Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

第33回日本ハンドボールリーグ 大崎電気×大同特殊鋼

2009-02-07 | スポーツ

普段ならネズミタウンに寄り付く事なんてまず無いですが珍しく舞浜駅で下車。向かった先は浦安市運動公園の総合体育館。生まれて初めてハンドボールを観ます。この体育館は距離が近く臨場感があって見やすい。この会場でFリーグの試合も一度は見てみたいですね。

大同は多彩な攻撃のバリエーションで崩していきました。そこにパワフルで個人技を兼ね備えた20番・ペクの得点力が巧く生かされていました。競技は違えど組織的な崩しとエース(マルキ)の存在が去年の鹿島みたいですね。あとはGKの高木が良く守っていた。

一方の大崎は速攻と個人技。宮崎と岩永が印象に残りました。あとは永島のゴリゴリしたクラッシャーぶりが別の意味で印象的だった。前半終了間際に見せた宮崎のスカイプレーは格好よかった。あれ見るだけでも入場料払う価値がある。

展開的には大同が先行して大崎が追いかける流れ。後半立ち上がりに大崎が流れを掴み掛けて点差を詰めたところで、しっかり踏みとどまってそこからまた点差を広げた大同に強さを感じました。

観戦して一番目についたのはスピードとフィジカル。攻守の切り替えは早いし個々の持つスピードが早い。しっかり試合に集中していないと展開がすぐ変わってしまうので必然的にグッと試合に見入ります。試合自体もアウトオブプレーでも時計を止めなかったりするので30分ハーフが短く感じられました。そしてボディコンタクトが激しく選手が想像以上にガタイが良くて驚いた。もっとシャープな体型をイメージしていたんですが全く違いました。

ハンドボールはサッカーに似た部分もありますし、実際に生で観戦すると想像以上に面白かったのでまた試合があれば行きたい。息つく間もない程に引き込まれる感覚は忘れられないな。

これぞウォッカ

2008-06-09 | スポーツ
やや沈んだ日曜の夕刻にささやかな喜びを与えてくれた安田記念。フクアリの帰りに携帯版JRAオフィシャルで結果を確認した段階でまず喜び。購入した馬券の単勝と枠連が的中した嬉しさはもとより、ウォッカの1年ぶりの勝利に対しての喜び。帰宅してレース動画を見て更に興奮しました。並いる牡馬を全く寄せ付けない完勝劇。こういうレースをするウォッカが見たかったんです。

この馬なりの走りさえすれば牡馬も香港馬も関係なしというところを証明。そういう規格外の強さが見られ、歴史を塗り替えた昨年の東京優駿を彷彿とさせるレースぶりでした。先団に位置して上がり3ハロンであれだけの脚を使われたら後ろの馬は届くまい。

もうこの馬の底力はヒシアマゾン・エアグルーヴ級と言っていいでしょう。現代の女傑ですね。ライバルのスカーレットもまたその部類に入ると思うけど、どうも堅実に強すぎて個人的にはロマンの要素が欠ける。サッカーで例えるなら、ダイワはどんなに相手が強かろうとも弱かろうとも毎回1-0で確実に勝つタイプだけど、ウォッカは5-0で勝つことがあればコロッと大敗する事もあるというそんなイメージ。秋もまた夢が見られるような走りが見たい。天皇賞が楽しみですね。

WWE 「RAW ROYAL RUMBLE TOUR」二日目@日本武道館

2008-02-13 | スポーツ

明けて二日目は武道館。初日の有明はラスト2つの王座戦とDXショーだけで完全に成り立ったけど、この武道館は初っ端のバトルロイヤルからメインのHHH×ウマガまでバランスよく楽しめる興行。最初がバトルロイヤルだったから、一気に熱気が上昇しました。

個人的にはHBKが最初しか出なかったのは残念だったけど、フレアー×リーガルなんてたまらない試合ですね、古典芸能の域に達している。ネイチのフィギュア4レッグロックはまさに芸術品。

メインがタイトル戦ではなくHHHだったのは、オートンではまだまだ日本興行の最後は締まらないという判断なのかな。日本でHHH人気は根強いし、今回の興行に関してはハンターさんは神、本当にカッコイイわ。最後もハンマー→ペディグリーでしっかり締めてくれました。

この2日見てケネディ株が一気に上昇しましたね。喋りも良いし上から目線の態度も良い。一番ウケたのは、上から降りてくるマイクを待つケネディの手にチメルがそっとマイクを置いてあげたシーン。あれはイイ、バカウケした。

