたので、チアスティックを買う感覚が意外でした。もっとも自分はあの耳障りな音が嫌いなので購入すらしませんでしたけど。

試合はフルセットまでもつれ込む熱戦で面白かったです。3セットで終っても5セットまで突入しても同じチケット代という事を考えると、フルセット見られて充分に元が取れた気持ちになれました。

現場で観ると色々な視点で試合を見れるのでやっぱり良いものです。色々と発見もあって、例えば野球と一緒でサーブを打つ選手によって微妙にポジションをズラしていたり、セッターがトスをいかに散らせるかによって、ブロックを外して楽にスパイクが打てたりなど、セッターのアシスト役としての役割を観察するのが楽しかったです。あと得点を取った時の植田監督のリアクションをチェックするのも密かに楽しかったり(笑)

アリーナ内は人の多さも手伝って熱気がありました。声援の多さはゴッツと越川に対するそれが圧倒的に大きかった辺りに、メディアの宣伝効果を垣間見ました。そのメディアですけど、アリーナのド真ん中の一番良席になりそうな場所を、まるまる放送席で潰し、向こう正面側の中央はいわゆるタレント席で潰しているあたりに、テレビ中心の試合、興行的な匂いを感じ取りました。個人的にはサッカーの代表戦よりも興行色の色濃さを感じました。ただ現場だと五月蠅い絶叫系の実況は聞かなくて済むし、点が入ったときにカメラに映るうっとうしいタレントを見なくていいので、試合に没頭し集中できるのが良い点です。だからやっぱり現場観戦が一番だなと、そう思った初めてのバレーでした。

J1第31節 大宮アルディージャ×鹿島アントラーズ

2006-11-19 | 鹿島アントラーズ
結果は3-0での勝利でしたが、結果が物語るほどの内容が伴った試合ではありませんでした。大宮のデキの悪さに救われました。大宮は拙攻とアリソンの独りよがりなプレーが目立ち、ゴールを割られる感じがしませんでした。あれなら勝って当然かと・・。この試合はカテゴリー4のチケットを1300円で買って観ましたけど、その程度の値段に相当のゲームだったという評価です。

それでも結果についてはそれなりに満足いきました。点差だけなら快勝ですし、試合運びは悪くなかった。守備の良いチームにまず先手を取る、しかもキックオフから1分も経たない内に決めることで、試合を優位に進めました。後半、大宮が反撃に出てきたところを凌いでから、貴重な追加点。常に先手を奪う良い流れで進められました。

田代がまたもゴールを決めてくれました。ようやく徐々に化けつつあります。これがあと3週間早かったら・・・(以下略) でもその潜在能力の高さがいよいよ開花し始めている予感がします。ハセのようになってもらいたいですね。それと本山は今季初ゴールですか、意外な感じがします。

ひとまず連勝できたのでこのまま良い流れで天皇杯まで入って欲しい。それと本当に良い試合は継続してください。やればできるんだから。

そんなわけでとりあえず勝利の余韻に浸りながら、浦和美園まで徒歩で戻ったのでありました。そこから電車を乗り継ぎさいたま新都心へ移動し、サッカーとは全く客層の異なるスーパーアリーナへと向かったのでした。

相手にもらったような勝ち点3

2006-11-18 | スポーツ
埼玉県内でサッカー→バレーのハシゴ観戦完了。充実の現場ライフでした。

大宮戦は勝つには勝ったが内容はイマイチ。下位相手になると相手に合わせる鹿島の悪癖は相変わらず。とりあえず勝ったのは良かったけど、良い試合を継続させてもらいたい。

バレーはなかなか面白かった。初見でフルセットまでもつれる熱戦を見れたのはよかったです。詳しくはまた記します。本日は以上。

今週も休まない

2006-11-17 | スポーツ
11月になったらサッカーは平日開催が皆無に等しくなるし、野球はシーズンオフになるので、現場が減ると思っていたんですが、フタを開けてみると先月と何ら変わりません(笑) 懲りずに今週も現場だらけ。土曜の昼はさいスタを選択。本当なら日立台と等々力とを天秤に掛けて迷う予定だったけど(日程が発表された時に、今期一番悩むと思っていた)、日立台は仙台があの状況では・・・。等々力は行きたかったから残念。そのため23日に日本平行こうかしらと検討中だったりする。

