Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

J1第9節 横浜Fマリノス×ジェフ千葉

2008-04-30 | Jリーグ

柏で予定よりも早く電車に乗れたので余裕をもっての到着。昼は暑くて疲れたので電車内は終始爆睡。そんなこんなで夜は日産です。しかし日立台の後の日産はピッチとの距離に雲泥の差があってより一層グラウンドが遠くに感じられます。

そういえばここのところ、自分の行く試合でローテしているかのように札付きの主審ばかりに当たる(笑) 実はこんな感じ。

26日ニッパツ:扇谷
27日NACK5:佐藤
29日日立台:扇谷
29日日産:佐藤

扇谷と佐藤の繰り返し。佐藤はスワンで暴れたのが今月の事だからイメージが良くない。彼の場合は明らかな経験不足、必死で笛を吹いている感じがスタンドから観ていても伝わってくる。扇谷はまずまず無難な笛でしたが、どうしても負の遺産は消えない。審判と言えば西村は味スタで大暴言を吐き捨てたようですし、審判問題は何とかなりませんかね。

さてこの試合、スコアは3-0でのマリノス勝利でしたが、実際はもっと大量点が取れる内容でした。それはマリノスが良すぎたからで無く千葉が散々だったから。この試合のポイントはそこに付きます。

昼間に柏を見て、これはどう修正するんだと思いましたが、まだあちらは望みがありました。しかし千葉は重症という一言では言い表せない。これで一体どうやって勝つんだ?という感想。大変失礼な言い方ですけど途中からだんだん千葉が不憫に思えてきました。

失点はミドルとセットプレーなのでそこまで崩された印象は無く、ボスナーの壁は高く大きい。しかしチーム全体が弱腰で前に出て行けない。ボールを奪っても前に新居しか居ないから速攻に繋げられない。単純に前の枚数が足りませんでした。彼自身の問題ではなく、プレースタイルや戦術的な問題で新居のワントップはキツいなという印象。巻が怪我で出れないなら他のFWを入れて2TOPで行った方が良かったでしょう。

馬場や谷澤が中盤で組み立ててもPA手前までしかいけない。谷澤はキレていましたけど、前と絡み合わないと意味が無い。余談だけど谷澤が昼の日立台に居れば違う展開になっていたんだろうなと思いました。

でも選手が頑張っていないわけではなく、精一杯やっての結果だから何とも言えない。自分の立場に置き換えた時、リアクションが難しいなと。ブーイングは出来ないと思うけど拍手と言うわけでもなく。そして奇しくも次節は千葉ダービー。復調の兆しを掴むのは果たしてどちらか。

J1第9節 柏レイソル×清水エスパルス

2008-04-30 | Jリーグ

GWはハシゴ強化月間と言わんばかりの日程です。26日からの僅か一週間でハシゴ3回。観戦数8試合とはまさにゴールデン。というわけでこの日は日立台→日産。今年は日程的にここ以外で日立台に行けるタイミングがなく、おそらく9月まで行けないなのでこの機会を逃すまいと去年9月以来の日立台へ。後にI飼氏が言いがかりをつけてきたあの試合以来ですね。

柏は攻撃の軸が居ない影響がモロに出ることに。ボールの収まり所がないから攻め手がありませんでした。フランサ不在は仕方ないとして、チュンソンは等々力での無駄な退場が無ければ4試合も出停する事は無かったので勿体無い。
(余談ですがあのカードを叩く行為は現場で見ていて残念でした。これに懲りたら、もうこういう事はやって欲しくない。五輪代表にも入る知名度のある選手が、GW全休ではたまにしかスタジアムに来れない子供達も悲しむよ。)

アレックスとポポが何とかしようと頑張っているんだけど、周りがそれについていけていない。後半から投入された永井はタメて捌いてという役割を果たさなくてはならないのに、ミスパス連発でどうにもならない状態。周りの柏サポがもうお手上げという雰囲気だったのが印象的でした。