今回は客入り厳しいんじゃないの!?
なんて戦前の予想もあったけど、フタを空けてみればなんて事無い。確かに空席もあったけど、それでもある程度埋まっていたし熱気も相変わらず。これで日本はやっぱり重要なマーケットだと再認識して年2回ペースくらいで来日してくれれば嬉しいんですが。

ハードスケジュールの合間を縫ってこうやってショーを見せるスパスタのプロ根性には脱帽。でもってエンターテインメントとして払ったチケット代分はしっかり魅せてくれるんだから素晴しい。さて次はいつLIVEで観られるやら。

WWE 「RAW ROYAL RUMBLE TOUR」一日目@有明

2008-02-12 | スポーツ
スーパーショー@さいたまSA以来のWWEライブ。去年は来日していないし、その前の実質エディ追悼興行も行けてないから、実際のところかなり久々。あの時見たメンバーから来日するスパスタの面子が結構変わっているんだから、改めて入れ替わりが早いなと。新日の1・4に元WWEが大量出場するような時代ですから。ウマガとかケネディについては興行前にTSUTAYAでDVD借りてきて特長を覚えた次第。おかげで『ミスタ~~、ケネディッ!』にはついていけました。

ベストバウトはオートン×ジェリコ。試合自体も切り返しの連続で面白かったし、最後の最後までヒールを貫いたオートンの度量の深さも感じさせた。あれでY2Jの圧倒的ベビーキャラが更に引き立ちました。それにしても日本におけるジェリコ人気は未だ健在だなと。

2日連続興行ですから2日目だけ行くのが常ですが、そこを敢えて初日から行ったのは『DX』目当て。
でしたが直前になってハンターさん来るの?
という状況になり、それだけにメインでショーンと二人で入場した時は大興奮。完全なるDXショー、リーガルの尻出しもナイス。スイートチン→ペディグリーのフィニッシュもサイコウ。この二人だけで入場料は元が取れました。

2日目はロイヤルランブル、これから武道館も当然行きます。

年の瀬に大井へ

2007-12-28 | スポーツ
ちょいと暇つぶしに大井競馬場へ行ってきました。

(※デジカメを忘れたため写真は無し※)

今日の主目的は明日の東京大章典の前売りを買うことですが、時間も余っていたので2レースだけ見つつ、軽くお遊び。初めて大井に来たのですが、あの場所にある競馬場という立地と光景がなんとなく面白いなあと、そう感じました。

東京大章典ですが◎は圧倒的1番人気のヴァーミリアン、、、

ではなくメイショウトウコン。理由は大好きだったマヤノトップガンの息子だから。ちなみにこれまでも基本的にこの馬が走るときは応援馬券で単勝を買い続けています。予想というよりは単なる応援ですね。外れても別に悔い無しです。

明日の前売りを購入しこれから向かうは横浜アリーナ。お楽しみの桑田佳祐SHOWです。

2007有馬記念

2007-12-25 | スポーツ
23日の有馬記念の回顧を今更ながら。今年は22日が仙台に居て、23日もWINSがある都心と正反対の浦和美園に居たので直接馬券を買う事が出来ず、IPATで土曜の深夜のうちに投票を済ませました。

今年の焦点は最強の3歳牝馬でしたが、自分はどちらも切りました。そもそも牝馬が有馬で連対する確率は絶望的に低いですから。
自分の中での位置づけでは
・ダイワスカーレット=メジロドーベル
・ウォッカ=エアグルーヴ
と見込んでいたので、スカーレットは牝馬戦限定だろうと。ではウォッカはというと、ヒシアマゾン以来の牝馬連対か、はたまたそれ以上の夢を見せてくれるかもしれない予感はありましたが、投票しながら見ていたTVのうまなでで大外16番は最近掲示板にも入っていないと言っていたので、それを見て切りました(爆)


今年の予想は
・メイショウサムソン
・ポップロック
の2頭を軸にロックドゥカンプとダイワメジャーを抑えに馬連BOXと1-6軸の3連単を購入。

そして結果は周知の通り、マツリダゴッホの優勝。マツリダは中山に相性が良くて、今年はAJCCとオールカマーの二つの中山重賞を制してはいますが、いやはや驚きました。展開が先行向きなのは明らかで、人気の差し馬が総崩れしましたがまさかこうなるとは。自分の馬券的にチョウサンがハナを奪った時、スカーレットがムキになって競りかけてくれればよかったのに、とは思いましたが後の祭りですね。ただスカーレットが自分のペースに持ち込んだ時は相手云々関係なく走るのは良く分かりました。これは来年以降の参考になる。