そんなわけで16時に浦和美園で終了しても暇。赤くなってるらしいイオンには入りたくないしと思いながら、何か無いかと探してたらありました、同じ埼玉県内。さいたまスーパーアリーナで世界バレー開催中ではないか、というわけでバレーに行ってみようと思います。実は生で観るの初です。テレビで見てると声援の声色がガンバのゴール裏っぽいなあ(笑)という感じがするんですが、現地だとどんな空気を感じられるんだろう。新しい発見を楽しみに見てこようと思います。

やりたいサッカーの片鱗が見えた

2006-11-16 | フットボール全般
ファイターズの本拠地札幌ドームでのサウジアラビア戦。この試合はオシム監督が就任してから、その色が一番色濃く出た試合だったと思いました。3点目のシーンで、左の駒野が折り返したボールに右サイドの加地がニアに入ってくる、こういったポジションやシステムにとらわれず、局面局面で個々が状況判断して動く、いわゆる考えながら走るサッカーの何たるかを見た気がします。

足が止まった時にバタバタしたのは課題でしょうね。ここで落ち着きを保つ必要がありますから、これからの経験で補っていくべきでしょう。本当ならここでケンゴを中心にボール回しすればいいんだろうけど、後半少し消えてました。それがちょっと残念。

ただそのケンゴ、中盤の真ん中で完全にチームの中心になっていた。全体的には良いプレーしてました。解説の金田氏もベタ褒めで、見ていて嬉しくなるというか何と言うか。我那覇は2点取ったりと、川崎出来すぎという感じで、逆に不安になりそう。でもサウジ戦見てて、J2万歳・代表入るには苦労してナンボ!と思いました。だってゴールに絡んだ人全員がJ2経験者ですから。そう考えると凄いな、下積みがあってこその今、苦労を重ねてこその代表な訳です。

さてもう一つの楽しみは81番をつけた野沢だったのですがベンチにも入らず。何じゃそりゃー。試合途中からピッチに投入されるのは千葉の選手ばかり。「またジェフか」と感じたのは内緒(苦笑)、でもそんな光景を見ていて思ったわけです。そうか、ジーコジャパンの時の鹿島はこんな風に他人に思われていたのかと(笑)

増田忠俊が引退

2006-11-14 | 鹿島アントラーズ
元日本代表MF増田が今季限りで引退(日刊)

時の流れは早いですね。黄金期の鹿島を知る選手がまた一人ピッチを去ることになりました。増田の持ち味といえばなんと言ってもドリブル。97年~98年にかけての間は本当にキレまくっていたのを覚えています。ドリブルのキレキレ具合でいったら、今の本山よりも上だった気がする。それと甘いマスクでいわゆるギャルサポが多かった記憶がありますね、当時は14番のレプリカ着てる人が結構居ましたから。98年の夏に骨折してから出番が少なくなってきて、鹿島を辞めた後は色々なチームを渡り歩いたけど、早熟タイプに見えた選手がここまで現役で出来たのは、本人の努力の賜物でしょうね。本当にお疲れ様でした。

J1第30節 鹿島アントラーズ×ガンバ大阪

2006-11-13 | 鹿島アントラーズ
3-1で久しぶりの勝利。長いトンネルから抜けました。ガンバはカシマが鬼門だったようですが、むしろこちらとしては新井場が移籍してきてからガンバに勝てなくなった印象が強すぎるので(この対戦は最近ドローが多い気がする)、ニュースなどを見てそんな情報を知りました。何せ勝てると思ってなかったし(爆)遠藤居ない位がハンデになるかなあと思ってたぐらいなので。。。