対する清水は序盤の不調から尻上りに調子を上げてきた事が良く分かる充実した内容。本田拓の守り、藤本とフェルナンジーニョで組み立てる攻撃のバランスが良い。あとは藤本と伊東輝が自然とポジションチェンジするなど、かなり構成力が高いところが見られた。守備陣も相変わらずの安定感でSBのオーバーラップもタイミング抜群。本来の姿を取り戻し上昇気流に乗ってきそうです。GW連戦の最後、日本平での鹿島のアウェー戦が心配だ。

総じて見れば清水のデキが良かったのと、柏が何も出来ないのが相まって、それがスコアに出た形。柏にとって今は色々な意味で耐え時でしょう。主力が居ないという言い訳は出来るけど活路が見出せない厳しい状態。そういう感想を持って日産に移動したわけですが、そこでは日立台以上のモノを見てしまったと言うか・・。それはまた次に続く。

J2第9節 横浜FC×セレッソ大阪

2008-04-30 | Jリーグ

良く言えば僅差の競り合い、悪く言えばどっちもどっちという内容でしたが、いずれにしてもレベルが同じくらいのチーム同士の拮抗した試合だったのは確か。見ていて飽きない内容でした。

途中まではセレッソが主導権を握っていましたが、雨が強くなってからは選手交替も手伝って横浜FCペースに。先日の仙台戦もそうでしたがチョ・ヨンチョルを投入すると途端に攻撃態勢にシフトチェンジする横浜。しかしそれまではアンデルソンと三浦アツさえケアしておけばゴールの匂いがしない。

しかし先制点につながったカズの個人技は見事。たった一つのドリブルとシュートがゴールを呼び込みました。不惑のキング健在です。個人的に残念だったのが、カズが香川にユニを渡すシーンを見逃してしまった事。前半終了間際から雨が降ってきたため、ホイッスルと同時にさっさとコンコースに避難してしまったので。試合前に会話していた内容はこれだったのですね。あれは見ていてちょっと気になったので。

注目のセレッソ・香川は相手の厳しいマークもあってそこまで仕事をさせてもらえず。しかしアシストのパスはピンポイントでした。小松は頭に当てるだけでしたから。その他センスの光るプレーぶりは見られたので個人的には満足。次はいつ彼のプレーが見れるか分かりませんが、またその時が来たら更に進化した姿が見たいなと思います。

J1第8節 大宮アルディージャ×鹿島アントラーズ

2008-04-29 | 鹿島アントラーズ

負けずに済んで良かったです。内容だけなら大宮の圧勝ですから。シュートを外しまくってくれて助かりました。最低限の結果として勝ち点1は拾えましたから長い目で見れば悪くない結果です。

いつものように中盤で組み立ててポゼッションしながら崩すだけでなく、FWの特長を、田代の高さ・興梠のスピードをシンプルに使おうとする攻撃が途中までは上手くいっていました。それが功を奏しガムシャラに走っていた興梠に先制点が生まれたのは良い展開。

小笠原・青木はよく走る。チームが何とか持ち堪えているのはこのWボランチが動けているから。しかし周りがそのスタミナについていけない。印象的だったのが後半に小笠原と他2人位が中盤でプレスをかけにいき、結局そこはかわされて繋がれたんですが、ボールが出た先の相手選手を誰もケア出来ずそのままドリブルを許した時、小笠原が「何故誰もいない」という感じのオーバーアクションを示していた事。明らかな連戦の疲れが出ています。その中で小笠原がやろうとするサッカーを全員が最後までやる事は出来ません。

後半に足が止まるのは分かっていることだから、その時の対応は何とかしなくては。前述の小笠原のようなプレーも悪くないけど、それは難しいから思いきってラインを下げ守りに徹する方法もあるわけです。こういう時こそポリバレントな伊野波を最大限利用しない手はないでしょう。

