Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

欧州行きたければ行ったらいいさ

2006-08-29 | 鹿島アントラーズ
小笠原満男選手の期限付き移籍について (鹿島公式)

正式に決まりました。特に残念だとか頑張れという気持ちも湧いてこないんですが、ひとまず行ってらっしゃい。そして帰ってくるなよ。(これは勿論良い意味でですよ。ヤナギがサンプ移籍した時も同じ事を思っていました。ただし元5番だけは本気で帰ってくるなと未だに思っていますが・・・) 今まで散々移籍志願していてようやく念願かなったんだから、本人は嬉しいんでしょう。それがいわくつきのメッシーナであっても・・・。この日が来るのはずっと前から分っていた事。覚悟も出来ていたから別に今更騒ぐ事もないです。個人的にも小笠原は好きな選手だけど移籍にあたってあまり感情の高ぶりはないです。もっともそれがあれば鹿島ラストと分っていた広島戦を蹴ってまであえて山形まで行かないですし。

さてチームとしては絶対的な司令塔が居なくなるわけで、大いなる戦力ダウンになるわけですが、それでも別に戦力面以外でマイナスを感じない。確かにここ数年の鹿島は小笠原への依存度が高すぎました。だからこそ逆に考えれば今はチームが新たな方向へと向かうチャンス。そして今まで出番の無かった若手にとっては出場機会が巡ってくる可能性が高まるわけです。チームは大きな柱を失いましたが、これを機に新生鹿島へと生まれ変わればいいなと、そんな期待感の方が今は大きいです。

J2第36節 モンテディオ山形×ベガルタ仙台

2006-08-28 | ベガルタ仙台
バックスタンドの中央を境にして、青と黄色に二分されるベスパでの東北ダービー。この光景を一度目にしておきたくて、今回山形まで行きました。行ってみて実際にその光景を生で見ると確かに凄い。ベスパはバックスタンドの中央が平塚競技場のように席が無くそこで分断されているから、見事にカラーが二分されていました。『ベスパに2万人』の動員作戦も手伝ってか観客も沢山入っていましたが、その割には公式発表では13000人だったので、それを聞いた時はちょっと拍子抜けしました。

スタジアムへのアクセスを検討していると、どうもシャトルバスは渋滞に巻き込まれる可能性が高そうだったので、天童の一つ手前の高擶駅から歩いていく事にしました。無人駅からの徒歩だったので不安も抱えつつ歩きましたが、ここからベスパまでの道は武蔵小杉→等々力と似ていて、碁盤の目のように縦・横の道が充実していたので行く方角さえ間違えなければ辿り着くようになっていました。おかげで25分程の徒歩で無事到着。着いてからは、ジュニアの試合をのんびり観つつ名産の玉こんにゃくを食す。出汁の味が効いていて美味かったです。

そうこうしているうちに試合が近づいてきて山形サポのコレオグラフィー開始。最初は白からでゴール裏が『Over the Rainbow』を歌うものだから、一瞬ここはマリンスタジアムのライトスタンドかと余計な事も考えていたんですが(笑)このコレオは純粋に綺麗だった。白から青に変わるタイミングがもっとスムーズに早く決まっていればもっと美しかったんでしょうけど、J2でもこんな光景が見られるんだと思ったらちょっとシビれました。というわけで試合前までは楽しかったんですが、この後が・・・。

試合内容に関しては酷いものでした。ハッキリ言って今年観戦したプロの試合の中で最低のゲーム。こんなつまらない試合にはそう出くわす事はないでしょう。まず仙台の情けない事。それで本当に昇格する気あるの?というデキ。まず動き出す・走るという行為がまるで見られない。立ち上がりから山形に押し込まれ続け、ゴールの予感は全くしません。走らず・シュート打たず・仕掛けずの状態。そして先制を許すと、引いて守りスペースを消す山形の前に何も出来ず。ショートパスで崩せないと見るや、意図の感じられないロングパスを闇雲に放り込むだけ。それが90分続きました。当然の事ながら1点は遠く。守備陣もイージーミスや連携ミスを繰り返し、ルーズボールをお見合いしたり、二人で突っ込んで衝突しそうになったりとお粗末でした。後半開始前にゴール裏から掲げられた『闘志無き者は去れ』の弾幕と、試合後の大ブーイングが全てを象徴していました。対する山形はというと、仙台にだけは負けられない意地と気迫は本当に伝わってきました。しかしそれ以外に何があったかと言えば特に見るべき所は無し。勝つ気のない仙台から勝利をプレゼントしてもらったという内容。だから試合自体は本当に残念なものでした。