これで今年のJRAは終わり。秋のJpnⅠは結局菊花賞の1勝で終了。有馬も04年のゼンノロブロイ-タップダンスシチーを的中させて以来当たってない。さて来年はどうなる事やら。その前に今年は東京大章典でも買ってみようかな。

日本×ドミニカ

2007-08-04 | スポーツ
【女子バレー ワールドグランプリ2007 日本×ドミニカ】

有明コロシアムまでバレー観戦に。他の競技では何度か来たことのある有コロはすり鉢上の構造だから後方の自由席エリアでバレーを見る分にも見易い。

試合はドミニカとの力差が明確。ドミニカは身体能力は高いけど、チームとしての経験不足が明らか。一度崩れ出すと立て直せないところに未熟さを感じました。ストレート勝ちで妥当な結果でした。1500円にしてはなかなか面白い試合でした。

ウォッカの強さ

2007-05-29 | スポーツ
ウォッカが日本ダービー快勝、牝馬で64年ぶり(読売新聞)-gooニュース

正直言って東京優駿でのウォッカには度肝を抜かれました。64年ぶりの牝馬によるダービー制覇、その記録だけでも充分凄いのに勝ち方が強かった。2着に3馬身差をつける快勝、しかもタイムは2:24.5と牝馬とは思えないような勝ち時計。牝馬のレースでここまで衝撃を受けたのはエアグルーヴの天皇賞秋以来です。

馬券的には15-17の馬連を軸にしていたので、ヴィクトリーの出遅れとフサイチが向こう正面で掛かった時点でスカが確定しましたが、いいレースを見せてもらいました。

2月はそれはそれで楽しい

2007-02-26 | スポーツ
笠松での茨城ダービーは4-0で鹿島が勝利したようで。スコアだけ見れば圧勝だけど、試合を見ていないので内容はわかりませんが。野沢の怪我が重いのが気になりますけど、来週の開幕戦へ向け、良い準備をして欲しいです。

さて来週はJ開幕ですが、2月までのオフを個人的にはサッカーに一切関わらない時間として過ごしました。オフというよりはむしろ、サッカー以外の現場に触れられる絶好の機会がこの冬でした。視野も広がるし様々な発見もあり、楽しみが増えて大変充実した期間でした。そしてその締めとして昨日の日本選手権決勝@秩父宮へ行き、気持ちよく2月最後の週末を終われたという感じです。これでスイッチの切り替えが出来ます。

今週からはサッカーモードへ転換です。まずは水曜国立。そして土曜はいよいよJ開幕。その前に明日はサッカーミュージアム行きを画策しています。

バレー三昧

2007-02-11 | スポーツ


二日続けて東京体育館に行って来ました。今日は結局3試合全て観戦。昨日は最初の2試合を見たので二日で5試合見た事になります。羅列すると以下5試合。

2月10日
久光製薬×東レ
武富士×JT

2月11日
パイオニア×東レ
日立佐和×JT
武富士×トヨタ車体



試合の方は土曜の2試合がフルセットと熱戦。客入りの良かった今日11日は第1試合が東レのストレート勝ち。昨日、セットカウント2-0から崩れる東レを見ただけに、どこまでもつのかと疑いの目を向けていましたが、今日は最後まで持ち堪えた。それと3回目の観戦にして初めてJTの勝利を見ました。

試合の流れが傾いたり、流れが行ったり来たりすると、それが点数になって如実に反映されるのが見ていて面白いところだなと感じます。あとはローテーションの回り方で点が入る時や後ろの守備が弱くなったりするのが、また見ていて興味深い。

二日続けて見たチームもあるので、色々とチームの特徴が分かったりと貴重な2日間でした。応援団の数が一番多いのが緑色のJT。チアの人数が沢山居たのが武富士だったように感じました。しかしセット間のパフォで武富士ダンサーズがCMの曲をまんま演ったのは笑った。

スタンドは去年行った代表戦に比べれば空席が多いけど客席の濃度は濃い。いわゆる好きで見に来た人達の集まりという感じで居心地が良い。お客さんではなくファンの集まりといった感じ。こういう空間は好きです。余談ですけど、同じような理由で秩父宮のバックスタンドも凄く居心地が良い空間だと思っています。

二日とも自由席で観戦したのでチケット代が2000×2で¥4000。それで計5試合観戦。合計で約11時間の現地滞在となりました。4000円で充分に元が取れる有意義な時間を過ごせた週末でした。