大宮は中盤のバランスが良く、また去年までは見られなかった終盤に切り札を入れて攻めに出る姿勢がありました。樋口監督のアクションサッカーの浸透が感じられます。小林慶・マサ斎藤の二人が絶妙のポジション取りでバランスをとり、金澤が労を惜しまぬ前線からのプレスで貢献していました。あとは終盤に投入されたペドロ・ジュニオールのドリブルに足の止まった鹿島はついていけずヒヤヒヤしました。

今は前半戦の正念場ですから我慢しながら戦っていくしかありません。ある程度内容が伴わなくても勝ち点を拾っていけるように、負けない戦いを続けていくことです。

冷や汗

2008-04-27 | 鹿島アントラーズ
大宮公園で鹿島の試合が見れるなんて、数年前までは思いもよらなかった事。それが実現した喜びもあり、また久々の晴天だったので心踊りました。
(今季はポンチョの出動回数が多い)

ひとまず来年もこの素晴らしいスタジアムで鹿島の試合が見れそうなので良かったです。冷や汗タラタラで本当に負けなくて助かりました。苦しいけれど今が踏ん張り時。耐えながらやっていくしかない。

脱力・・・

2008-04-24 | 鹿島アントラーズ
北京国安 1-0 鹿島

CSが入らないのでJ'S GOALの速報を追いかけていました。

映像を全く見れていないんだけれど、案の定厳しい試合だったようで。9日のホームゲームで北京が相当手ごわい相手だったのは分かっていたが。それにしても点が取れないなあ。

しかし北京との直接対決は結局イーブンで終わり、あとは勝ち点と得失点での勝負。最初の2試合でたっぷり貯金した甲斐がありました。とは言え過去には城南一和が15-0というアリエナイ大勝で、マリノスを得失点差で蹴落とした事もあったから、最後の最後まで油断は出来ないが。アンフィールドでの信じられないようなチェルシーの同点ゴールが生まれる事だってあるわけで、フットボールは何が起こるかわかりません。

とにもかくにも我々に出来る事は残り2試合、キッチリ連勝する事、それも出来るだけ大差をつけて。そしてその先に待つノックアウトステージに行こう。

プリンスリーグ 三菱養和×市立船橋

2008-04-21 | フットボール全般
今年は時間があればプリンスリーグの段階からユース世代を追いかけてみようと思います。とは言いながら実際は日程上の問題でなかなか現場に行けないところ。そこで都合よく駒沢での試合日に予定が空いていたので、特に何も考えず予備知識も入れずに三菱養和×市船を観戦。

内容的には養和の勝ち試合でした。ほんのちょっとの隙を市船につかれての2失点は勿体無かった。市船は10番だけが異次元のレベルで、そこさえ抑えておけば良かったですが、その10番にやられました。1点目は仕方ないとしても2点目はどフリーでしたから注意しておけば、という場面でした。

養和は攻守のバランスがよく、また4番を中心とした守備陣も安定感がありました。市船に比べてフェアプレーに徹していただけに勝たせてあげたかった。

市船はスローインの際どい判定をめぐって異議申立をし、一気に3人が警告を受けるなどあまりマナーが良くなかった。
(実際あれは養和ボールだった)
特に12番はかなり頭に血が上ったのか、相当怒っていてそれは若き日の森勇介も真っ青という位。あれは後から指導者がしっかり諭さなくてはいけない。

駒沢は久々でしたが、椅子が国立仕様と同じものに新調されていました。立地も良いので非常に便利。都心の有り難い会場です。

J1第7節 鹿島アントラーズ×ガンバ大阪

2008-04-20 | 鹿島アントラーズ

質の高いゲーム内容で勝ち点1ずつ分け合う結果。勝てなくて残念とも言えるけど、技術力が国内最高峰のガンバとこれだけレベルの高い試合を互角の内容でやれた手応えと、こういう中身の濃い試合が見れた満足感があります。何のために毎週スタジアムに足を運ぶのか、勿論鹿島は好きだけどフットボールそれ自体が好きなので、素晴らしい試合が観たいわけです。

