【5/26 キリンチューハイ 氷結 Presents Perfume 3rd Tour 「JPN」打ち上げ公演!海パーン!!!@宜野湾海浜公園屋外劇場】
こんなに熱い公演、洗練された客達、テンションMAXを振り切った演者、まさに打ち上げの名に相応しい素晴らしいLIVEだった。予兆は開演前の影アナからあった。まさかのコールアンドレスポンスに始まった(笑)
本公演と全く違う内容と事前に聞いてはいたが、あそこまで変えてくれるとは。アリーナツアーだと中盤に静かな曲を続ける箇所があったけど、今回は野外らしくフェス仕様とでも言うべき攻めのセトリで息つく間がなかった。まだまだ明るい南国の17時半過ぎにGLITTERの爆音が鳴り響いた瞬間から本公演とは違う飾り気なしの無機質ながら熱いライブが始まった。1月のSSA公演後、ロッキンの兵庫氏が「すべて含めた総合エンターテインメントとして素晴らしい」が、そういう強力な演出力が「ないならないでかまわない」と仰ったがそれをまさに体現してのけたのが、この打ち上げ公演だった。
PSPSとPerfumeはイントロだけで歓喜の頂点だった。やっぱりぐるぐるゆーってやりたかったんですよ。それ無しで満足してた部分はあったけど、欲しかったんだな。PSPSはイントロの瞬間に観客皆が腕を高く掲げたのを見たあ~ちゃんが「昔の曲なのに・・」と声を詰まらせたのが印象的だったな。セラガの指3本はいつ以来だっただろうか。本当に久々だった気がする。
今回のお席は芝生。それも整理番号はかなり後ろの方。クロークやトイレを済ましてスタンバイしたのは定刻一分前だった。その時間だと端っこの上しか空いてなかったのだが、スペースがあって逆に良かった。それに自分もそうだがその周囲に集まってきたファンも広いスペースで踊りまくりたい意思を持ってその場所を選択していたので、その一角が猛烈にアツいエリアになった。
普段と比べるとMCの時間が短かった感じだが、最後のMCは最後だけあって長め。愛媛は全員発熱だとか、例のネクストステップに関しては色々と大変な事もあったと、約半年を振り返る。この日は初夏の陽気の沖縄だが始まりは真冬の神戸だった。随分と時が経ったように感じられる。
全部の曲が終了し、いつもの挨拶が終わると場内暗転。まだまだ明るいうちからスタートしたが気がつけば夜になり真っ暗になった。すると客席後方から花火が。それはどこかのミニ花火大会かと思わせるほどの大量モノ。いつまでたっても終わらない花火。気付けばステージ上は全員座りこんで眺めていた。あれだけ打ち上げれば予算も逼迫するだろうに、裏ではスタッフが頑張ってる3人を喜ばすために多少無理してでも大量な花火を上げたんだろうか、などと想像すると愛に包まれた空間に温かな気持ちになる。客席後ろに打ち上げたのはそこが海だからだろうが、あれを3人に見せたいスタッフの気持ちの表れだろう。ピースフルな多幸空間である。最高の大団円になった。本当にありがとう。