連休初日は

2007-02-10 | スポーツ
東京体育館で1ヵ月ぶりにバレー。フルセットまでもつれる試合ばかりで面白かった。先週のラグビー(マイクロソフトカップ決勝)を見た後だけに、どのスポーツでも相当競って緊迫した試合を見ないと満足できなくなっているようです。そんな気持ちを満たしてくれるゲームが見れてよかったです。明日も東京体育館に行きます。

東京体育館のVプレミアへ

2007-01-13 | スポーツ
世界バレーに行った時、予告した通り今日はVリーグに行きました。谷口が登場するとどろきに行こうかとも思いましたが、どうもカード的にJT×東レが面白いらしいので東京体育館を選択。

着いた時は既に第1試合「豊田合成×大分三好」の途中で、どうも豊田優勢の模様。結局3-1で豊田勝ち。2試合目がJT×東レ。

JTは社員の動員がかかっているのか、応援団席に人沢山居ました。チアスティックとビブスで緑色に染まっていた。応援席の通路にチアが常駐している光景は初めて見た。それと間合いで流れるBGMは応援席から流しているようですね。PA卓が置いてありましたから。この辺、応援の仕込みは実に手が込んでると思いました。

試合は3-1で東レ勝ち。4セットとも接戦で中身の濃い試合でした。全体的な印象だと、JTはディフェンス面でミスが目立った感じがしたのと、東レの方がチームワークが良くて組織力で勝っていました。JTのリベロの菅山かおるは日本代表だけあって、安定感があり拾って繋ぐプレーはさすがだった、決して人気先行の選手でない事がよく分かりました。あとは東レの木村が大事な場面でことごとく決めていたのが印象に残った。

今日は本当に良い試合が見れました。体育館は室内なので選手の声なども聞こえてきて臨場感ありました。また来ようと思います、日程を調べたら2月の3連休の東京体育館あたりが次回の観戦になりそう。その前に明日はまた神宮外苑です。といってもインカレ決勝は行きませんが、そのお隣の秩父宮に行く予定です。

ディープの為だけのレースだった有馬記念

2006-12-26 | スポーツ
今更ながら日曜の有馬記念についてちょっと。毎年このレースだけは必ず馬券買いますので、今年も買いましたよ。といっても今年はWINS激混みを覚悟していたんで、買いに行くかどうか躊躇したんですよ。本当は金曜か土曜のうちに前売りで購入しておきたかったんですが、熊本行ってたんでそれが出来ず。止む無く日曜の昼間に渋谷まで行きました。そしたら案外混んで無くて拍子抜け。自分はよく新宿に通うんですが、あそこは狭いし人ギッシリでいっつも殺伐としていますが、それに比べたらそんな事も無く。13:00前という行った時間もよかったのかもしれませんが。

馬券はスカでした。ディープ絡みだと配当がオイシクナイから、あれこれ複雑にやろうとして逆効果になったんだろうと思います。ただコスモバルクが先行策を取って前で粘りこんでくれると思っていたのが、全く逆のレースをしたのは計算外でした。あとはペリエを侮ってはいけないと戒められた気がしました。ポップロックは切っていたので。

レースはまさにディープインパクトの為にお膳立てされたような展開で、その期待に応えるように強さを見せつけましたね。かつてのマルゼンスキーもこんな走りをしていたんでしょうか。リアルタイムで見ていないので、VTRでしかその姿を見たことが無いのですが、大差勝ちのオンパレードだったから。それにしてもディープのレースは強すぎ。ただただその強さに脱帽。これで無事引退の花道を飾り、大きな感動を呼んだわけですけど、個人的にはあまり感動もなく、熱くもならないな。もっと胸熱くなった有馬記念は、過去にトウカイテイオー1年ぶりの復活劇とか、グラスワンダーとスペシャルウィークの4センチ差決着とか、いくつもありましたから。

世界バレーファイナル@代々木第一体育館

2006-12-04 | スポーツ
さいたまSAでの中国戦に続いて2度目の世界バレー観戦へ。今回はファイナルだけあって当日券完売、日本の試合は満員でした。前回はギリギリ到着でしたが今回は4時には着いたので日本戦に関わる色々な面が見れました。積年の疑問でアイドルの歌の時間を計算したとしても、日本戦の前の空き時間だけ他より長いのが気になっていたんですが、それはイベントを詰め込むためだった。