同じような4ー4ー2の布陣で真っ正面からぶつかる展開。その中で時間帯によって流れが行ったり来たりする気の抜けない内容。一度ガンバにポゼッションされるとなかなかボールを奪えませんが、そういう時間によく我慢しました。青木がよく中盤の底で持ち堪えました。対するガンバも明神が良い働きをしていて、互いにそこの貢献が高いから最後まで引き締まった試合になりました。

それにしてもガンバのパス回しの巧さは分かっていたけれど、雨のカシマというスリッピーな悪条件の中で、あれだけミスせず正確にショートパスを繋いでいくんだから大したものです。鹿島もパス回しの質は高いけれど、ガンバのそれは更に一歩上です。

待望の野沢復帰。野沢が入ってからボールが収まって流れを落ち着かせ、それが結果として終盤の猛攻につながりました。ダニーロが浦和戦に比べて後半までスタミナが残っていたのに対し、本山が全体的にやや消え気味だったので、これでまた中盤のポジション争いも活性化されるはず。

FWが決めていれば勝てたとは言えますがそれはお互い様。鹿島はマルキが、ガンバはバレーがそれぞれ1本でも決めていれば勝っていたでしょう。それだけ紙一重の勝負だったという事です。

ガンバとの次回の対戦は10月の万博ですが、今度はお互いフルメンバーが揃った状態でピッチコンディションは良好の中、またがっぷり四つ組んだ素晴らしい戦いがしたい。出来ることならACLのノックアウトステージでも対戦したいですね。そのためにも水曜、共に重要な一戦が待ち受けていますから、お互い頑張りましょう。

ナビスコ第3節 浦和レッズ×京都サンガ

2008-04-17 | Jリーグ
水曜の夜は駒場へ。平日に埼玉は条件厳しいですが、今回は運良く出島のチケットが取れたので行かないわけにはいかないだろうと言うわけで浦和まで。

京都がアウェーながら良く頑張りました。大健闘と言っていい内容。あわやという場面も作り出し、貴重な勝ち点1獲得です。

守備陣はシジクレイを中心に粘り強く守りました。スシなんとかの劣化が激しいのは確かだけど、特に去年まではポカの多かった増嶋が別人のような安定感を誇っていて見違えるようでした。等々力の時も彼は良かったですが。森岡のベテランらしい働きも光っていました。

田原と林のツートップを中心にした速攻も効いていましたが、さすがに浦和も闘莉王を最終ラインに入れると守備が安定していて、なかなか思うようには行きませんでした。あとは渡邉大剛が右サイドだったから、中に切れ込んでのシュートが無くて、それは配置の問題もあるけどちょっと惜しかった。

結果ドローだったけど中身のある面白い試合でした。この駒場に行く代わりにジュニーニョハットの等々力に行けなかったのは残念だけど、これはこれで来た甲斐はありました。

J1第6節 浦和レッズ×鹿島アントラーズ

2008-04-14 | 鹿島アントラーズ

少ないチャンスを決められて負け、それだけ。連勝はいつかストップするものです。中盤の構成力は贔屓目抜きに見てもこちらが上で、内容的にも良いサッカーでした。チームの成熟度の高さを改めて感じましたし、結果に悲観する事は何もありません。内容と結果が必ずしもイコールになるわけではない、これもまたフットボールです。

相手GK・都築のビッグセーブ連発は敵ながら賞賛せざるを得ません。小笠原のプレイスキックはいつにも増してかなり精度が高く、ほとんど枠を捉えていましたが、それはことごとく都築に防がれました。バーに嫌われたりとツキが味方しない場面もありましたが、得てして決まらない日はこういうものです。

伊野波の安定感ある抜群の守備力が効いていました。攻撃面で篤人に劣るのは仕方ないけれど、穴を埋めて余りあるだけのプレーを見せてくれました。左の新井場も前半から積極的に攻撃参加して開幕から継続して元気なところが見られました。前半は新井場とダニーロの左サイドのコンビが良かったです。