帰りも高擶まで徒歩。行きと違う道を利用したら街頭がまるでない真っ暗な中を突き進んでしまったので、果たして駅に辿り着くのか不安になりましたが無事に到着。そこから山形行の上り最終で山形へ出て、宿泊先のホテルへと帰還。沢山お客さんが入っていましたが、徒歩で混雑と渋滞を避け、電車も空いていたので快適に帰れました。試合以外は有意義に過ごせた山形での一日でした。

東北から戻りました

2006-08-27 | 紀行
ひとしきり山形市内を回った後、仙山線で仙台に出てから新幹線で帰還しました。気が向いたらフルスタに寄ってから帰ろうかとも思いましたけど、疲労困憊につきあっさりキャンセル。ただこの時期に北へ行くと涼しくて良かったです。そんなわけでなかなか楽しい旅でした。

北へ

2006-08-26 | 紀行
東北へ旅行に来ました。今日は山形へ。こちらは関東と違って、暑さがしつこくなく、過ごしやすくて快適です。

夜はベスパにてみちのくダービー観戦。J1クラスでした、サポーターの雰囲気だけは(苦笑) 試合内容は『全国地域リーグの東北大会』ですか!?という感じの内容(笑) 以下略・・・

必死さが裏目に(笑)

2006-08-25 | 時事ネタ
最近の自分の投稿を見てみると圧倒的にサッカー関連とたまにその他スポーツの話題中心になっている。夏場なので試合は多いし、それだけ現場に足を運んでるわけですが、明日も当然の如く現場ですし。(カシマには行かないんですが・・)

そんな感じなのでたまには閑話休題というわけで、面白そうなネタを拾ってみました。

ゆうこりん粗暴スタッフ乱入で会見中止(スポニチ)

千葉県某所のコリン星なる所から来た小倉優子の熱愛報道ってだけでも、格好のネタ記事になるけど、それより笑えるのは「濱口さん」の一言が出た瞬間に強引に会見終了させた必死すぎるスタッフ達(笑) 君達どれだけ必死なんだい。その姿勢が逆に真実である事を裏付けてしまうというのに・・・。どうせゆうこりんというキャラクター自体がWWEのスーパースターと同じでストーリー内で演じているキャラなんだから、ここは軽~く受け流すくらいの対応でよいかと思いますが、周囲を取り囲む大人たちは怖いですね(苦笑)

J2第35節 東京ヴェルディ×柏レイソル

2006-08-22 | Jリーグ
気がつけば、今月だけで5回目の国立です。都心の真ん中にあるこのスタジアムは、平日に行く場所としては非常に便利で有り難いです。

試合は要所を抑えた戦い方を見せたヴェルディが、首位の柏から勝利を収めました。スコアほどの力差はありませんでしたが、それでも同じような感想を抱いた6/10の日立台と全く逆のスコアになるところに、サッカーの面白さを改めて感じました。

ヴェルディの勝因は、まず守備から入るサッカーをやろうとして、それがうまくいったこと。柏のブラジル人を徹底的にマークする事で、攻撃の基点を作らせなかった。そして奪ったボールを素早く前線に出してカウンターに移行する戦術がハマりました。得点も基本的に速攻から取ったものばかりでしたから。柏対策としては間違いのない戦術を練ってきました。こういった形の『J2仕様』のサッカーを展開する事は、ラモスの本意とは違うのかもしれないけれど、結果を追い求めるならば、プライドをかなぐり捨ててでも、この戦術を続けるべきでしょう。