まず17時からDJ主導の応援練習が始まり17時半からオフィシャルサポーターの歌披露と台本通りの台詞喋りがあって、ようやく選手入場、国歌演奏、そして公式練習後に試合開始。ここまで興行色が強いと笑っちゃいますね。正直言って国歌演奏の前までバレーの国際試合に来ている事を忘れ、何かのイベント会場に来たような感覚になりましたよ(苦笑) ここまでしないと会場を満員にできないだろうし、アイドル目当てで来る客の動員も当てにして運営してるんでしょうけどハッキリ言って鬱陶しい。純粋にバレーが見たいなと思いました。

肝心の試合ですが日本も健闘しました。まさか1セット取るとは予想外。第3セットの中盤まで良い流れだったのが、相手のサーブに崩されたのと自らのミスで相手に流れを持っていかれたのが残念、惜しい試合でした。でも試合後はまるで勝利したような雰囲気。客席のフラッシュとキャーキャー声は凄いし(越川はまるでアイドルかと錯覚した、サッカー代表戦でのツネ様へのキャー声もヒドかったが、これも同じ位のレベル)選手は堂々と手を振りながら声援に応えていた。これは感覚の違いでしょうけど、誰か一人ぐらい悔しそうに肩を落とす選手は居ないのかと。遠めだからハッキリわかりませんでしたが、そういう気持ちを見せる選手は見当たらなかった。やるだけやったという充実感なのでしょう、それはそれで良いと思いますが。

日本×ロシアの後はブラジル×ポーランドの決勝。日本目当ての人はある程度帰り、残った観客と両国サポーターの声援、特にブラジルサポの熱狂的なサンバは、これぞ国際試合の決勝という感じの雰囲気で場内の熱気は最高。バレーを楽しむ環境でした。

試合はブラジルの強さが光りました。素人目に見ても格の違いがよくわかる。ブラジルのバレーで印象に残った点は二つあって、一つ目は基礎がしっかり出来ていること。サーブレシーブやトスといった当たり前のプレーを当たり前に正確にこなしていた。二つ目は修正力。レシーブやトスが少し乱れてもボールを受けた人がそれをカバーしてスパイクを打つ時には帳尻合わせしているのが見事だと感じた。サッカーと同じでスピードと躍動感があり、強いだけでなく魅せて勝つのがブラジルでした。ブラジルの試合まで見てこそ、入場料の元を取れたと言えるものです。ゲームだけ取り上げたらバレーは面白かったので、1・2月のオフシーズンはVリーグに行ってみようと思います。

世界バレー 日本×中国@さいたまSA

2006-11-20 | スポーツ
浦和美園から新都心に移動し17時半頃に会場に到着。バレーは客層が若い、それと女子が多い。これをまず感じました。チアスティックは入口で配っていると思っていたんですが、どうやら世界バレーの場合は売店で購入するらしい。過去の傾向から言って日米野球なども無料で配布していたので、チアスティックを買う感覚が意外でした。もっとも自分はあの耳障りな音が嫌いなので購入すらしませんでしたけど。

試合はフルセットまでもつれ込む熱戦で面白かったです。3セットで終っても5セットまで突入しても同じチケット代という事を考えると、フルセット見られて充分に元が取れた気持ちになれました。

現場で観ると色々な視点で試合を見れるのでやっぱり良いものです。色々と発見もあって、例えば野球と一緒でサーブを打つ選手によって微妙にポジションをズラしていたり、セッターがトスをいかに散らせるかによって、ブロックを外して楽にスパイクが打てたりなど、セッターのアシスト役としての役割を観察するのが楽しかったです。あと得点を取った時の植田監督のリアクションをチェックするのも密かに楽しかったり(笑)

アリーナ内は人の多さも手伝って熱気がありました。声援の多さはゴッツと越川に対するそれが圧倒的に大きかった辺りに、メディアの宣伝効果を垣間見ました。そのメディアですけど、アリーナのド真ん中の一番良席になりそうな場所を、まるまる放送席で潰し、向こう正面側の中央はいわゆるタレント席で潰しているあたりに、テレビ中心の試合、興行的な匂いを感じ取りました。個人的にはサッカーの代表戦よりも興行色の色濃さを感じました。ただ現場だと五月蠅い絶叫系の実況は聞かなくて済むし、点が入ったときにカメラに映るうっとうしいタレントを見なくていいので、試合に没頭し集中できるのが良い点です。だからやっぱり現場観戦が一番だなと、そう思った初めてのバレーでした。