ダニーロは良いんだけど後半になると足が止まる。そのタイミングで交代させて増田を投入してもらいたかったです。今まで勝ち続けてきたから出番が無かったけど、劣勢の時には増田の力が絶対必要になる。それは去年2回(味スタ・熊谷)実証済みだから、早めに増田を入れて欲しかった。

ダニーロがガス欠になると、独特の変なリズムが失われるから、攻撃にアクセントが出なくなる。そうすると小笠原からのパス出し頼みになるので、攻撃が単調になって厚みが無くなる。野沢不在の今、ダニーロには90分持ち堪えて欲しいのですがそれはなかなか難しそうです。居なくなってみて野沢の存在感を感じます。

一応触れておきますが、また一部の連中がやらかしたようで。現場では例の不細工な人文字の下に居ましたが、対面が騒々しかったのでどうせまた下劣な文字を並べたであろう事は容易に想像が付いた。その実を知ってやっぱりなという所。特定の相手だけを必要以上に意識してどうすんだよ、という感じ。品格なさ過ぎでお恥ずかしい。相手に敬意が払えない人種は敵味方問わず賛同できませんね。とりあえずあれが鹿島サポ全体の総意ではないと言っておきます。

とにもかくにも連敗しない事です。まだまだ厳しい戦いが続いていくけど次節も重要。今回の浦和戦がかなり注目されていたけれど、自分としては次はもっと重要だと位置づけています。何せ去年ガンバに1回も勝てなかったのだから。
(ナビスコ準決勝2nd legは勝ったうちに入らない)
そろそろガンバに勝たなくては。とにかく次です。

J1第6節 東京ヴェルディ×FC東京

2008-04-13 | Jリーグ

熱い良い雰囲気で面白い東京ダービーでした。第三者的には大満足の試合、最後の結末もいかにもFC東京らしい劇場型の幕切れで充分に楽しめました。

FC東京はある程度プラン通りの勝ち方が出来たでしょう。先制されたけど焦らず反撃の時を待ちキッチリ後半に勝負を決めてきました。梶山や羽生が後半に入ると攻撃で目立つようになってきて大竹投入でスイッチが入り、狙い通り同点に追い付きそのまま勢いに乗って逆転。後半の流れに関してはゴール裏の後押しも手伝っていたのは間違いない。

ヴェルディはフッキが入って欠けていたピース、つまり点を取る人が埋まったという印象。しかし前線は基本的にブラジルトリオだけで攻撃をしており、それぞれが個々に持ち込める力があるのが逆に仇となって、後ろの日本人が前に追いつけない。結果として前と後ろが間延びしてくる。

こうなると後半は足が止まってくるから、その前に勝負を決めないと自ずと相手にペースを握られます。何度か2点目を取るチャンスはありましたが、塩田の頑張りもありFC東京は2点目を与えず。すると案の定後半に同点・逆転を許す事に。劇的な結末は必然の結果と言えます。攻守のバランスを保つ事の重要性を改めて感じさせました。

個人的な心情の部分で、緑のフッキを見るのはまだ精神衛生上宜しくない。最後にレッドを食らい、そのファールの相手が佐原だったので、正直心の中では『佐原ナイス!』と思ったのが本音。その佐原はかなり頑張っていたので、来週の多摩川クラシコでもそこが壁になりそう。

羽生が効いていて同点弾の素晴しいミドルもお見事。羽生は黄色いイメージが強すぎるけど、プレースタイルや試合後の「シャー」を含め、これで羽生も完全にFC東京の一員なんだろうと思いました。

MVP級の活躍だったのが長友。守ってはフッキを完璧に封じ込み、機を見てオーバーラップを仕掛けるタイミングの良さと豊富なスタミナ。最後は「何故そこに居た」というゴール前への飛び出しでオウンゴールを誘発。SBのあのポジション取りには思わずアウグスト神を思い出した。あの時間帯にSBがあの場所に居る運動量を含め、長友の凄さを体感しました。