対する柏は疲労が溜まっているのか、全体的に動きが鈍くプレーに精彩を欠く選手が目立ち、運動量は少なかったです。北嶋・鈴木を投入した後は攻撃にリズムが生まれ、良い時間帯が訪れましたが、そこで立て続けに得点できないのが響きました。岡山も元気が無いように感じました。気持ちの面でもこの試合においてはヴェルディに負けていたように思います。ただそんな負け方をしても、試合後のゴール裏への挨拶で、スタンドの手前のギリギリの所まで駆けつけるところに、サポーターとの絆や一体感のようなものが伝わりました。ここまで一つになっているチームならば、J1復帰への道はきっと切り開けるはず、そう感じた火曜夜の国立でした。

JFL 佐川東京×Honda FC

2006-08-21 | フットボール全般
西ヶ丘へ行ってきました。大観衆のカシマに行った翌日の人の少ない西ヶ丘は、静かで落ち着いた雰囲気の中で観戦できて、これもまた楽しかったです。

試合は首位のHondaと3位の佐川の対戦だけあって一進一退の熱戦が展開されました。攻める回数が多かったのはHondaでしたが先制したのは佐川東京。しかし後半にHondaが追い付き、結局ドロー。最後までどちらも意地を見せた好ゲームとなりました。

西ヶ丘はピッチが近くて臨場感抜群。そのため選手の声もよく聞こえてきました。特に後半、Hondaが追い付いた直後に佐川の誰か(どの選手かまでは把握できなかった)が
『まだ終ってないんだ。下向くな』と言っていたのが印象に残りました。これもサッカー専用スタジアムならではの醍醐味です。

この試合は当日券を購入して観戦したのですが、当日券を買うと次回から利用可能な招待券をプレゼントくれる有り難いキャンペーンをやっていたので、帰りにチケットを貰えました。せっかくのチケットなので、また機会があれば観戦に行こうと思いました。

J1第18節 鹿島アントラーズ×浦和レッズ

2006-08-20 | 鹿島アントラーズ
タイムアップの笛が鳴った後は、かなりガクッときてしばらく棒立ちでピッチを見つめていました。それはこの試合が勝てる試合だったのに、それを自ら逃がしてしまったから。だからその事が残念でした。選手の挨拶も上の空で見ていました。しかしせめて整列して一礼くらいして欲しいものです。深井以外でスタンドに最敬礼しているのがルーキーの篤人だけという状態は如何なものか。他の選手はそれを見て何か感じないのだろうか。ボーっとしながら見ていましたけど、それだけは強く感じました。

2-0までに至る展開は最高でした。浦和の猛攻を凌ぎながらチャンスをうかがい、ワンチャンスをモノにして先制。追加点もいい時間帯に取れました。しかもようやく決めたヤナギのゴール。ここまでは申し分のない流れでした。しかし2点差がついて気が緩んだのか、そこで一瞬のエアポケットのような状態が感じられました。案の定、そこで小野にやられてしまいました。

ただ1点差にされてからの、浦和の波状攻撃が危険なものだったかと言われれば決してそうではなかった。だから落ち着いて試合を進めれば逃げ切れる試合でした。闘莉王を前線に上げたパワープレーも普段よりは怖さを感じなかったですし、そこまでゴール前で危ないシュートも打たれなかった。相手にとっての中途半端な位置でボール奪取に成功できていたのもよかった。そして何より代表勢が連戦による疲労でそこまで機能しておらず、組織的な攻めは見られなかった。だから追い付かれる展開ではありませんでした。

しかし疲労という視点で見ればこちらもかなり体力を消耗していました。だからベンチワークが大事になってくるのですが、普段は大胆かつ的確な采配を見せるアウトゥオリ監督が、この試合だけは交代で後手を踏んで最後にシッペ返しを食らいました。具体的には交代の対象はファビオ。後半途中からは完全に足が止まり、ボールを持っても下手な演技でシミュレーションを取られるだけの見苦しい状態でした。それでもファビオをあの時間帯まで使い続ける理由が分りません。そこで野沢に交代すればボールを落ち着かせる事が出来るわけですし、深井を使えば前掛かりになった相手のウラを狙って、1回は決定機を生み出す事ができたかもしれません。今季はセレーゾ時代とは違って、リードしていても守りに入らず深井を投入してダメ押し点を取る勝ちパターンができていましたし、現に深井は今季、ロスタイムにゴールする事が多い。それは分っていたはずなのに、ベンチが動かなかった。その結果として勝ち点2を失うという高い代償を払わされることになりました。

