チョンテセに迫るドキュメンタリー映画『TESE』を渋谷で観賞してきた。
テセのバックボーンやその他様々な要素をつなぎ合わせて作られた映画だけに、サッカーの要素が無くても充分に見るべきところがあり楽しめる作品だった。色々と考えさせる部分、答えが出ない部分、などなど、観ていて頭を使った。
この作品を見るまで、一番気になっていたのはどうしてテセが韓国でも帰化でもなく北朝鮮代表の道を選んだのかという事。それに対する明確な答えは出なかったが作品を見ての感想としては、母系の系譜が大きく影響を与えているんだろうという事。詳細は割愛するが行きつく先はそこだった。
またテセにとっての、日本・北朝鮮の存在、どういう眼差しでそれらを見つめ、どういう位置づけをしているのかは分かった気がする。李忠成に対する意見も聞けて興味深かった。
それ以外では『祖国と母国とフットボール』を読了した際に取り上げられていた南北決戦後にテセが憮然としていたというエピソードの実際の映像が見られたのは見応えがあった。
あまり詳しくは書かない事にしておくが、それを差し引いてもざっとこれだけ感想が出てくるので観るべき価値はあると思う。サッカーを愛する者として知っておいて損のない内容であった。
テセのバックボーンやその他様々な要素をつなぎ合わせて作られた映画だけに、サッカーの要素が無くても充分に見るべきところがあり楽しめる作品だった。色々と考えさせる部分、答えが出ない部分、などなど、観ていて頭を使った。
この作品を見るまで、一番気になっていたのはどうしてテセが韓国でも帰化でもなく北朝鮮代表の道を選んだのかという事。それに対する明確な答えは出なかったが作品を見ての感想としては、母系の系譜が大きく影響を与えているんだろうという事。詳細は割愛するが行きつく先はそこだった。
またテセにとっての、日本・北朝鮮の存在、どういう眼差しでそれらを見つめ、どういう位置づけをしているのかは分かった気がする。李忠成に対する意見も聞けて興味深かった。
それ以外では『祖国と母国とフットボール』を読了した際に取り上げられていた南北決戦後にテセが憮然としていたというエピソードの実際の映像が見られたのは見応えがあった。
あまり詳しくは書かない事にしておくが、それを差し引いてもざっとこれだけ感想が出てくるので観るべき価値はあると思う。サッカーを愛する者として知っておいて損のない内容であった。