矢井田瞳『COLOROCK LIVE 2008』@JCBホール

2008-04-12 | 音楽モノ

【4/11 マイティア美瞳 プレゼンツ 矢井田瞳 COLOROCK LIVE 2008@JCBホール】

キモチとキモチがシンクロした時に何かが弾ける。地声にギター一本での『手と涙』は凄く伝わるものがあった。昔からLIVEやCDで何度も聴いてきた曲だけど、これほど感動した『手と涙』はありませんでした。

初日以来の今ツアー2回目の参戦は千秋楽です。直前でDVD発売が発表されてこの公演が映像に残るのかと思いつつ、ライブDVDは久々じゃないかと思った。水道橋へは18時半には到着。駅から近くて助かります。この前WINS行った時に入場口なども下調べしておいたのでその辺もバッチリです(笑)

オーラスだからか、距離感が近いからなのか、盛り上がり方はハンパなかった。初日の神奈川よりも断然熱さを感じましたよ。『ミラクルワイパー』の最後の所の声の出方とか良い感じでした。

この空間が心の底から楽しいと思えること、この場所を離れたくないと思うこと。それをお互いが共有しているという事。それが今回のLIVEの良さを物語っていると、個人的には強烈にそれを感じました。自分が行ったLIVEの中でもかなり上位に位置するものでした。

例のラーメン屋のスープ修行発言は気になるところではあるけれど、その後の事も言っていたのであまり気にしていない。一度沈んでもまた大きく跳ねるでしょう、あれだけの音楽大好き人なのだから。

初めて行ったJCBホールはイイ。席は第1バルコニーでしたがとにかくステージが近く見易かった。さいたまスーパーアリーナのすり鉢上の形をギュッと濃縮してライブハウス並みの近い距離感の空間にした感じのハコと言ったらいいんでしょうか、とにかく素晴しい。LIVEも素晴しかったので良い余韻を感じながらの金曜の夜でした。

ACL第3節 鹿島アントラーズ×北京国安

2008-04-10 | 鹿島アントラーズ

最低限の結果。スコアや内容はともかく、まずは勝って良かったです。

前半で相手が一人退場しましたが数的優位を生かすことが出来ず、空いたスペースを使うなどの有効的な崩しは見られませんでした。シュートも半ば強引な遠目からのミドルが目立ち、2点目の気配はなく。ホーム&アウェーを考えると点差をつけて貯金をしておきたかったですが、連戦の疲労を考慮すれば仕方ないでしょう。

北京はチアゴが前線で基点になっていたのとマルティネスのスピードが危険でした。途中から青木をカバーに回らせながら新井場もポジションを高めに取るようになってマルティネスを前に行かせないようには出来ましたが、一発を狙うスピードは次のアウェー戦でも要注意。

結果から振り返ると曽ヶ端のPKストップが大きな分岐点になりました。あれが決まっていれば勝ち点1ずつの痛み分けの可能性は非常に高くありました。チームとしてもこれでPKの呪縛から解き放たれてくれればよいのですが・・・。

いくら決められたスケジュールとは言え、中国のチームとフットボールの試合をするのはあまり宜しいことではない。篤人は負傷退場した後、普通の歩き方をしていなかったから嫌な予感はしたんですが案の定でした。ここは良い休養期間と思うしかないですね。

年初の水曜の19時という条件もありスタンドはガラガラ。まさか3月のナムディン戦より少ないとは。ここが予選リーグにおいて最重要と言っていい北京との2連戦だからもっと入ると思いましたが。オフィシャルには前売りの枚数が前日の段階で8000枚か9000枚と表示されていたはずなので浮いた2000は一体どこへ。ACLに対する意識の低さなのか。個人的には去年等々力でACLを追い続けた時と比べてカシマから伝わってくる熱気が低いように感じる。それとも自分のモチベーションが高いだけなんだろうか。