雨の埼スタで0-4で負けたときは、全く悔しくなかったけれど、今回のドローはかなり悔しかった。冷静になってからその理由をちょっと分析してみると、チームはまずまず戦えていたし、勝てる手応えをつかめるまでのレベルまで達してきたなと感じました。だから勝ちたかったのだと。そう考えると徐々にチームは進歩していてそれは良い事なのだ。と最後は無理矢理ポジティブに試合を振り返ることにしました。

明日は久々の『完売』か

2006-08-18 | 鹿島アントラーズ
明日はホームでの浦和戦。最近は閑散としているカシマスタジアムが満員になる模様。何せ普段の2倍以上お客さんが集まる見込みなんですから、改めて浦和戦はドル箱カードだなあと思います。まだまだリーグ戦は先も長いことだし、ここが山場だとは思いませんが、それでも否が応でも燃える一戦である事は確かです。今から勝敗を考えても仕方ないのですが、ホームゲームなんだから5月の埼スタのような無様な試合だけはして欲しくない。それだけは絶対に嫌だ。

アジア=J2?

2006-08-17 | フットボール全般
改めてイエメン戦を振り返ってみると苦しい試合でした。新聞やニュースでの報道もやや手厳しいものでしたね。引いた相手に対し、あれだけ動かずにボールを待つばかりの攻めを繰り返していたら、そりゃあ点は取れませんよ。

アジアのそんなに強くない相手をホームに迎える時は、たいてい昨日みたいな試合になるのは前から変わりません。昨日のイエメンなんて、まるで昇格争いをしているチームのホームに乗り込むJ2の中位から下位のチームのようでした。試合内容的には仙台×水戸や数年前の川崎×山形のようです。このように日本にも水戸などのような専守防衛をウリとするチームがあるわけですから、そこから学ぶものもある気がするんですけど。一度、ユアスタや日立台での水戸や草津の試合を視察したらいいと思いますよ。

昨日はFWでは寿人が投入されてすぐ点を取りました。やっぱりゴール前での嗅覚は素晴しい。いいセンスを持ってます。体系は小柄でも相手DF陣に負けない力は、日本人らしさを本当に体感させてくれます。実際に寿人の場合は、背の高いディフェンスを相手にしても、全く問題なく点を取りますから。それは背の高さが自慢の川崎ディフェンス陣が、昔から寿人に面白いように点を取られるのを見てきたからよくわかります。

格下なんて概念は存在しない

2006-08-16 | フットボール全般
アジアカップ予選のイエメン戦は大変苦戦した一戦でした。内容的に見ればこんなものだろうという感じです。引いた相手を崩すのはある意味で一番キツい。早めに先制できれば楽になりますが、そうならないと苦しいものです。ひとまず点を取って勝てたので、最低限の成果は残せたといえるでしょう。監督が変わったからといって、チームが劇的に変化するものでもない。これからじっくりと鍛え上げていき、オシム色の日本代表が見えてくると思います。だから今はコツコツと積み上げる事が大切です。

雨降らなくて良かった@マリン

2006-08-15 | 野球
千葉ロッテ 1-3 オリックス

約1ヵ月ぶりに千葉マリンに行ってきました。平日なので、例によって19時過ぎからの途中観戦だったんですが、試合は投手戦の為、進行が速い。席に着いたときにちょうどオリックスが先制しましたが、その時点で既に5回。その後も久保・デイビーの両先発が崩れる事無くスイスイ投げ、試合もトントン拍子に進む。結局、9回に勝ち越したオリックスがそのまま逃げ切りました。