正直言ってマグノに先制された時は、「またか・・」と思いましたけど、そこから劣勢を跳ね返しました。橋本のOWGはラッキーでしたけど、野沢のキックが良かったから、あれを誘い込めたと感じました。そこから落ち着きを取り戻した後は、まるで強豪チームのような(笑)試合運びで勝ち切りました。後半、ガンバに押し込まれても慌てる事無く冷静に対処していたのは、連敗中には見られなかったことです。

内容も良かったですし、一番大事な気持ちの面も強く見られた。攻撃にも久々に期待を持てました。野沢&本山コンビは見ていてワクワクしますね。前の4人が流動的に動き回って攻撃を作っていく、これが見たかった。それとすっかり忘れかけていた形を思い出させた2点目の鮮やかなカウンター、鹿島の速攻でのゴールは本当に久々に見た気がします。野沢のダメ押しも見事なダイレクトシュート、ああいった難しいプレーをこなしてしまうのが野沢らしさ。

あえてマイナス点を挙げるとすれば、左方面でしょうか(苦笑) 鈍足で攻撃参加の出来ない守備がザルのサイドバックはいい加減不要、もちろん18番の事です。それなりには頑張ってましたが限界が見えました。ただ一応彼をフォローしておきますと、SBをサポートすべきボランチの働きの悪さも明らか。増田のデキはひど過ぎました、ミスパス連発で守備は中途半端。これでは45分で引っ込められるのも当然です。

トステム賞のインタビュー後、サポシに来た田代がしっかり挨拶していったのが良かった。特にナビスコの直後でああいう姿を待っていたんだから。さてひとまず勝ったけれど、こうやってたまに良い試合すると、次は悪い試合に逆戻りする事が多々ありますので、次はどうなるかわかりませんが、やればできるんだから毎回しっかりやって下さい。そうすれば結果はついてくるから。

日本ハムがアジアの王者に。

2006-11-12 | 野球
冷たい風の吹く中、サテライトの川崎×浦和@等々力とアジアシリーズ決勝戦@東京ドームをハシゴしてきました。昨日とはうってかわって秋晴れの晴天でしたが風が冷たかった。夜の試合が室内で助かりました。

野球とサッカーをハシゴしたのに、昼夜ともスコアが1-0とは予想外。アジアシリーズの決勝戦は緊迫した面白い試合でした。台湾のラニューが健闘しました。決勝点は相手のミスを逃がさず、手堅く確実に1点を取るファイターズの野球が前面に出た1点だった。ダルビッシュの奪三振ショーもあり見応えのある試合でした。親善試合の日米野球よりも、真剣勝負のアジアシリーズの方が面白かったです。

球場に居ると、外野の応援の「音」はよく聞こえるんだけど「声」が消えているのを感じることがよくあるんですが、今日は声の方で文字通りの大声援が聞こえました。特に稲葉シェイク明けの一発目の「イナバ」コールとか迫力ありました。それで思ったんですが、今日はライトスタンドとレフトの一部だけが埋まってましたが、ほぼ360度ファイターズファンで埋め尽くされる札幌ドームでの応援はそれはさぞ凄いんだろうなと、ホームの熱い雰囲気が作られてるんだろうというのが、少しわかった気がしました。

見たかったのはこういう試合@カシマ

2006-11-11 | 鹿島アントラーズ
やっと勝った。雨降って寒い中行った甲斐がありました。

今日は正直言って、試合前は何の期待も楽しみも無かったです。木曜にも書いたとおり、カシマまで行く意味がわからなかった。東京さんの挑発に乗って味スタ行ったろうかなあとも思ってましたけど、味スタよりカシマの方が見易いし、とそんなところで無理矢理モチベーション上げて行ってきました。

試合の感想はまた後日書きますが、10月の体たらくが嘘みたいに思える内容で久々に良い試合でした。まだまだミスは多く、ガンバの落ち着きの無さに助けられた部分もありましたが、勝ちたい気持ちが前面に出た試合だった。本気出した時の本山は流石にいい仕事するし、代表に招集された野沢は雨でコンディションが悪くても光るテクニックは相変わらずだった。選手一人一人が労を惜しまず戦っていました。こういうゲームを待っていたんですよ。国立の清水戦以来、金払って観る価値があったと思える試合でした。