連戦の疲れが出始めてはいるけれど、今が序盤戦最大の山場。何とか乗り切っていくしかありません。次も厳しい戦いになるでしょうが、去年の33節の時のようなギラギラした勝利への執念でもう一度勝ちに行こう。

J2第6節 横浜FC×ベガルタ仙台

2008-04-09 | ベガルタ仙台

仙台が勝てる内容のゲームでした。今季の仙台はまだ1試合で2点以上を取った事がないんですね。2点目が入れば更なるゴールの積み重ねがあるだろうけど次の1点が遠い。決定機は何度もありましたし、仙台ペースの時間帯の方が長かっただけに惜しかったです。

先月、セレッソ戦を観た時に比べれば、永井が入って中盤は落ち着いていたし面白い内容のサッカーでした。梁は常に良い所に顔を出してくるし、関口の最後まで衰えない闘志剥き出しのドリブル突破はチャンスを演出していました。それから西山のドリブルはやっぱり巧い。ニシはやれる子だからどんどん使ってもらいたい。

横浜の得点パターンは三浦アツのセットプレーとアンデルソン。そのうちアンデルソンは完全に封殺しましたが、要警戒のFK一発で決めてきました。大事なところで飛び道具を持っているのは相手からすると脅威。たとえそれしか無くても、それさえあれば何とかなってしまう。まさに「たかがプレイスキック、されどプレイスキック」です。

都並監督にはお約束通り、仙台サポから手荒いブーイングの洗礼が待ち受けていましたが、前に比べて臨機応変な采配を見せた都並さん。後半、攻撃的にシフトしていく大胆さなどは前はなかった。経験を積んで監督として成長しているんでしょう。05年最終節@博多の森で途中経過に右往左往していた過去も、今にして思えば良いステップになったのか(苦笑)

試合後に西山は横浜ゴール裏へ、中田は仙台ゴール裏へそれぞれ挨拶に。こうやって古巣と関係を築けていて良い光景でした。仙台に数年在籍していた中田はまだしも、西山に関しては横浜に半年しか居なかったのに、こういう行動をとったのは正直ちょっと驚いたのが本音。最後に良いものを見せてもらいました。

J1第5節 FC東京×コンサドーレ札幌

2008-04-07 | Jリーグ

今週は等々力に行きますが、その前に14時KOの味スタからハシゴ可能なのでまずはそちらから。

FC東京は去年から何人かメンバーが入れ替わっていて、新戦力が良い働きをして面白かったです。カボレは実力の高さを窺わせましたしブルーノは古巣相手に大活躍でした。ワントップを基点に2列目や3列目が絡んでくる攻撃はフィットしたら更なる躍動感を生みそうです。

この日の試合中は少し暑かったですから、その中でも90分走り続ける羽生の無尽蔵のスタミナは凄いと改めて実感しました。それと大竹はこれからが楽しみ。届かなそうな所に無理矢理足を出して相手の脚を引っ掛けるタックルは、経験不足や身長の低さから来るものだろうし、それを含めてまだまだ荒削りな面は多々見受けられたけど、それを埋めて余りあるだけの能力には期待したい。

札幌は確かに紙一重の敗戦だけど苦しい内容。攻撃はクライトン頼みと言えば聞こえがいいけど、むしろクライトンしか居ないと言った方がいい。それほど前に人が居ない状態。後ろは恐がって上がってこれないのかもしれないけど、少しはリスクを負って攻めないと点は取れない。得点が取れなければどれだけ頑張って守っても勝てません。

砂川を入れてからはサイド攻撃に活路を見い出してチャンスは作れるようになったけど、肝心のフィニッシャーがおらず。ダヴィが居ればとは思いました。クライトンはボランチに置いた方が良いだろうし。
この北の大地のクラブにはこれからJ1に定着して欲しいので、三浦監督の手腕でどう立て直していくか見ていきたいです。

終了の笛と同時に席を立ち小走りで飛田給駅へ。ここから飛田給→調布→稲田堤(ここの乗換が面倒)→武蔵中原と乗り継いで次の目的地を目指します。