途中から来て、その上試合が早く進んだので、あっという間のゲームでした。食糧確保もままならぬうちにゲームセットとなったので、何となく慌ただしい観戦でした。

西武 5-2 東北楽天

2006-08-13 | 野球
西武ライオンズ×東北楽天ゴールデンイーグルス@インボイスSEIBUドームへと行きました。

試合はライオンズが逆転勝利。ヒット数は両チーム共にさほど差は無かったものの、足を絡めた細かな野球と相手のミスを確実に得点につなげる効率的な攻撃がライオンズの勝利を呼び込みました。それとライオンズがよく走りました。5盗塁位して全部成功しましたし、それを確実に点に結び付ける辺りが、やはり勝ち切れるチームだと感じます。

西武の週末ナイターは17時開始なので、早く終わって早く帰れるので結構ありがたいです。試合自体も最後まであまりダラダラした展開にならず、ピタっと3時間で終わったので無駄な疲れも感じず、スッキリした気分で帰宅の途につく事ができました。

とりあえず白星発進 【日本×トリニダード・トバゴ】

2006-08-11 | フットボール全般
内容的には良い部分も少しはあり、今後の課題となる部分もあり、スタートとなる試合にしてはまずまずのデキだったと思います。個人的に良かったと思ったのが、闘莉王と鈴木啓太。特に鈴木啓太の危険察知能力は秀逸でした。あれだけ守れる選手がセンターラインに揃って並んでいるのだから、浦和の失点数が少ないのも納得です。攻撃に関してはまだまだ連携不足という感は否めなかったし、正直あまり見るべきところは少なかったです。

どうしても試合中は我那覇中心に試合を追いかけてしまっていたんですが、その我那覇は普通のプレーぶりでした。可も不可もなくといったところでしょうか。当日もちょっと書きましたが、全体的に見ていつもの我那覇。体を張って無難にポストプレーをこなすところも、シュートが少ないのも(苦笑)、途中交代するのも(苦笑)いつも通り。先制点のきっかけとなるファールを獲得したのと、得意の右45度から一本シュートを打った2つのプレーは良かったと思いましたが、トータルで見ればこんなものでしょう。

改めて代表戦は興行だと感じました。まず第一に対戦相手。トリニダード・トバゴはW杯出場国という箔をつけて価値を見せましたが、相手は消化試合の雰囲気丸出し。結局は確実に勝てる相手をチョイスしたにすぎません。だから勝って当然の試合でした。それと第二に試合終了後の対応。センターサークルで整列しての挨拶は無く、終了と同時にこの日のキャプテン川口はそそくさとキリンの表彰へ向かいました。生中継の兼ね合いがあったのかなと感じたので、翌日TV中継を見ていた人に聞いてみたら、やっぱり試合終了時に、放送終了時間が迫っていたようですね。この辺もスポンサー様重視である事の一面や、客席よりもTVを優先する姿勢が感じられ、純粋なサッカーの試合ではない印象を強く残しました。日本代表は監督が代わり、メンバーも新しくなりましたが、結局は亀田と一緒で利権を生むビジネスの扱いになっている状況はまだ変わらないようです。

スタンドも相変わらずの典型的な代表戦の雰囲気でした。オシムの初戦という事で、ジーコ時代よりは少しは期待して、心躍らせて国立に行った訳ですが、今回選ばれたメンバーをほとんど知らないニワカ丸出しの人とか、雨が降ってきたら平気で傘を差す人達など、スタンドの雰囲気にはやっぱりうんざりしました。 「代表のチケット購入にはJリーグを○回以上観戦」みたいなハードルがあればいいのに、なんて事を思ったりもしました。中村直志投入時の声援の低さも象徴的でした。普段からJを見ていれば「名古屋の中村」は当然のように知っているわけなんですけど、代表は客層が違うから、そうはいかないようです。それとハーフタイムのトイレが男子よりも女子に行列が出来ているのを見て、なんとも代表戦らしいなと感じました。

スタンドからは川淵会長に対する抗議の弾幕が出されていたり、試合後にはデモ行進が行われたりしていましたが、そういったメッセージがサッカー協会に響いていってほしいなと切に願います。日本代表は利益優先のアイドル集団ではないのだから。